子どもと一緒に楽しむ!季節の手作りおやつレシピ集~秋~
秋はおいしい季節!家族で手作りおやつを楽しもう
秋は実りの季節。
さつまいも、栗、かぼちゃ、りんご……色とりどりの食材がスーパーに並ぶこの季節は、食育の大チャンスでもあります。
子どもと一緒に季節を感じながら手作りおやつを楽しめば、きっと素敵な思い出になります。
忙しい日々の中でも、季節を感じられる手作りおやつは、親子にとって特別な時間になることでしょう。
今回は「秋」をテーマに、小さな子どもと一緒に楽しめる、秋にぴったりの簡単手作りおやつをご紹介します!
「食べる秋」から「作る秋」へ!旬の食材は学びのチャンス
ちょうど、昨年の今ごろの出来事です。
ある日、娘が「今日の給食、さつまいもごはんだった!」とうれしそうに話してくれました。
それを聞いた息子は「ぼくも、さつまいも、だーい好き!食べたい!」
それをきっかけに、「今日のおやつ、さつまいもにしようか?」と話が盛り上がり、親子でスイートポテト作りが始まりました。
子どもが素材に興味を持つ瞬間は、「食べる」から「作る」への扉が開いたサインです。
旬の食材を使うことで、食に対する理解や好奇心も育っていきます。
五感をフルに使うおやつ作りは「一緒に作る」が子どもの心を育てる
手作りおやつには、五感を刺激する要素がたくさんあります。
・目で「色」を感じる(黄金色のさつまいも、鮮やかなかぼちゃ)
・手で「触感」を楽しむ(つぶす・こねる・まるめる)
・鼻で「香り」に気づく(バターがじんわり香る瞬間)
・耳で「音」を聞く(揚げる音、オーブンの「チーン」)
・舌で「味わう」
こうした体験は、子どもの食への感性を育てる上でもとても大切だと感じています。
また、「一緒に楽しむこと」は、何よりの栄養。おやつ作りは、親子の時間そのものでもあります。
上手にできなくても、こぼしても、焦がしても大丈夫。大切なのは「一緒に楽しむ時間」と「達成感」だと、わが子たちを見ていて実感します。
「ママと作ったケーキ、世界でいちばんおいしいよ。」
一緒に作った思い出が加わった特別な味になったのだと思います。
秋のおやつ10選:子どもと一緒に作れるほっこりレシピ
ほっくりやさしい甘さのスイートポテト
おすすめ年齢:3歳頃〜(混ぜる・丸める作業が中心)
秋の定番おやつといえば、スイートポテト。
バターや砂糖を控えめにして、素材の甘さを生かせば、小さなお子さんにも安心です。
わが家でも、姉弟揃って小さな手でコロコロ。「おだんごみたい」と楽しく参加してくれました。
皮は取ってもよいですが、半量は一緒に混ぜて、皮つきのまま作るのもおすすめです。
材料(約6個分)
さつまいも:中1本(約250g)
牛乳:大さじ2
きび砂糖(または砂糖):大さじ1〜2
バター:10g
卵黄(仕上げ用):少量
作り方
さつまいもは皮をむいて輪切りにし、やわらかくゆでる(レンジ加熱でも可)。
熱いうちにつぶし、バター・砂糖・牛乳を加えてよく混ぜる。
触れる温度になったら、子どもと一緒に丸めて形を作る。
表面に卵黄を塗り、オーブントースターで軽く焼き色がつくまで焼く(約5〜10分)。
かぼちゃのもちもちドーナツ
おすすめ年齢:4歳頃〜(こねる・丸めるなどのお手伝い)
かぼちゃを使ったドーナツ。
ホットケーキミックスで簡単に作れますが、もちもち食感にするために白玉粉を加えるのがポイントです。
仕上げにシナモンシュガーをふりかけると、秋らしさが増します。
材料(約10個分)
かぼちゃ(皮・種を除く):100g
ホットケーキミックス:100g
白玉粉:100g
牛乳:120ml
きび砂糖:大さじ1
揚げ油:適量(またはフライパンで少量焼きでも可)
作り方
かぼちゃを柔らかく加熱してつぶす(蒸すかレンジで可)。
白玉粉に牛乳を少しずつ加えてよく練り、ホットケーキミックス・砂糖・かぼちゃを合わせる。生地がやわらかければ粉(分量外・薄力粉少量)で調整する。
ひと口大に丸める。
160〜170℃の油で揚げる(焦げやすいので低温でじっくり)。少なめの油でフライパンで揚げ焼きでも可。
揚がったら油を切り、好みでシナモンシュガーをまぶす。
香り広がるりんごのしっとりケーキ
おすすめ年齢:6歳頃〜(混ぜる・型に流す・切る)
りんごが美味しい季節。焼き菓子にすることで甘みがぎゅっと濃縮され、子どもにも大人にも人気のおやつになります。
バターではなくサラダ油を使うことで、翌日もしっとり。
材料(パウンド型1本分)
りんご:1個
薄力粉:100g
ベーキングパウダー:小さじ1
きび砂糖:50g
卵:1個
牛乳:50ml
サラダ油:50g
シナモン(お好みで):少々
作り方
薄切りにしたりんごに砂糖少々をまぶし、フライパンで軽く炒めておく。
ボウルで卵、砂糖、牛乳、油をよく混ぜる。
粉類をふるい入れてさらに混ぜ、生地を型に流し込む。
生地の上にりんごを並べる。
180℃に予熱したオーブンで約30分焼く。竹串を刺して生地がついてこなければ焼き上がり。
栗とナッツのグラノーラバー
おすすめ年齢:6歳頃〜(混ぜる・押し固める・切る)
栗やナッツを使った、噛み応えのあるグラノーラバー。
栗は鉄分やビタミンCも含んでおり、「木の実って体にいいんだね」と話すきっかけにもなります。
休日のおやつや行楽のお供にぴったりです。
材料(15cm角の型1枚分)
オートミール:100g
ゆで栗(皮をむいたもの):80g
ナッツ(くるみ・アーモンドなど):40g
はちみつ:大さじ2
きび砂糖:大さじ1
サラダ油:大さじ1
シナモン・塩:各少々
作り方
栗を粗くつぶし、ナッツを刻む。
ボウルでオートミール・栗・ナッツ・はちみつ・砂糖・油・シナモン・塩をよく混ぜる。必要なら少量の湯でまとめやすくする。
クッキングシートを敷いた型に敷き詰め、しっかり押し固める。
170℃のオーブンで約20分焼き、冷めてから切り分ける。
りんごとさつまいものスティックパイ
おすすめ年齢:5歳頃〜(包む・切る・塗る)
冷凍パイシートを使えば、簡単なのに本格的な見た目に。「さくっ!」という食感も五感を刺激してくれます。
秋の味覚を包み込んだ、手づかみOKのおやつです。
材料(8本分)
冷凍パイシート:2枚
りんご・さつまいも(小さく切って甘煮にしたもの):合わせて約150g
卵黄:1個(表面に塗る用)
作り方
パイシートをパッケージの指示どおり解凍し、半分に切る。
りんごとさつまいもを中央にのせて包み、スティック状に成形する(端をしっかり閉じる)。
表面に卵黄を塗る。
200℃に予熱したオーブンで約15〜20分、表面に焼き色がつくまで焼く。
ほくほく焼きいも
おすすめ年齢:2歳頃〜(見て待つ・触る)
さつまいもを丸ごと焼くだけの、シンプルでほっくり甘いおやつ。
オーブンの中で焼ける香りが部屋中に広がり、子どももワクワクしながら待てます。
材料(人数分適量)
さつまいも:食べたい量
作り方
さつまいもをよく洗い、濡れたままアルミホイルで包む。
オーブン170℃で約1時間焼く(大きさにより調整する)。
竹串がスッと通ったら完成。
りんごのコンポート
おすすめ年齢:3歳頃〜(混ぜる・見る・トッピング)
鍋で煮るだけの簡単りんごおやつ。
冷やしても美味しく、ヨーグルトやアイスにトッピングしても楽しめます。
材料(2〜3人分)
りんご:2個
砂糖:大さじ2
レモン汁:小さじ1
作り方
りんごの皮をむいて薄切りにする。
鍋にりんご・砂糖・レモン汁を入れ、弱火でゆっくり煮る。
りんごが柔らかくなったら火を止める。
かぼちゃのプリン
おすすめ年齢:3歳頃〜(混ぜる・流す・待つ)
かぼちゃを使った、なめらかでやさしい甘さのプリン。
裏ごしをしっかりすると滑らかに仕上がり、冷やすとよりおいしくなります。
材料(ココット4個分)
かぼちゃ:200g
牛乳:200ml
卵:2個
砂糖:大さじ3
作り方
かぼちゃを蒸して皮を取り、裏ごしする。
ボウルで牛乳・卵・砂糖を混ぜ、かぼちゃと合わせる。
耐熱容器に流し入れ、湯せんにして160℃のオーブンで約40分焼く。
粗熱を取り、冷蔵庫で冷やす。
栗の甘露煮
おすすめ年齢:4歳頃〜(剥く・煮る・待つ)
栗をじっくり煮た甘露煮。
甘さ控えめで自然な栗の風味が楽しめ、家族みんなで作ると楽しい時間になります。
材料(作りやすい分量)
栗(皮をむいたもの):300g
砂糖:150g
水:300ml
作り方
水に一晩浸けた栗を茹で、皮をむく。
鍋に水と砂糖を入れて溶かし、皮をむいた栗を入れて弱火でじっくり煮る。
煮汁が少なくなり、味がしみたら火を止める。
一晩置くとさらに味がしみる。
さつまいもドーナツ
おすすめ年齢:3歳頃〜(混ぜる・丸める)
さつまいもを使った、手で丸めて作るドーナツ。
形はいびつでも、手作りならではのほっこりした味わいです。
材料(約10個分)
さつまいも:200g
ホットケーキミックス:150g
卵:1個
牛乳:大さじ2
砂糖:適量(お好みで)
揚げ油:適量
作り方
さつまいもを蒸してつぶす。
ボウルにさつまいも・ホットケーキミックス・卵・牛乳を入れて混ぜる。
一口大に丸める。
170℃の油で揚げる。揚がったら砂糖をまぶす。
さらに秋を楽しむ!おやつアレンジアイデア
・りんごコンポートをアイスクリームにトッピングして贅沢パフェに
・栗の甘露煮とホットケーキミックスで簡単マロンケーキに
・かぼちゃプリンにホイップクリームをトッピングしてカフェ風に
・スイートポテトに焼きいもを使ってワンランク上の味に
・さつまいもドーナツにチョコペンで顔を描いてハロウィン仕様に
アレンジは自由自在。
子どものアイデアで新しいレシピが生まれるかもしれません。
秋の味覚で心と体を育てよう
秋は、食べ物だけでなく空気や景色までもが豊かに感じられる季節です。親子でゆったりとキッチンに立つ時間は、心にも栄養をくれるひとときになることでしょう。
手作りのおやつを通じて「食べることの楽しさ」や「素材の大切さ」、そして「親子の会話」が育まれれば、食育としても大成功。
旬の食材を知ること。
素材の香りや手触りを感じること。
家族と一緒に協力する楽しさを味わうこと。
そんな小さな体験の積み重ねが、子どもたちの「食べること」への興味を深めてくれます。
秋は、おいしい食材と楽しい行事がいっぱい。
「おいしいね!」と笑い合いながら、あたたかい思い出をたくさん作っていきたいですね。
みなさんも、ぜひ秋の味覚をたっぷり使った手作りおやつにチャレンジしてみてください。
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