日毎の文箱 ¦ いつもと違う選択の、その先で
とある方とのお話。
フォローさせていただいている
ちかこさんが、
インスタのストーリーで
「質問ありますか?」
と言葉をくださった日があった。
いつものわたしなら、
少し考えて、
文章を整えて、
送るまでに時間をかけることも多いのだけれど。
その日は不思議と、
迷いなく、
「最近、新しく始めたセルフケアなどありますか?」
と、言葉を送っていた。
すぐに返ってきたお返事は、
「いつもと違う選択をする」
ということ。
これまでと同じ選択だけじゃなく、
これまでしてこなかった選択をしてみる。
小さなことでも。
その言葉を読んだ瞬間、
わたしもそのまま、
深く考えすぎずに動いてみたくなった。
それは、
「電車で立って揺られていく」
ということ。
ほんとうに小さなこと。
でも、その時のわたしは、
「いま、すぐできる“いつもと違う”ってなんだろう」
そう考えた時、
真っ先にそれが浮かんだ。
そしたら、
見える景色が全然違った。
スマホを見ながら、
指をしゅーっと滑らせている人。
誰かと連絡をしているのか、
少しずつ表情がほころんでいく人。
隣同士で座る親子さんの、
小さな声で交わされる会話。
分厚い本を両手で持ちながら、
ゆっくりページをめくる人生の大先輩。
もっともっと、
たくさんの人と景色が流れていって。
スピードに合わせて、
ゆらゆら揺れる吊り革まで、
なんだか元気そうに見えてきて。
そんな時間をくれたのは、
ちかこさんが開いてくださった質問箱。
そして、
わたしの言葉を受け取って、
ちかこさんらしい答えで返してくださったこと。
いつものわたしなら、
電車ではラジオを聴いていたり、
早起きの日は、
うとうとしていたり。
そもそも、
空いていたらすぐ座っちゃう。
ふかふかの椅子、
だいすきだから。
でもその日は、
少し違う景色の中にいた。
嬉しさの余韻に包まれたまま、
お仕事までの2時間。
星が丘近くにプレオープンしていた
期間限定クレープ屋さんのブースへ向かった。
クレープ好きとしては、
「今日しかない!」
そんな気持ちになってしまって。
普段なら、
“頑張った日のご褒美”
としてしか選ばないような時間。
でもこの日は、
「せっかくだし」
と、そのまま足を運んでみた。
明日のオープンに向けて、
ガラスにロゴシートを貼る姿。
スタッフさん同士で、
オペレーションを確認し合う声。
お店が始まる直前の、
少しそわそわした空気。
そんな裏側に触れられたことも、
なんだか新鮮だった。
そして、
クリームたっぷりのクレープを食べていたら、
どうやら鼻にしっかりクリームが付いていたらしく。
お隣のテーブルの方が、
遠慮がちに、
「あっ、まだ付いてます…!」
と教えてくださって。
思わず、
ふたりで少し笑ってしまった。
いつもの選択を、
ほんの少し変えてみる。
それだけで、
出会える景色って、
こんなに増えるんだなあ。
そんなことを、
じんわり思った日だった。
▶︎ この日のきっかけをくださった、ちかこさんのInstagramはこちらから 🌷

