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コツシバ流FIRE計画|エンジニアが本気で試算したら見えた現実

FIREと聞くと、どこか遠い世界の話に思える。

一部の富裕層か、若くして起業を当てた人か。
少なくとも、普通に会社員をやっている自分には関係ない。

そう思っていた時期があった。


でも、エンジニアという職業で、夫婦で働いて、
ちゃんと計画を立てる。
それだけで、FIREは意外と射程に入ってくる。

今日はその試算を、自分の数字で正直に書いてみる。



まず、目標を決めた


私の目標はシンプルだ。

40歳になるまでの10年間で、
2,000万円を貯めること


なぜ2,000万かというと、
いわゆる老後2,000万円問題の数字をひとつの基準に置いたのと、
ここまで貯められれば「嫌な現場からいつでも降りられる」という精神的な余裕が手に入ると思ったからだ。

完全リタイアというより、
選択肢を増やすためのFIRE。
私が目指しているのはそっちに近い。


前提として、
我が家は夫婦での総年収が1,000万を超えている。

これは恵まれた条件だと自覚している。
でも、年収が高いことと、お金が貯まることは、
実はイコールではない。

計画がなければ、
収入が増えた分だけ生活も膨らむ。

だからこそ、仕組みで縛ることにした。



投資をしたかった理由


ただ貯金するだけでは、
2,000万への道のりは遠い。

お金を働かせる。
つまり『投資』をしたかった。

自分のお金を動かすことこそ、
FIREへの近道だと思ったからだ。


株、FX、不動産投資。
世の中には様々な投資がある。

ただ、私は性格柄、一攫千金を狙うタイプではない。
ハイリスクな賭けで資産を溶かすくらいなら、
地道に積み上げたい。

そういうわけで、ローリスク寄りの投資を探した。



行き着いたのは、株だった。

しかも『NISA』という制度を使えば、
運用益に税金がかからない。

通常なら利益に約20%課税されるところがゼロになるのだから、
使わない手はない。



NISAの枠をどう使うか


NISAは、
年間で最大360万円まで投資できる制度だ。
(つみたて投資枠120万+成長投資枠240万)

とはいえ、
いきなり満額を狙うのは現実的じゃない。

そこで私は、
『年間240万円を投資する』
という目標を立てた。

夫婦の年収は1,000万、
手取りでも700万くらいある。
そのうち240万を投資に回す。

数字だけ見ると大きいけれど、
計画さえ立てれば、なんてことはないと思った。

内訳はこうだ。
妻が年100万、私が年140万。
合わせて240万。



仕組み化する


ここからが肝心で、
私はまず『毎月いくら投資するか』を固定した。

意思の力に頼ると続かないからだ。

給料が入ったら、
決まった額が自動的に投資に向かうようにする。
残ったお金で生活する、という順番にした。

妻はボーナスがある会社なので、
ボーナス月にいくら上乗せするかも決めた。

毎月の固定額を少し抑えめにしておいて、
ボーナスで帳尻を合わせる。

こうすれば、
月々の生活を必要以上に圧迫しなくて済む。



今だからできる、という前提


正直に言っておくと、
この計画が成り立つのには時期的な後押しもある。

我が家には今のところ子供がいない。
つまり、教育費のような大きな変動費がまだ家計に乗っていない。

加えて、車も持っていないし、ローンの類も一切ない。
住宅ローン、車のローン、リボ払い。
毎月決まって出ていく『負債の返済』がゼロなのは大きい。

手取りから天引きされる固定の支出が少ないぶん、
そのまま投資に回せる原資が増える。

固定費が読みやすく、
収入の多くを投資に振り向けられる『貯めどき』にいる、
ということだ。

ライフステージが変われば、
この前提も当然変わる。

だからこそ、
計画通りに積める今のうちに走っておきたい。

FIREは「いつか余裕ができたら」ではなく、
「積める時期に集中して積む」ものだと思っている。

エンジニアとしてのキャリアでも同じで、
フリーランスはいつでもなれるが、
貯めどきは今しかない。



実は、すでに少しやっていた


偉そうに計画を語ってきたが、
実は2年前から少しだけNISAを始めていた。

買ったのは、
王道の『S&P500』と『オルカン(全世界株式)』

この2銘柄に、合計70万円を投資してみた。
インデックス投資の定番で、
ローリスク寄りという私の方針にも合っていた。


そして最近、
ふとトータルリターンを確認してみた。

すると、70万円が、100万円近くまで増えていた。率にして20〜30%。

20〜30%になる年もあるのは知っていた。
でも、自分の口座で本当に利益が出ているのを見ると、やっぱり驚く。

机上の計算が、現実の数字になった瞬間だった。



10年後を試算してみる


この実感をもとに、改めて試算してみる。

年240万円を10年間積み立てれば、
投資元本は『2,400万円』になる。

目標の2,000万は、元本だけでもう超える計算だ。

ここに運用益が乗る。
相場の良い年も悪い年もならして長い目で見れば、
元本2,400万に対してさらに数百万が上積みされ、
『3,000万円』も決して夢ではない。

しかも、忘れてはいけないのが複利だ。
利益が利益を生む構造なので、
積立期間が長くなるほど効いてくる。

年数を味方につけられる今から始めるなら、
かなり現実的な数字だと思っている。



おわりに


こうして試算してみると、
FIREは思っていたよりずっと身近にあった。

ちなみに、もしFIREを達成できたら…。

私は筋トレに専念して、
世界で通用する選手を目指したい。

仕事から解放された時間を、
全部バーベルに注ぎたい。



……いや、それはもう働くより過酷かもしれない。結局FIREできなさそうだ(笑)


※この記事はあくまで私個人の計画と実体験を綴ったものです。
投資には元本割れのリスクがあり、ここに書いた数字も将来の利益を保証するものではありません。
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