「やれるときに、やれることを」下妻に、南アルプスで宿坊を営む同志がやってきた話
空き家となった実家を「2拠点暮らしの宿」にすべく絶賛準備中のエブリディINNプロジェクト、今回は本当に嬉しい、そして頼もしい出来事がありました。
なんと、山梨県南アルプス市で宿坊を経営されている横山瑞法さんが、これからオープンする私たちの宿の現地を見に、そしてアドバイスをしに、遠方からわざわざ下妻まで駆けつけてくれたのです。
瑞法さんは「都市経営プロフェッショナルスクール(プロスク)」で学んだ同志、在籍した時期がズレていてますが「時間を同期していない」としても、深い部分で認め合えることがプロスクの凄い所です。
出会いは今年の5月、瑞法さんのお寺で開催された日笠先生の講演会を聴きに南アルプス市を訪れ、宿坊に宿泊させていただいたのがきっかけでした。私の宿の構想を応援するために、こうして遠くから足を運んでくれたことに感謝しかありません。
現地を下見してもらいながら、様々なアドバイスをもらう中で、特に私の心に深く刺さったお話がありました。それは、瑞法さん自身が宿坊を始められたときのこと。
物件を取得して宿坊をスタートしたのは、まさにコロナ禍の真っ只中だったそうです。世の中全体が混乱し、先行きが全く見えない時期。きっと周囲からは心配の声もあったかもしれません。しかし、今振り返ってみれば「あのとき動いたことが、結果的にとても良いタイミングだった」と振り返ります。
新しいことを始めるとき、私たちはどうしても「今が正しいタイミングなのだろうか」「この先、どうなってしまうのだろう」と不安になります。でも、未来の答え合わせは、今この瞬間にはできません。
瑞法さんの経験に裏打ちされた言葉に触れ、私も強く思いました。 「先のことなんて、誰にもわからない。だからこそ、やれるときに、やれることを全力でやろう」と。
そんな熱い対話には、心強い仲間たちが合流してくれました。 「菅田将暉と一文字違い」でお馴染みのあの方と、私たちの新しい宿のホームページを担当してくれるヒロロさんです。
エブリディINNに集まったメンバーで、マジックアワーから夜のとばりが降りるまで本当に色々な話をしました。
話の内容は、宿の料金設定や必要な備品類といった、超リアルな運営の話から、瑞法さんの地元・南アルプス市にある行政の六次化施設である完熟農園が、あっという間に破綻して「完熟」せぬまま、いまやコストコになっているというリアルすぎる皮肉な話。さらには山岳信仰の聖地・七面山の宗教家ならではの話まで。気がつけば夢中になって喋り倒し、時間はあっという間に過ぎていきました。
この日の夕食は、エブリディINNお馴染みの「庭天ぷら」スタイル。
美味しい定番の具材から「え、これ天ぷらにするの!?」という変わり種まで、揚げたてをハフハフしながらいただきました。さらに嬉しいことに、横山さんからキリッと冷えた白ワインの差し入れまでいただいて、最高のペアリングに。
と、ここまで楽しそうな様子を書いておきながら、実はひとつ大問題があります。
楽しすぎてしゃべりすぎて、写真がほとんどありません。(笑)

地域の濃い話に、美味しい天ぷら、そして瑞法さんにいただいた素敵な白ワイン。みんなの笑顔も、五感で楽しむのに夢中になりすぎて、スマホを出すのを完全に忘れていました。これぞ、いい夜だった何よりの証拠ということでご容赦ください。
そんな濃い時間の中で、とても有益なアドバイスをもらったのです。
「ホームページやOTA(宿泊予約サイト)に載せる写真は、絶対に『宿の撮影に慣れている人』にお願いした方がいいよ」
実は宿坊の撮影では、普通では考えない撮り方をしたと聞き、なるほど!と深く納得しました。
人物ポートレートやご飯の写真、風景写真が上手なカメラマンさんはたくさんいますが、「宿という空間」や「そこに泊まる体験の空気感」を切り取るのは、また全く違う専門の技術が必要です。光の入り方、部屋の広さの表現、探している空気感を切り取るには、宿の撮影経験が何よりの武器になります。
最高のスタートを切るために、私たちは細部までこだわりたい。
そこで、このnoteを読んでくださっている皆さんに、ひとつ「ガチ募」させてください!
【宿のカメラマンさんを探しています!】
下妻で新しくオープンする「2拠点暮らしの宿」の魅力を、一緒に写真に収めてくれるカメラマンさんを探しています。
宿やホテル、古民家などの建築・空間撮影の経験がある方
または「このカメラマンさんの宿の写真、すごく素敵だよ!」という推薦(自薦・他薦問いません)
もし「我こそは!」という方や、心当たりのある素敵なカメラマンさんをご存知の方がいれば、ぜひコメントやメッセージで教えていただけると嬉しいです。
頼もしい仲間たちのおかげで、また一歩、宿の解像度が上がった夜でした。
遠方から有益なアドバイスとお土産を持ってきてくれた瑞法さん、本当にありがとうございました!
