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効率を求める人ほど遠回りする

こんにちは
KOUSHIです。
 
「忙しいので効率よく英語を勉強したいです」
 
英語学習の相談でよく聞く言葉です。
 
そのお気持ち、よくわかります。
忙しい大人にとって、英語に使える時間は限られていますからね。
 
だからこそ、効率を考えることはとても大切です。
 
でも、その「効率」が逆に、
あなたが望む英語の習得を遅らせているとしたら?
 
今はAIを使えば、短時間で大量の情報を手に入れたり、
問題や英文をつくったりできる。
ここ数年で英語学習環境は劇的に変わりました。
 
だからこそ、私たちは一度考える必要があります。
 
「効率よく学ぶ」とはどういうことなのか。

「効率よく」が目的になっていないか


 AIを使って大量の英文を読む
AIと英会話や英文メールをやりとりする
アプリでたくさんの問題を解く
 
とても効率的に思えるかもしれません。
 
でも、大切なことを忘れてはいけません。
「その学習で自分が望むゴールに近づいているか」
ということをです。
 
例えば、
海外出張で会議に参加したい人と、
半年後にTOEIC850点が必要な人では、
やるべきことは違います。
 
あなたの目標に結びつかないことにいくら時間を使っても、
ゴールにはたどり着けません。
 
目的は「効率よく勉強すること」ではありません。
あなたが必要とする「自分の英語」を手に入れることです。
 
効率は、そのための手段にすぎないのです。

速く進むより正しい方向へ進む


どれだけ速く走っても、目的地と反対方向に進んでいたら、
いつまでたっても到着しませんよね。
 
英語学習も同じです。
 
AIで学習を効率化する
便利なアプリを使う
評判のいい教材を使う
 
どれも悪いことではありません。
 
でも、忙しい大人なら
 
「英語力に役立つか」だけではなく、
「今の自分に必要か」まで考える
 
この視点は欠かせません。
 
同じTOEIC850点を目指す人でも、現在500点の人と800点の人では、
優先して取り組むことは違います。
 
学習研究でも、学習者がすでに持っている知識や習熟度によって、
効果的な学習方法は変わることが知られています。
 
現在地とゴールが違えば「効率のいい学習」も変わるのです。

「楽にできる」と「効率がいい」は違う


効率について勘違いしやすいことがもう一つあります。
 
「できるだけ楽に」「できるだけ少ない回数で」学ぶことが効率的だ
 
と思ってしまうことです。
 
学習研究には「望ましい困難」という考え方があります。
 
学習中は少し大変でも、
適度な負荷をかけることが長期的な定着につながる
場合がある、という考え方です。
 
例えば、
学んだ英語をただ見直すのではなく、自分の頭から思い出してみる
聞き流すだけではなく聞き取れなかった部分を確認してみる
 
「楽にできた」と「身についた」は同じではありません。

効率を求めるからこそ「量」から逃げない


英語にはどうしても「量」が必要な部分があります。
 
英語を聞いてそのまま意味がわかる
伝えたい英文が考えずに口から出てくる
 
こうした状態は
「一度の理解」「一度の練習」
だけではなかなか作れません。
 
何度も触れる
何度も聞く
何度も口に出す
何度も思い出す
 
こうした反復によって少しずつ自動的に処理できるようになっていく。
 
だから、
「もっと少ない回数で」
「もっと楽な方法で」
と、量が必要なところを削ってしまうと、いつまでも身につかない。
 
結果として余計に時間がかかってしまうのですね。
 
効率を求めるからこそ必要な量から逃げない。
 
一見矛盾しているようですが、英語習得ではとても大切な考え方です。

効率で量をつくる


では、効率を求めてはいけないのでしょうか。
 
もちろん、そんなことはありません。
 
むしろ、効率化できるところは徹底的に効率化すればいい
 
例えば、
AIに自分が作った英文を評価してもらう
自分に必要のない教材をやめる
 
そうして30分の時間が生まれたなら、
その時間を量が成果につながる学習に使う。
 
「効率か、量か」ではありません。
「効率で量をつくる」という考え方です。
 
忙しい大人だからこそ、
学習時間を減らすことだけを考えるのではなく、
「この学習で自分のゴールにどれだけ近づくか?」
を考える。
 
大切なのは「どれだけ効率よく勉強したか」ではなく、
「どれだけ自分のゴールに近づいたか」です。
 
削れるところは削る。
でも、必要な量からは逃げない。
 
「効率」より「成果」を見る。
 
これが、
限られた時間で「自分の英語」を手に入れるための「本当の効率」
 
私はそう思っています。
 
 
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ありがとうございました。
 


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