見出し画像

【暑い日レシピ】甘くてやさしいお刺身「りゅうきゅう」の思い出@大分県 #172

5年ほど前に仕事で九州の大分に行った時のこと。

ホテルの夕食で、
見慣れない食べ物が出てきました。

はて…(画像はこちらから)

何かのタレに漬け込んだお刺身のようで、
小口ネギ、ワサビ、ゴマがかかっています。
(レシピによっては大葉なども入る)

僕は、その土地ならではの食べ物が好きで
旅先のレストランや食堂で見慣れない食べ物があると
必ずチャレンジしたくなる性質をもっています。

とりあえず、小鉢をひとついただいて、席にもどります。

鯛のおさしみと思しき一切れを、
おもむろに箸でつまみ、ぱくり。

九州特有の、コクのある甘いお醤油の香りと
新鮮な鯛の身があいまって
何ともいえない美味しさが口のなかに広がります。

漬けダレに馴染んだ鯛の身には
噛むほどにねっとりとした歯ごたえがあって、
子気味よい喉越し。

ゴマとわさびの香りで後味もさわやかに、お腹に吸い込まれてしまいます。

これに合うお酒と言えば、有名な大分の焼酎「二階堂」でしょうか。

よんだ?

「りゅうきゅう」のこっくりした甘みと旨味の強い味を、
さっぱりとした二階堂のロックで流し込めば
あら不思議、お箸は自動的に「次の一切れ」をもとめて小鉢へ伸びています。

「良い酒の肴はすべからく良い飯の友である」という古くからの言い伝えどおり、ごはんのおかずにも素敵に似合います(言い伝えは僕の出まかせですが、ごはんにも合うのは本当)。

ちなみに、翌朝のバイキングでも
「りゅうきゅう」をいただこうとキョロキョロ探したところ
りゅうきゅうの前には、人だかりがしています。

昨夜のりゅうきゅうに舌鼓を打ったリピーターや、
「これ、まじ絶品だから!」と同僚を連れて
早くも宣伝活動をはじめた若いスタッフなど、
にわかに「バズ」っている
りゅうきゅうの周辺。

あれ、今日も研修プログラムが目白押しなのに、
朝からお酒飲むのかな…などと
とぼけたことを考えていましたが
見事に裏切られました。

ご覧ください。

きゃあああ!テロよ!
飯テロよ!!(画像はこちら

ただでさえ黄金コンビの「炊き立てごはん」と「りゅうきゅう」に
さらに熱々のお出汁をかけて
「りゅうきゅう茶漬け」として掻き込む幸せ。

噛むほどに甘い飯粒が、熱いお出汁やほんのり火が通ったお刺身と相まって喉をごくりと通り抜けていく。これを至福と言わずして、なにが至福であろう…

こうして大分の国宝級の美味を知ってしまった僕は、
東京に帰ってからもときどき、スーパーのお刺身を買い求める。
我流で「りゅうきゅう」を作るためだけに。

一緒に大葉、ごま、それに九州醤油があれば理想的だけど、
なくても普通の醤油とみりんで代用できる。

とくに昨今のように「梅雨なのにこの暑さ、おかしいだろ!(関東地方)」みたいな気候。ついつい減退する食欲。簡単なもので済ませたくなる怠け心をグッとおさえて、りゅうきゅうを作ってみたい。

さっきまで元気がなかったはずの胃腸も、「どうした?!」とびっくりするほど、ぐうぐう活発に動き出すのは、美味しいものに素直な僕の胃腸だけなのか、それとも、あなたも――

【レシピ】
大分県の郷土料理サイトから、レシピがYOUTUBEにあがっていましたので、
ご参考まで。

出典:農林水産省「大分県の郷土料理レシピ



(了)

5年前に出会って以来、大好きなりゅうきゅうのPRの仕事がきたら?というテイで書いてみました。
もし気に入ってくださったら、お仕事お待ちしております😊(笑)


【はじめましての方へ】


孝輔の記事に目を留めてくださって、ありがとうございます。
皆さまの「スキ」や「ちょっとした感想」に、でかい身体で小躍りして喜んでしまいます。
ぜひ、ひと言いただけると嬉しいです😊

名前が残るのが恥ずかしい⋯というかたは
匿名でお送りいただくこともできます。




いいなと思ったら応援しよう!