プロが見ているもの VS シロウトが見ているもの
こんにちは、サヤカです。
今日は、
「プロは〇〇が見えている」
っていう話をお届けしますね。
【悲報】新品の自転車が…..
この秋、ほぼ10年ぶりに自転車を新調しました。
物価高騰の折、10年前の倍近い価格になっていることに震えつつ、
でも新しいピカピカの自転車はやっぱり嬉しい!
いつもの服も、自転車が新しいだけで
何かイケている気がする.....!(気のせい)
2週間ほどウハウハと乗り回していたのですが
あるとき、自転車を漕ぎ始めると、
前のタイヤ付近から「ゔゔーんvvvv」という異音が
聞こえてくるのに気づきました。
何だろう?
その異音は、タイヤの回転数の上昇=自転車のスピードが上がるごとに
周波数(測ってないけど)も確実に上がっていました。
坂道を下るときなんか、
このままどこか異空間にワープ(懐かしいこの言葉)するに違いない
と覚悟するほどの
「ゔぃぃぃーんvvvvvvvv!!」
高周波音を発しながら
爆走する私と
ぎょっとした顔で見守る通行人のみなさん。
(いや恥ずかし)
自転車を停めてブレーキ付近を見てみたり、
タイヤを撫でてみたりしても、
原因がまったくわからず、
仕方なく自転車を買ったお店で見てもらうことに。
プロが治したのは〇〇だけ
私の訴えを聞いた修理スタッフのオニイサン、
たちどころに合点した表情で
前輪を一回転させて音を確認するやいなや、
どこかをササッといじり、
「あ、もう大丈夫っすよ〜」
その間、1分もありませんでした。
1週間以上異音に悩まされていた私は、
あまりのあっけなさに拍子抜けして、
思わず
「えっ?どっどこが治ったんですか??」
彼いわく、
前輪の泥除けが何かの拍子に少しズレてしまい、
本来当たるはずのない「泥除けと前タイヤ」がこすれてしまい
前輪が回るたびに異音が出ていたそう。
彼がしてくれたのは
泥除けを正しい位置に戻しただけ、でした。
「さすがプロですねえ、すぐわかるんですね!」
と思わず感心した私に、
「や、こういうの結構よくあるんすよ〜」
と照れくさそうに笑う彼(イヤ惚れるから)。
異音がきれいサッパリなくなり、
異次元に飛ばされる心配もなくなった
(いやもともとないけれど)
私は、ルンルンで帰路に着いたのでした。
彼に見えていたもの、私に見えていなかったもの
帰る道すがら、改めて思ったんです。
「それにしてもプロの仕事はすごい」と。
私が自分だけでどうにかしようとしていたら、
「自転車・異音・原因」
の検索履歴が並びまくり
「コノヒト自転車ニ興味アルネ」とAIに判断されて
自転車の広告が増えるだけだったかもしれない(笑)
そこでふと考えたんです。
私と彼、
素人とプロの違いは何だったのか?
私が思うにそれは
経験値に加えて
「全体=構造が見えているかどうか」
ということじゃないでしょうか。
素人は「出来事」や「現象」(=目に見える異音)に反応する。
一方、プロはその背後にある「構造」や「因果関係」を捉えている。
私の訴えを片耳で聞きつつ、おそらく彼は
自転車全体の構造や、
これまでの修理経験、
よくある故障の訴えなんかも瞬時に脳内でスキャン、
「とるべき一手」をピシリと打った。
その一手が、たとえ
「前の泥除けを正しい位置にちょっと動かす」だけであったとしても
プロの仕事って、そういうことじゃないかと思うんです。
じゃあ、私には何が見えていたのかといえば、
「部分」のみ。
異音という現象だけに囚われていて、
自転車の仕組みも知識もないのに
現象だけをどうにか消そうと躍起になっていた。
キャリアや働き方の「異音」に気づいたら
キャリア、働き方に関する悩みも、
もしかしたら同じことが言えるのかも知れません。
たとえば、
上司のひと言に傷つく
一生懸命働いているのに、なんとなくモヤモヤする
やりたいことが見つからない
今の職場や仕事は悪くないけど、ずっと続けたいかといえば疑問
……これらは、いわば“異音”ですよね。
でも、あなたが気にしている“音”の正体は、
実は「ちょっとズレただけの泥除け」かもしれません。
で、そのズレ、自分一人で考えていると
どうしても“部分”しか見えなくなりがちです。
たとえば、
相手が悪いとか、性格が合わないんだ、と決めつけてしまったり、
「正解」を焦って探してしまったり、
自分を必要以上に責めて萎縮してしまったり…
どれも、視野が“部分”に限定されている状態ですよね。
これを「プロの目線」で捉え直してみると、
ある出来事(上司のひと言)に過剰に反応してしまうのは、
「過去に否定された記憶」や
「自己肯定感のパターン」
が背景にあるかもしれない。
→ それに気づけるのが、全体=構造を見る視点。
さらにケースに合わせて、
プロはこういう視点も使いわけていたりします。
【プロは“仮説の引き出し”を持っている】
素人は“今目の前の出来事”を手がかりにしか考えられない。
プロは“経験”からくる「仮説の引き出し」を持っていて、
そこから的確にあたりをつけられる。
例:
「職場の〇〇さんとの関係がしんどすぎてムリ」
という相談に対しても、
「それは相手の性格やあなたとの相性というより、
〇〇さんのこんな素質が原因かも」
と仮説を立て、全体像の中で位置づけて話ができる。
【プロは“時間軸”でも見ている】
素人は“今の”不快感にとらわれる。
プロは“過去〜現在〜未来”という時間軸の中で物事を評価する。
例:
「やりたいことが見つからない」は
“今”だけの話ではなく、
過去の選択、現在の強み、未来の方向性まで見通したうえで
考える必要がある。
*
いかがですか?
あなたの「働く・生きるモヤモヤ」の中にも、
どれかに思い当たることがありませんか?
「プロの視点」を自分で持てるのが一番ですが、
やはり自分一人では
視点転換はなかなかに難しいものです。
プロに相談するのが一番手っ取り早いですが
キャリアや働き方って結構プライベートも関わってくるので
いきなり相談もちょっとな〜、
というのも正直な気持ちですよね。
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*おまけ*
「自転車」と「プロっぽい目線」ってだけで、
イラストを使わせていただいちゃいました。
ケンコウさんは、なんとも味のあるアナログイラストを
描いていらっしゃいます。
金ロー世代(というのがあるのかはわからんが)の私には
ドンズバでした。
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