ダービー・イン・ザ・カップ
● 今宵堂の干支酒器展『ダービー・イン・ザ・カップ』
2025年 12月1日(月)~7日(日)
ハンズ京都店 3F
※ 終了しました。お時間は頂きますが制作は承っておりますので、メール(ren@koyoido.com)等にてお問い合わせください。
各馬ゲートインからいっせいに乾杯!
まず飛び出したのは枝豆とポテサラ!
いななきとともに出汁巻きが追い、
ジョッキがパカパカとあいてゆく!
さあ、本命はししゃもかお造りか、
大外から大吟醸も追い上げてきた!
おっと最終コーナーをまわったところで
アツアツの海苔茶漬け!
そしてなんとここで
ダークホースの馬刺しが差してゆく〜〜!
酒場にも競馬にもドラマがある。楽しく午(うま)に掛けたお猪口たちで新年も駆け抜けてまいりましょう。





馬面に見立てた染付の猪口。
推し馬に酒を注いで酩馬たちの競演・・・
いや、饗宴を。

目の前にぶら下げれば、
ギャロップならぬキャロットで、
新年も馬の如く真っ直ぐ疾走を。

酒場に垂らせば涎も垂れる。
ちょいとウマい肴もご用意してみました。
祝箸のお伴にどうぞ。




酔いつぶれて眠れる美女のもとに
颯爽と現れて口付けを・・・。




テールなだけに呑み過ぎれば尾を出す。
あ、馬脚を現すとも。

それは、思案よりも先に夢が駆ける者。
それは、理よりも風に従う者。
計らいを忘れ、ただ真っ直ぐに。

走馬看花。
走る馬の上から花を見ても、
うわべだけで真の美しさはわからず。
ならば杯を輪花にして手元に。


駒指し合うように酒も差し合い・・・
はじめは素面(しらふ)、
酒が進んで駒も進むと、
ひっくり返って何に成る?
午にかけた駒もひとつご用意しました。

人の願いは尽きぬけど
酒が尽きるといと悲し。
今日も明日も明後日も
ウマい酒が呑めますようにと
願掛けを。

それは思いがけないことの例え。
もしくは酔っ払いのたわごと。

ちょいと呑み過ぎだよと声かけても、
ゴキゲンさんには馬耳東風。
指でつまんで立たせられなくなったら、
それが深酒の合図ですよ。
小さな泥酔除けの御守りです。

ちょいと駄洒落てみました。
馬のことを探るうちに、馬に太いをくっつけた「駄」という漢字に出会いました。荷物を運ぶ太い馬を表した文字。競走馬のように速くも美しくもない普通の馬。駄作や駄目なんて言葉に使われているけれど、「駄洒落」という素敵な言葉もあります。酒呑みの口からこぼれ落ちた小さな戯れ言・・・それは「駄」なことを笑いにかえて、周りをちょいと明るくしてくれます。
どこの馬の骨ともわからぬ輩と酌み交わしてみれば、愉快になっていつのまにか馬が合う。酔えば互いの「駄」を見せ合って認め合って笑い合える、新年もそんな楽しい午の年でありますように。



