仕事を休んで、初めて「どんな働き方をしたいか」を考えた。
仕事を選ぶとき、
「自分に合う働き方ってなんだろう」
なんて、あまり考えたことがありませんでした。
大学では栄養学を学び、管理栄養士の資格を取りました。
だから就職するときも、
「せっかく取った資格を活かせる仕事」
ということを、どこかで当たり前のように考えていました。
そして、病院の管理栄養士として働き始めました。
でも、実際に働いてみて分かったことがあります。
資格を持っていることと、その仕事が自分に合っていることは、必ずしも同じではない。
休職して仕事から離れたことで、
初めて、
「じゃあ、私はどんな仕事なら続けられるんだろう。」
と考えるようになりました。
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最初にやったのは、
「今の仕事の何がつらかったのか」を考えることでした。
でも、それだけではなく、
「逆に、どんな仕事なら苦痛じゃなかったんだろう」
ということも考えてみました。
振り返ってみると、意外とありました。
パソコンに情報を入力すること。
患者さんの情報と食事内容を照らし合わせて、間違いがないか確認すること。
何かミスがあったときに、
「どうして起きたんだろう」
と原因を考えて、次からの確認方法を変えること。
いくつかの仕事が重なったときに、優先順位を考えて、一つずつ片付けていくこと。
そういう作業は、意外と嫌いではありませんでした。
むしろ私は、
何かを確認したり、整理したり、
決められたことを正確に進めたりする方が好きなのかもしれない。
病院で働いていたときは、
「できないこと」ばかりに目が向いていたので、
自分にも「苦痛ではないこと」があることに、あまり気づいていませんでした。
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そこから、
管理栄養士以外の仕事も見てみるようになりました。
最初は少し抵抗がありました。
大学で4年間勉強して、
国家試験を受けて、
せっかく取った管理栄養士の資格。
それを使わない仕事を選んだら、
「今までやってきたことがもったいないんじゃないか」
と思ったからです。
でも、よく考えてみると、
資格を使わない仕事に就いたからといって、
これまでの経験までなくなるわけではありません。
確認する習慣も、
ミスの原因を考えて改善することも、
相手に合わせてコミュニケーションを取ることも、
複数の仕事を同時に進めてきた経験も。
職種が変わっても、使えるものはあるはずです。
そう思えるようになってから、
少しだけ「資格」に縛られなくなりました。
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そして、実際に転職活動を始めました。
選んだのは、
未経験の事務職です。
もちろん最初は、
「管理栄養士しか経験していない私が、事務職に転職できるのかな」
という不安もありました。
求人を見ても、
「事務経験○年以上」
「Excelスキル」
「営業事務経験者歓迎」
そんな言葉が目に入るたびに、
自分には何もないような気がしました。
それでも、
職務経歴書を作って、
求人を探して、
応募して、
面接を受けました。
落ちた会社もあります。
選考が進んだ会社もありました。
転職活動をしている間も、
「本当にこの選択でいいのかな」
と何度も考えました。
でも、実際に動いてみたことで、
病院で働いていた経験も、
思っていたほど「管理栄養士にしか使えない経験」ではないことに気づきました。
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以前の私は、
仕事を選ぶときに、
「何の仕事に就くか」を一番に考えていました。
管理栄養士なのか。
病院なのか。
資格を活かせるのか。
でも今は、
「どんなふうに働きたいか」
も同じくらい大切だと思っています。
無理なく長く続けられること。
自分の得意なことを活かせること。
仕事だけで毎日がいっぱいにならず、
自分の生活も大切にできること。
もちろん、
次に選んだ仕事が絶対に自分に合っている保証はありません。
もしかしたら、
働いてみて初めて分かることが、また出てくるかもしれません。
でも、それでいいのかなと思っています。
病院の管理栄養士も、
実際にやってみたから、
自分に合うことと、合わないことが分かりました。
だったら次も、
実際にやってみればいい。
最近は、そんなふうに考えています。
自分に合わないことを知った経験も、自分に合うものを探すための材料になる。
病院で働いたことも、
休職したことも、
転職活動をしたことも、
全部つながっているのかもしれません。
そして今回、
私は「資格を活かせる仕事」ではなく、
「自分が長く続けられそうな仕事」を基準に、次の仕事を選びました。
管理栄養士から、未経験の事務職へ。
転職活動で感じたことについても、
これから少しずつ書いていこうと思います。
koyori🌱
