学生の考えたビジネスプランをどうブラッシュアップするか?
この6月から、東京都中小企業診断士協会 三多摩支部 地域支援部に所属をしています。いくつかチームがあるのですが、大学創業チームの活動に参画しており、先日多摩大学経営情報学部の「ビジネスモデル設計」の講義に参加してきました。
この講義では、学生がとある企業を対象に新規事業計画を立案し、なんと実際にその企業の方に来ていただいてプレゼンまでするそうです。(プレゼンができるのは一部の学生のみのようです。)
今回は、その事業計画を中小企業診断士とブラッシュアップしよう、ということで、総勢9名で参加をしてきました。
どのようなアウトプットを作るのか?
コアとなるのは、ビジネスモデルキャンバスとピクト図になります。
ビジネスモデルキャンバスは、ビジネスモデルを可視化するフレームワークですね。
ピクト図は、ビジネスモデルを直感的に理解するための図になります。
このセットで事業構造の全体像を把握できるようになります。
学生たちは、当たり前のようにAIを使って検討していたようです。自分のグループでは、ChatGPTとGeminiを使っている方が多かったです。アイデアだしはもちろん、新規事業案を提案するための裏付けになる実績や強みとして、どのようなファクトがあるのか、そういった調査までAIを使いこなせるようになると、良いなと思いました。
というのも実際自分も試してみたのですが、なんでこの新規事業なんだろう?と思ったところ、どうも過去のニュースリリースを取り上げてきて、現状無償でやっているものを、完全予約制の有償サービスに、ということだったんです。良い顧客体験にきちんと対価設定をするいい案だなと思うのと同時に、こんなのがものの2, 3分でできてしまうので、圧倒的な生産性だな とも感じました。
プレゼンテーションでどう説明する?
学生の方にはプレゼンをしていただいたのですが、皆さん、ビジネスモデルキャンバスを投影して、「これをどう説明すれば・・・」と、少し困った様子も見えました。時間も限られていますし、全部順番に説明していくのも・・・ですよね。
しかも、ピクト図もありますし、実は別のスライドには、内部環境・外部環境分析と新規事業の概要なんかも記載されているので、一通り説明した後に、ビジネスモデルキャンバスが出てきて、うーんどうしよう、という感じだったのではないかと思います。
自分ならどうするかなーと考えたのですが、一番主張したいところは何なのか、ということかなと思いました。
例えば、モノ売りから、体験や思い出作りを提供するのである、という転換をする案なのであれば、顧客提供価値の変化のところにフォーカスする、といった形ですね。まぁ、そういうスライドを作ったり、リード文を直したりしたくなるところですが、講義の3日後が修正版の提出ということもあり、できるだけポイントを絞って伝えたつもりです。
何かヒントを得て、ブラッシュアップが進めばよいなと思います。
最後に
自身は情報工学系の出身なので、ビジネスプランをプレゼンする、なんていうことは学生時代にはやっていませんでした。学生の皆さんのお話を聞いて、そういう角度から考えてくるのか!といった、思考の柔軟さは素晴らしいなと思いました。もしかしたら、それはAIを活用したことによるものなのかもしれませんが、それも能力のうち。
今後、所属のチームで次のプロジェクトがあるようなので、とても楽しみになりました。
