検診から始まり、考えたら

人間ドックを受けた。
毎年、胃の健診はバリウム検査を選択してきた。
というのも以前、胃の内視鏡検査で2度ほど
検査後にぐったりして起きられなくなってしまったことがあったから。
今年も同じように申し込んでいた。

ところが、昨年から検査の基準が変わって厳しくなったようだ。
もう数十年も前のことなのに、虫垂炎の手術歴が
バリウム検査の禁止事項に入ったらしい。

昨年も同様の説明は聞いたのだけれど、
今まで10年以上もバリウム検査で受けてきて、何も異常がなかったし
検査後のバリウム(いわゆる白いうんこ)の排出にも
ちっとも困ったことがないというと
検査前の問診担当の先生はOKしてくれて受けられたのだった。

今年は問診の先生、というより
傍に控える看護師の方から、とーっても強烈にダメ出しがあって。
(すんごい畳み掛けられて、ちょっと怖かった。。。)

今回の人間ドックでの胃の健診は受けられなくなった。
内視鏡検査は当日の空きがなく、変更は無理。

人間ドックを受けた地域の中核病院では、検査では麻酔をしない方針。
検査後にふらつくことがあるため、一人で行き帰りができなくなるし
(今住んでるところは自動車必須社会で、ほぼ1人に1台車がある)
人間ドック如きでは、そんなに人員やスペースを割けないのだろう。
それは理解できる。

自分には喘息の既往歴があり、喉に何か異物がある(入ってくる)という
状況に、体が耐えられないようだ。
口から入った胃カメラのチューブが喉辺りまで来た時に、勝手に手が動いて
チューブを引き抜こうとしてしまって、怒られた記憶がある。
涙はボロボロ出るし、鼻は詰まってくるし。
その時の検査の後は、点滴まで受けてからようやく起き上がり
帰ることが出来た。

なので、バリウム検査の結果で「要再検査」になった時には
麻酔下で、寝ている間に検査してくれる病院で胃カメラ検査を受けてきた。
検査で弱るなんてまっぴらごめんだ。
だから後日の胃カメラ予約は辞退した。


今回受けられなかった胃の健診は、居住している市の健診券を使って
以前検査してもらった病院でしてもらおう、と予約に行ってみたら
なんと!
12月まで受けられるはずの市の検診枠はもう空いてなかった。

そこの病院(開業医)の先生は、内視鏡の検査も上手だし
胃や大腸などの内視鏡手術はかなり手掛けている。
安心できるから患者さんも多いみたいだし、
検診のための予約枠は少なめだったのかもしれない。
そして、検診では麻酔をしないことも、やり取りをしている中でわかった。
市の健診以外で、個人的に受けようと思ってもダメなこともわかった。

まぁ、それは仕方がない。

とは思ったが

受付の人がなんというか、、、
そんなことも知らないんですか、的な?
何言ってるんですかこの人は、的な?
こちらが無理難題をふっかけているかのような、ワルモノのような。
またまた出たよ。こんな対応。
いつも思うけど、あまり気分の良いものではないな。

結局、別の病院で、バリウム検査してくれるところを探して予約をした。
今後は胃の健診だけ別予約ってことになるんだなと思うと
ちょっとばかり面倒な気はするけれど。
1つの病院で全部まとめて受けるとしたら
加入している健康保険で提携している病院での検査ではなくなるから
費用的なメリットが全くないので、選択肢に入れるつもりはない。

ところで「またまた出たよ」と書いたのは。
病院の受付のように、あまり親切心がないように感じる対応を受けたことは
今の住所に住むようになってから何度もあるからなんだな。

とある店舗の運営会社が、オリジナルで販売していた水筒の
ゴムパッキンが傷んだので、サービスコーナーで聞いて見た時のこと。
どうやら早々に販売を止めていたようで
(と言っても、買ってから何年も経っていなかったのだけれど)
パッキンの販売もない、というのが結論だったが、
ながーく時間がかかった上に、そんなこと言われても困る
私のせいではない、みたいなことをダラダラ、くどくど、と言われ
げっそりした。
廃番品なので、パッキンの方も在庫がありません、とか
スッキリ明確に言いようはあるだろう。もう買えない理由がはっきりすれば
こちらはクレーマーになる気なんてさらさらないし。
謝れと言ってるわけでもない。


今の居住地界隈でよく感じるのは、ある種の定型的な流れに
いつもとちょっと違うことをしなければならなかった時には
親切心のかけらもないこと。
どうかしたら「めんどくさ!」的な感じ。
わからないから聞きに行ったりしてるのにな、と
聞いた側は思ってしまうと思うんだけれど、違うのかな。


あと、知り合いの内だけは仲良くまとまっていても
異分子にはガラッと応対が変わるとか。

他の地域でもあることなのかもしれないが、
今の我が家のあたりでは、賃貸住宅に住んでいる人は
隣組(自治会)へのお誘いがないらしい。
すぐ引っ越して人が変わるから、という理由らしいのだけれど
例えば、今後いつかは実家に引っ越すなどの理由で
賃貸暮らしを続ける人もいると思う。
自治会に入っていないと、地域の夏祭りなどのイベントで
こどもに配られるお楽しみ券が、賃貸住まいのこどもには配られない。
(少なくとも数年前までそうだった)
それってどうなのよ。
そんな券もらっていないのに?と思ったこども、どれだけ悲しいか。
それに、災害が増えているこの頃、何かあったときに
どこにどれだけの人がいるかもすぐには把握できないじゃないのかな。


それらのようなことからは
なんだかムラ社会という言葉を連想してしまう。

都会から移住を考えているような人たちには
どうやら人気は高い都道府県のようなのだけれど
人情が厚いとかなんとかという理由も
選ぶ場所によりけり、そこの人によりけり、なのか。

それとも、こちらが多くを求めているのか?

人に親切にして、丁寧に対応して、広く門戸を開いて。
悪いことなんて何もないと思うんだけどな。
仕事上、組織上ではそういったものをセーブして
省力化しているんだろうか。

なんだかなぁ。


とはいうものの、自分にも同じようなことはある。
誰かと、ちょっと行き違いというか、ソリが合わない事があると
やっぱりそんなに親切にしなくていいやと思ってしまったり
何度話しても通じないな、と思ったりしたら
もうコミュニケーションは取りたくないなと思ってしまったり。

そういう人だとわかっていても
何か頼まれたらついつい一生懸命しちゃって
(その人だけのためになることではないから)
でもそれを歯牙にも掛けない態度を取られたり、
その人の手柄にされちゃったり。
そして結果、腹を立てる、なんて繰り返しも
懲りずにしょっちゅうしているし。

なかなか人は変われないものだとは思う。
でも親切心というのか、しっかり対応するというのか
向き合う気持ちはすり減らさないようにしたいと思っている。

胃カメラ健診の話からどこへ着地することやら(笑)


#創作大賞2026 #エッセイ部門


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