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「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(ver.2.22)」(再)(備忘録的感想)

月1エヴァの第3弾「破」だ。
個人的には旧劇場版も含め、この「破」が一番好きである。

劇場公開は2007年だから、もう18年も前の事だ。
今回は1週間限定公開で、観に行ったTOHOシネマズ日比谷が1日2回しか上映がない事もあり、465席のそこそこキャパの大きいスクリーンが8割方埋まっていた。
客層も千差万別だが、20代と思われるグループも多かった。
この人たちはおそらく、劇場公開時にはまだエヴァの事を知らなかった世代だろう。
上映が終わった後は、「劇場で『破』を観ることができてよかった~」と言う声が上がっていた。

「破」が人気なのは、TVシリーズの設定をうまく引き継ぎながら、新劇場版として大きく展開をしているからだろう。
オープニングでいきなり新キャラのマリが仮設5号機に乗って登場し、第3使途と対戦する。
その後のアスカの登場シーンも、TVシリーズではエイのようなガギエルとの対戦だったが、この作品では第7使徒との対戦に置き換えられている。
「序」で登場した使途は3体ともほぼTVシリーズを踏襲していたが、第3、第7使徒はどちらもTVシリーズとは大きく異なる形状、能力を持っており、ここまででかなりストーリーに引き込まれた。
そしてシリーズ全体のキーとなる、セカンドインパクトとSEELEおよびNERVの設定が少しずつ明らかにされる。
この見せ方が見事だ。

その後は、TVシリーズを踏襲する使途が3体登場する。
「序」に登場した使途もTVシリーズに比べてかなりパワーアップしていたが、今回のラストの第10使途は、TVシリーズでも強敵だったゼルエルが数倍パワーアップしている。
そこに、アスカではなくマリが搭乗し、ビーストモードと化した弐号機である。
激しい戦闘シーンに釘付けにさせられる。
そこから、「翼をください」が流れる中でシンジとレイが融合し、リツ子が世界の終わりを宣言してエンディングの宇多田ヒカル「Beautiful World」が流れる。
観客は当然次回予告がある事がわかっているので期待して待っているが、その次回予告の前に、ロンギヌスの槍が初号機を貫き、Mark.6と渚カヲルが月から降臨する。
そして次回予告である。
劇場公開時は「Q」で完結と発表されていたので、この次回予告を観てテンションは上りまくりだった。
今回は「Q」も観て「シン・エヴァ」も観ているのに、この次回予告で同じようにテンションがあがってしまった。

一言で言えば「テン良し中良し終い良し」の、非の打ちどころのない作品である。
たぶん私以外も、シリーズで「破」が一番好きと言う人は、少なくないと思う。

178.ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(ver.2.22)(再)

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