「魔女の宅急便」(再)(備忘録的感想)
地上波で放送された「魔女の宅急便」を録画して見る。
もう何度も見ていて今さら書く感想もないのだが、今回気になったのはネットニュースで見かけた金曜ロードショー公式Xの記事だ。
公式Xでは「再び飛ぶことができるようになったキキですが、ジジは喋らないままです。実はキキの魔女の力が弱くなってしまったからではなく、キキが新たな一歩を踏み出したからこそ、ジジは"ただの猫"に戻ったということなんです」と書かれていたらしい。
それはプロデューサーの鈴木敏夫が、ジジはペットではなくもう一人のキキで、ジジとの会話はキキの中での自分との対話を意味する、ジジと会話ができなくなったのは、キキが街で自立ができ、もう自分の中で対話をする必要がなくなったからだ、と言うような発言をした事が根拠のようだ。
ただ個人的には「本当かよ」と思う。
と言うのも、それまでジジは相棒のように、配達をはじめとするキキの行動にほとんど同行していた。
しかししゃべれなくなった時のジジは、普通のネコのように自由にふるまっている。
だが後日談となるエンディングロールの映像では、ジジは以前のようにキキと行動を共にしていた。
このエンディングロールを見る限りでは、ジジとキキの関係は以前と同じに戻っており、鈴木敏夫が言うような設定とは到底思えない。
角野栄子の原作では、そのあたりはどうなっているのかなと、ちょっと気になった。
ちなみに鈴木敏夫は、この作品の公開直後に徳間書店を退社してジブリに移籍しており、この作品ではプロデューサーではなくプロデューサー補佐である。
なお、今回調べていて「おっ!」と思ったのは、演出補が「この世界の片隅に」の片渕須直であることだ。
Wikiを見てみたら、当初監督は若手が起用される予定で片渕須直にも声が掛ったが、スポンサーから無名の新人には任せられないとの声が出て、演出補になったようだ。
片渕須直は、まだ無名だった瀧内公美と河合優実が出演している「由宇子の天秤」でもプロデューサーに名を連ねており、やっぱり才能のある人なんだな、と思った。
75.魔女の宅急便(再)
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こんな辺境の文章を読んでいただきまして、本当にありがとうございます!