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AIが何でも作れる時代だからこそ、自分が持っているものが効いてくる

どうも、久我レイジです。

僕はもう、かなりの
ChatGPTヘビーユーザーです。

記事の構成を考える時もそうですし、
仕事の整理をする時もそうです。
契約書の内容を確認する時にも、
かなり使っています。

正直、ちょっとしたことなら
人に聞くより早いですし、
場面によってはかなり正確です。

少し前までAIって、
便利な検索ツールみたいな印象が
強かったと思うんですが、
もうそこは完全に越えてきました。

考えを整理する。
比較する。
抜け漏れを見つける。
叩き台を作る。
迷っている時に、
別の視点をくれる。

ここまで来ると、
AIはただの道具というより、
かなり優秀な相棒です。

でも、使えば使うほど
逆に見えてくることもあります。

AIが何でもできる時代になるほど、
逆に人が持っているものの価値は、
ごまかせなくなる。

今日はその話を書いてみます。


AIが広がるほど「使えること」自体は武器ではなくなる

今はまだ、AIをちゃんと使いこなせる人は
強いと思います。

これは間違いないです。

でも、その優位性は
ずっと続くものではない気もしています。

便利なものは、
いずれ当たり前になるからです。

スマホもそうでした。
SNSもそうでした。
動画編集もそうでした。

最初は使える人が先に行く。
でも時間が経つと、
それは特別なスキルではなくなっていく。
やがて「できて当たり前」になる。

AIも、たぶん
この流れに入っています。

そうなった時、
差はどこでつくのか。

たぶんこれから強くなるのは、
AIを使える人そのものではなく、
AI時代に価値を持つ素材を
持っている人です。

作る力が民主化されるほど、
持っている資産の差は、
むしろはっきり見えるようになります。

ここ、地味に見えて
かなり大事だと思っています。

これから価値が上がるのは、「生成の元になるもの」

AIは、何もないところから
魔法みたいに生まれているわけではありません。

過去のデータ。
過去の表現。
積み上がってきた構造。
空気感。
文脈。

そういうものの上に
成り立っています。

つまり、AIが何かを生み出す時、
その背景には必ず
元になるものがある。

ここが本質だと思っています。

これから価値を持つのは、
単に生成できることではなく、
生成の元になる一次資産を
持っていることです。

AIは便利です。

でも、その便利さ自体は
やがてみんなのものになります。

最後に差になるのは、
みんなが持てないものです。

たとえば、
オリジナル楽曲。
キャラクター。
声。
ストーリー。
世界観。
セリフ。
設定資料。

今までは「作品」として
見られていたものが、
これからは
「AI時代に展開できる資産」として
意味を持ち始める。

この変化は、
思っている以上に
大きい気がしています。

これは新しい話に見えて、実は昔からあった

この話は、
AIが出てきて急に始まったようにも
見えます。

でも本質的には、
昔からあった話でもあります。

わかりやすいのが音楽です。

サンプリング文化では、
元ネタの扱いが
とても重要でした。

曲の一部を使う。
フレーズを借りる。
雰囲気を取り込む。

そういう時、
権利処理の話は
必ず出てきました。

つまり、
元になるものには価値がある。
そして、価値があるものには
権利がある。

この構造自体は、
昔から変わっていないんですよね。

AI時代になったから、
そこが全部フリーになるわけではない。

むしろ逆で、
ここはもっと繊細になるはずです。

誰のデータを使ったのか。
どこまで似ていいのか。
誰に対価が発生するのか。
学習や再利用を
どこまで認めるのか。

「作れるかどうか」より先に、
「何を元にしているのか」が問われる時代に
入ってきた。

僕はそう見ています。

AI時代は「作品」がそのまま「資産」になる

ここが、
たぶん一番大事です。

これからは、
作品を作って公開して終わり、
ではなくなっていくはずです。

キャラクターは、
会話できる存在になっていくかもしれない。

ストーリーは、
枝分かれして
広がりやすくなるかもしれない。

世界観は、
別の形で再利用されるかもしれない。

音声やセリフも、
新しい使い道が
出てくるかもしれない。

つまり今ある作品の中には、
すでに未来の展開の種が
たくさん入っているんです。

たとえば
主題歌ひとつでもそうです。

今は本編で使えていれば
成立するかもしれません。

でも将来、
ショート動画で切り抜きたい。
海外向けに出したい。
別企画で再利用したい。
そうなった時に、

「本編利用はOKだけど、
その先はどうなんだっけ」

となると、
一気に動けなくなります。

声も同じです。

本編出演の前提で録った音声が
あったとしても、
あとからAIキャラ的な展開や
別企画での再活用を考えた時に、
利用範囲が曖昧だと止まります。

キャラクターもそうです。

キャラ設定や権利の整理が甘いと、
いざスピンオフや商品化、
派生企画をやろうとした時に、
世界観がブレたり、
確認作業ばかり増えたりします。

ここを曖昧にしたままだと、
せっかく作った作品が、
未来で「使えない資産」に
なることがあります。

これは、かなりもったいないです。

個人クリエイターほど、この変化を軽く見ないほうがいい

こういう話をすると、
大企業や大手レーベルの話に
見えるかもしれません。

でも、むしろ
個人クリエイターほど重要です。

なぜなら個人は、
大きな資本で戦うわけではないからです。

自分の中にあるものを
積み上げていくしかない。

結局これから問われるのは、
自分の中に何が残っているのか、
なんだと思います。

時間をかけて育ててきたキャラクターなのか、
少しずつ積み上げてきた世界観なのか。

音かもしれないし、
物語そのものかもしれません。

そういうものを、
ちゃんと次につなげられる形で
持てているかどうか。

たぶん、その差があとで
かなり大きくなる気がしています。

生成そのものは、
どんどん民主化されます。

でも、自分だけが持っている一次資産は
簡単には真似されません。

これからの時代、
作れる人は増えます。

でも、持っている人は
そんなに増えません。

この差は、
かなり大きいはずです。

僕がこの話を重く見ている理由

僕は今、
メタバースでドラマを作っています。

作品を作っていると、
どうしても完成品に
意識が向きがちです。

でも実際には、
その中にいろんな要素が
詰まっています。

キャラクター。
名前。
セリフ。
関係性。
世界観。
声。
感情の流れ。
その作品ならではの空気。

こういうものって、
ただの材料ではないんですよね。

全部、
その作品らしさを作っている核です。

そしてAI時代になると、
こういうもの一つひとつが、
今まで以上に意味を持ってくる
気がしています。

正直、この辺は
作品を作っていると
後回しにしがちです。

まず完成させることが
大事だからです。

それは本当にそうなんですが、
後回しにしたまま
AI時代に入ると、
たぶん後で詰まります。

せっかく育てたキャラがいても、
せっかく積み上げた世界観があっても、
せっかく音楽や声が揃っていても、
権利や利用範囲が曖昧だと
動かせない。

時間をかけて育てたものほど、
後から動かせないとわかった時の
ダメージは大きいです。

しかも、それは
作っている最中には
見えにくいんですよね。

だから僕は、
この話をかなり重要だと思っています。

夢がある一方で、落とし穴もかなり大きい

ここまで書くと、
夢のある話に見えるかもしれません。

でも実際には、
かなり大きな落とし穴もあります。

しかもその落とし穴は、
派手ではないです。
地味です。

地味だからこそ、
創作現場では
後回しにされやすい。

たとえば、
キャラクターの権利が
どこまで自分にあるのか曖昧。

声優や出演者の
音声利用範囲が曖昧。

音楽の二次利用条件が曖昧。

AI利用について
何も取り決めがない。

将来の派生利用の扱いが
決まっていない。

こういうことって、
個人制作では普通に
起こりやすいと思います。

関係性が近いと、
勢いで進めることもあります。

その気持ちは
すごくわかります。

創作って、
そういう熱量で進むことも
多いからです。

でもAI時代は、
この「曖昧さ」が
そのまま弱点になりやすい。

今までは何となく流せたことが、
あとで
「そこ、どうなっていますか」と
聞かれる。

そして、その時に答えられないと、
本当は資産だったはずのものが、
未来で動かせなくなります。

気づいた時には、
選べるはずだった未来が
減っている。

たぶん本当に怖いのは
そこです。

今のうちに整理しておいたほうがいいこと

じゃあ何をしておけばいいのか。

最低限、
ここは整理しておいたほうがいいと
思います。

キャラクターの権利帰属

誰が作ったのか。
どこまで使えるのか。
商品化や二次展開はどうするのか。

声や出演に関する利用範囲

作品本編だけなのか。
再編集は可能なのか。
将来的なAI活用や派生利用は
どう考えるのか。

音楽の利用条件

主題歌、挿入歌、BGM。
今の公開範囲だけでなく、
切り抜き、再編集、配信先追加、
その先の展開まで確認しておく。

設定や資料の整理

台本、設定資料、キャラ情報、
世界観メモ、用語整理。

地味なんですが、
ここを残している人は強いです。

派手ではないです。

でも、未来で効いてくるのは
こういう部分だったりします。

まとめ:これから問われるのは、「何を作れるか」だけじゃない

AIは本当にすごいです。
使えば使うほど、
その力を実感します。

でも、だからこそ
思うんですよね。

これから問われるのは、
何を作れるかだけではない。

それと同じくらい、
何を持っているかが
問われる時代になる。

そして、その持っているものの価値は、
AIが強くなるほど、
逆に上がっていくのかもしれません。

もし今、
作品を作っている人がいるなら。

音楽でも、物語でも、
キャラクターでも、
動画でも、何でもいいです。

その作品を、
ただ発表して終わるものとして
見るのではなく、
未来につながる資産として
見直してみる。

この視点を持つだけでも、
これからの動き方は
かなり変わるはずです。

AI時代に問われるのは、
創作力だけじゃない。

自分の作品を、
未来まで連れていける状態で
持っているかどうかだと思います。

たぶん、ここを押さえた人から
次の時代を取りにいく。

僕はそんな気がしています。


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