AIに漫画を描かせてみたら想像以上だった|自作アバターで短編制作
どうも、久我レイジです。
今回は、つい最近、ChatGPTのGPT Image 2がリリースされ、画像生成では圧倒的な能力を持っているということで、自作アバターのキャラクターをもとに、AI短編漫画を作ってみました。
もともと自分で作っていたオリジナルキャラクターをベースに、今回は短編漫画という形に落とし込んでみた感じです。
描きたかったのは、ただ「人前に立つのが怖い」という話ではなく、「自分の名前で立つのが怖い」という感覚でした。
人前に出るのが苦手な人、緊張しやすい人、そういう話は昔からたくさんあります。
でも実際には、ただ目立つのが怖いというより、自分として見られることに強い怖さを感じることもあると思っています。
今回は、その感覚を短い物語にしてみたくて、自作アバターのキャラクターを使って、10ページのAI短編漫画を作ってみました。
まだ試作に近い部分もありますが、まずは形にしてみたので、今回は本編とあわせて、少しだけ制作の流れも残しておこうと思います。
AI短編漫画本編










この短編で描きたかったこと今回描きたかったのは、「歌うことそのものが怖い」のではなく、自分の名前で立つことが怖いという感覚です。
人前に出るのが苦手な人でも、ひとりの時にはできることがあったりします。
部屋では歌える。誰にも見られていなければ続けられる。でも、それを自分の名前で出すとなると、一気に怖くなる。たぶんそこには、
失敗する怖さ
比較される怖さ
がっかりされる怖さ
自分の好きなものを否定される怖さ
みたいなものが混ざっているんですよね。
しかも厄介なのは、別に誰かにひどいことを言われたわけじゃなくても、その怖さは生まれるということです。
今回の短編では、そのあたりの静かな怖さを、できるだけ大げさにしすぎずに描きたかったです。
主人公を自作アバターのキャラクターにした理由

今回の短編で使ったのは、自分で作っていたオリジナルキャラクターです。
既存作品のキャラクターではなく、もともと自作アバターとして形にしていたキャラクターをベースにしたので、そこはかなり大きかったです。
やはりこういうものは、オリジナルでやる方が強いです。見せ方の自由度もありますし、何より自分のキャラクターとして育てていける。
短編漫画として終わらせるのではなく、今後また別の形に広げることもできます。
今回はそのキャラクターを使って、舞台袖から一歩出るまでの話にしました。大成功の話ではなく、たった一歩の話です。
でも、その一歩が本人にとってはすごく遠い。
そこを描きたかったんですよね。
いちばん大事だったのは7P〜8P

今回の短編で、一番大事だったのは後半です。
特に、
逃げ寸前になるページ
そこから本音に戻るページ
この2ページが、この短編の山でした。
ただ「怖いけど頑張りました」では弱いので、
一度ちゃんと逃げそうになる瞬間を入れたかった。
そしてそこから急に強くなるのではなく、誰かに救われるのでもなく、もともと自分の中にあった好きだった気持ちに戻るという流れにしたかったです。
ここをちゃんと作れないと、ただ綺麗な話で終わってしまう気がしていました。
なので、後半はかなりそこを意識しています。
AIで漫画にする時に意識したこと

今回、AIで短編漫画を作るにあたって、最初から10ページ全部を一気に作ったわけではありません。
先にやったのは、物語の核になるページを決めることでした。
具体的には、
1P 舞台袖と会場
7P 逃げ寸前
8P 本音に戻る
10P 最初の一声
この4ページをまず先に固める流れです。
最初から全部作ろうとすると、どうしてもページの役割がぼやけやすいんですよね。
なので、まずは物語の柱になるページだけを先に作って、そこから前後を埋めていく形にしました。
これをやるだけで、かなりブレにくくなります。
それでも、今回の10Pを通して見ると、話と絵の繋がりにアレ?ってところがちょいちょい出てきます。
この辺はまだ課題です。さらに精度の高いプロンプトを追加したら修正できると思ってます。
AI漫画は、プロンプトより先に設計が大事

今回やってみて改めて思ったのは、AI漫画はプロンプトだけでどうにかなるものではないということです。
もちろんプロンプトは大事です。
でもそれ以上に大事なのは、
何ページ構成にするか
各ページの役割は何か
どこが山なのか
どのページを先に固めるか
キャラクターの感情がどう動くか
こういう設計の方でした。
プロンプトは、あくまでその設計を形にするための道具です。
ここが逆になると、見た目は整っても中身が弱くなりやすい。今回も、実際にやってみてそこはかなり感じました。
今回の作り方のざっくりした流れ

ざっくり言うと、今回はこんな流れで作っています。
1. 先にテーマを決める
「自分の名前で立つ怖さ」を描く。
2. 10ページ構成を作る
導入、ためらい、過去、好きだった証拠、期待の重さ、逃げ寸前、本音に戻る、立つ、最初の一声。
3. 核になるページを先に作る
1P、7P、8P、10Pを先に固める。
4. キャラクターの表情や衣装をできるだけ揃える
ここはかなり大事でした。
途中で衣装の色や雰囲気がズレることもあったので、何度か調整しています。
5. 残りページを埋める
2P〜6P、9Pを追加して流れをつなぐ。
6. 最後に10ページ全体の順番を整理する
ダブっている画像や、役割が近いページを整理して、最終版を決める。
こういう流れです。
プロンプトも少し公開し

今回はページごとにかなり細かく分けていたので、長い指示も多かったのですが、考え方としてはこんな感じでした。
ベースの考え方
自作アバター由来のオリジナルキャラクター
短編漫画
映画っぽい空気
1ページごとに役割を固定
キャラクターの感情をページごとに明確にする
いきなり全ページを作らず、重要ページから先に作る
例えば、後半の重要ページでは
舞台袖の暗がり
ステージの光
逃げようとする指先
半歩下がる足
深呼吸する横顔
光の中へ出る一歩
みたいに、感情を顔だけでなく手や足でも見せることを意識しました。
今回の短編は特に、顔のアップだけで進めると単調になりやすいので、
手
喉元
足元
端末画面
舞台袖とステージの距離
をかなり重要視しています。
実際にやってみて難しかったところ

難しかったのは、やはりページごとの役割が近いと、絵が似やすいことでした。
特に中盤は、
控え室
緊張
スマホ
過去の記録
ためらい
が重なりやすいので、画像が少しダブりやすい。
ここは最終的に、
どのページで何を一番見せるのか
そのページでしかやらないことは何か
を整理し直しながら絞っていく感じになりました。逆に言うと、この作業をやるだけでもかなり勉強になります。
今回やってみて思ったこと

AIで漫画を作ると、つい「どんな絵が出るか」に意識が引っ張られやすいんですが、実際に大事なのはそこだけじゃないんですよね。
むしろ、どんな感情の流れを作るか
どこで止めて、どこで前に進めるか
そこがないと、絵が良くても作品としては弱くなりやすい。今回は短いながらも、そのあたりをかなり意識して作ってみました。
まだ改善できるところはありますが、自作アバターのキャラクターをもとに、こうして短編漫画の形にできたのは、かなり面白い体験でした。
まとめ
今回は、自作アバターのキャラクターをもとに、AI短編漫画を作ってみた話でした。
ただ絵を並べるのではなく、自分の名前で立つ怖さ
という感情を短い物語にしたかったので、そこを軸にページ構成を組んでいます。
オリジナルキャラクターを持っていると、こういう広げ方ができるのはやっぱり強いですね。
今後はこのキャラクターで、また別の短編や、別軸の物語も作れそうだなと感じています。
もしこういう形のAI漫画に興味がある人がいたら、少しでも参考になれば嬉しいです。
こちらもおすすめ✨
いいなと思ったら応援しよう!
いただいたチップは作品づくりの活動費に使わせていただきます。応援していただけると、とても励みになります!