親の家、、、空き家になる前に
「親の家、これからどうするんだろう?」
50代になるとそんなことを考える機会が少しずつ増えてきます。
今はまだ親が暮らしている
だからすぐに何かを決める必要はない
そう思っているうちに、時間が過ぎていくこともあります。
でも親が元気なうちだからこそ、話しておけることがあります。
まずは「その家をどうしたいか」を考える
親の家について考えるとき
「売るのか、残すのか」
をすぐに決めようとしなくてもいいと思います。
まず考えたいのは
「その家を、これからどうしたいのか」
ということ。
親がそのまま住み続けるのか
将来誰かが住む可能性があるのか
しばらく空き家にしておくのか
売却するのか
あるいはまだ何も決めないのか
家族によって答えは違います。
家は「持っているだけ」でもお金がかかる
家は誰も住んでいなくても維持するためのお金がかかります。
固定資産税
火災保険などの保険料
庭や建物の手入れ
場合によっては修繕費
遠くに住んでいる場合は、家の様子を見に行く交通費などもあります。
「とりあえず、そのままにしておこう」
と思っていても、時間が経てば負担が大きくなることがあります。
だからこそ空き家になってから慌てるのではなく、元気なうちに少しずつ考えておくことが大切です。
親に聞いておきたいこと
家のことは親にとって思い出の詰まった大切な場所です。
だから「この家、どうする?」
と突然聞かれると、少し寂しい気持ちになるかもしれません。
そんなときは処分の話から始めなくてもいいと思います。
例えば
「この家はこれからも住みたい?」
「もし住まなくなったらどうしたい?」
「大切にしているものはどこにある?」
「家のことで誰かに伝えておきたいことはある?」
そんなふうに少しずつ話してみる。
家のことだけではなく親の気持ちを知ることも大切です。
「家」だけでなく、権利関係も確認しておく
もう一つできれば確認しておきたいのが、その家の基本的な情報です。
土地と建物の名義は誰になっているのか
住宅ローンは残っていないか(抵当権の有無)
固定資産税はどのくらいなのか
土地の境界や、関係する書類は保管されているか
こうしたことは、実際に売却や相続を考える段階になってから必要になることがあります。
普段は意識しないことですが、早めに確認しておくだけでも安心につながります。
空き家にしないことが「正解」とは限らない
「空き家にしてはいけない」という話をよく聞きます。
もちろん、管理されないまま放置するのは避けたいところです。
でも「絶対に売らなければいけない」
「絶対に残さなければいけない」
ということでもありません。
家族の状況や家の状態、立地、これからの暮らしによって、答えは変わります。
大切なのは
空き家になってしまってから考えるのではなく、空き家になる前から選択肢を知っておくこと。
それだけでもいざというときの心の余裕が違ってくると思います。
家のことを考えることは、これからの暮らしを考えること
親の家について考えるとき
どうしても「不動産」の問題として考えてしまいます。
でも、本当はそれだけではありません。
親がこれからどこで暮らすのか
家族はどう関わっていくのか
思い出の詰まった家をどうするのか
そして自分自身はこれからどんな場所で暮らしたいのか
家について考えることは
これからの家族の暮らしを考えること
なのかもしれません。
まだ何も決めなくても大丈夫です。
まずは親と家のことを少し話してみる
そして自分自身も「もしこの家が空き家になったら」と、一度考えてみる
その小さな準備が、将来の大きな負担を減らしてくれるかもしれません。
