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リバースモーゲージって何?


メリットより「注意点」を知っておこう


「家はあるけれど、これからの生活費が少し心配」


そんなときに耳にするのが、リバースモーゲージです。


難しそうな名前ですが、仕組みはそれほど複雑ではありません。


簡単に言うと「今住んでいる家を担保にしてお金を借り、そのまま家に住み続ける仕組み」です。


普通の住宅ローンとは逆


普通の住宅ローンは

お金を借りる

毎月返済する

少しずつ借金が減っていく

という仕組みです。


リバースモーゲージは

自宅を担保にする

お金を借りる

そのお金を生活費などに使う

亡くなった後などに、家を売却するなどして返済する


という形が基本です。

そのため「リバース(逆)」という名前がついています。



例えば


仮に自宅の価値が2,000万円あるとします。

「家は売りたくない。でも、老後の生活費には少し不安がある」

そんな場合、自宅を担保にして金融機関からお金を借りるという選択肢があります。


家をすぐに売却することなく、住み続けながらお金を使える。


これがリバースモーゲージの大きな特徴です。


ただし、ここで大切なのは

リバースモーゲージは「お金をもらう制度」ではなく、「お金を借りる仕組み」だということです。



特に知っておきたい5つの注意点


便利そうに見えるリバースモーゲージですが、誰にでも向いているわけではありません。


特に次のことは、利用する前に知っておきたいポイントです。


1.将来、家を手放すことになる可能性がある


契約内容によっては、亡くなった後などに自宅を売却して、借りたお金を返済します。

つまり、「この家を子どもに残したい」


と考えている場合には、慎重に検討する必要があります。




2.家の価値が下がることもある


今は2,000万円の価値がある家でも、10年後、20年後に同じ価値があるとは限りません。


不動産の価格が下がれば「思っていたほど家を売ってもお金が残らない」


ということも考えられます。




3.金利が上がる可能性がある


リバースモーゲージでは、借りたお金に対して利息がかかります。


特に変動金利の場合は、将来金利が上がると負担が増える可能性があります。


「今は大丈夫だから」と安心せず、将来の金利についても確認しておきましょう。




4.長生きするほど、負担が続く


70歳から利用して、80歳くらいまで使うつもりだったとしても、90歳、95歳まで元気に暮らすかもしれません。


長く利用すれば、その分、利息などの負担も続きます。


「長生きすること」も含めて考えることが大切です。





5.子どもに負担が残る場合もある


ここは特に注意したいところです。


商品によっては、自宅を売却しても借りたお金をすべて返せなかった場合に、相続人が残りを負担する可能性があります。


一方で、相続人に返済義務を残さないタイプもあります。


そのため「家を売れば、それですべて終わる」


とは限りません。


契約前に必ず確認しておきたいポイントです。




「家があるから安心」ではありません


リバースモーゲージを考える前に、まず確認したいことがあります。


それは「本当に、いくら必要なのか?」


ということです。


例えば

  • 年金はいくらあるのか

  • 毎月の生活費はいくらなのか

  • 毎月いくら不足するのか

  • 貯金はいくらあるのか

  • この先、どのくらいのお金が必要なのか

  • 子どもに家を残したいのか


こうしたことを一度整理してみましょう。


そのうえで「それでも自宅を担保にしてお金を借りる必要があるのか?」


を考えることが大切です。




まとめ


リバースモーゲージは


「家を売らずに住み続けながら、自宅を担保にお金を借りる方法」です。


老後の資金を考えるうえで、選択肢の一つになることはあります。


ただし


家を残せなくなる可能性があること。

金利や不動産価格の変化があること。
長生きすると負担が続くこと。
そして、場合によっては相続人への負担が発生すること。


こうしたデメリットを理解しておくことが大切です。


「家があるから、リバースモーゲージを使おう」


とすぐに決めるのではなく


自分はこれから、どんな暮らしをしたいのか。


そのために、本当にいくら必要なのか。


まずそこから考えてみる。


老後のお金を考えるときには、そんな順番も大切なのではないでしょうか。



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