AI時代に逆行!?ひとり社長の僕が西荻窪にキャンドル&ドライヘッドスパのお店を出した理由(前編)

はじめまして!kurokeiです。
この度、2026年9月、西荻窪にキャンドル&ドライヘッドスパのお店「Porte(ポルテ)」をオープンしました。
本業はWEB制作・AI対策支援などを行うIT会社の「ひとり社長」です。
WEBサイトを作ったり、企業の集客を考えたり、最近では「AIにどう見つけてもらうか」「AI時代に企業はどう情報発信していくべきか」みたいなことを仕事にしています。
そんな僕が、なぜ突然キャンドルを作って、夜には自分自身でドライヘッドスパの施術までやるお店を始めたのか。
しかも東京・西荻窪に、15㎡ほどの小さな実店舗を借りて。
AIの自動化でガンガン業務を進める一方で、丁寧に一つずつキャンドルを作り、失敗したら溶かしてまたやり直す。
火のゆらめき、肌の温もりを感じ、人の心に触れながらゆっくりとした時間を過ごす。
全く逆のことを同時に全力で進めています(笑)。
ずっと会社の存在意義を模索してきたけど、自分はただの傍観者として終わるのか・・・
2006年に個人事業で起業し、はや20年。
開業当初から、僕の仕事「ホームページ制作」は誰にでも取ってかわることのできる替えがきく仕事だと感じていました。
それはSEOやマーケティングをウリにしても同じ。だからこそ、僕は社会に役立つサービスを企画して貢献しようと考えました
子育て世代のママさんが働きやすい求人ばかりを集めた主婦特化求人サイトを作ったり、沖縄に根付いていなかった子育てシェアの仕組みを沖縄に引っ張ってきたり。男女平等にフランクに参加できる異業種交流会ならぬ異業種交流サークルを主催してみたり、それなりに動いたつもりです。
でも、存在意義を感じられるほどの達成感は得られないまま時間は経ち・・
あー、若くで起業はしたけど、自分のルートじゃ限界があるのか。
慶應義塾に通って人脈を作って、リクルートに入社して、元リクルートの肩書も持ちつつビジネスを起こして、ベンチャーキャピタルの支援を受けて・・。
そんなルートを高校時代に知っていたら、大学も選び方が違ったよ・・・
でももう遅い。
大きなことを成せないまま、大量のエンタメや激しい時代の変化の刺激を享受しつつ、傍観者として終わっていくのかな。
コロナぐらいの時期は、そんな風に考えていた期間もありました。
WEBはオワコンになる。AIへの危機感で、もがくしかなくなった
ChatGPTを代表とするAIの登場以来、加速度を増す進化のスピードに驚きながらも、やっぱり脅威も感じました。
WEBはオワコンになる。でも、そうなる未来に期待している自分もいる。
自分の仕事がAIに奪われる危機感をひしひしと感じながらも、ワクワクもたしかにあります。
とはいえ、WEBサイトも、アプリも、デザインも、今よりずっと簡単に作れるようになっていくのは確実なので、会社の売上、収入が減るリスクはすぐ目の前にあります。
AIの進化に必死にくらいついていって、WEBの最前線にしがみつくべきなのかについて
どうしても
それはいつまで続く?
そこに意義はあるのか?
と考えてしまう。
WEBの仕事がほぼ必要無くなるまでの進化の過渡期、残りカスのようなもので、意義はきっとない。
WEBの仕事の必要性を感じていた時でさえ、会社の存在意義に悩んでいたのに、今となっては企業としての存在意義は透明に近づいています。
それでも今日の飯、明日の飯のためには稼がないといけない。
生活を維持するには、必死にもがいて稼ぎ続けるしかない。
そうだ!お店をやろう!サロンだ!全部自分でやろう
AIにとって変わられない仕事、残る価値。
みんな調べるし、YouTubeとかラジオなどメディアでも散々議論されるテーマですよね。
僕も当然考えました。
リアルなコミュニケーションが介在する、人による接客、おもてなし、温もり、癒し。
結論はみんないっしょですよね。
僕は、元々やりたいことが色々あって。
例えば、婚活をもう少しラフな形にして
謎解き×恋活・友活とか ボードゲーム×恋活・友活イベントを開催するとか
婚活事業というよりも、自然体で人が繋がれるコミュニティづくりをしたいんだと思います。
オンラインミーティングが主流になった今、WEBのひとり社長なんて引きこもりのようなものなので、人との繋がりにも飢えていました。
そんな僕が・・
サロンをやるしかねえ!
そう決意したのは2025年の末だったと思います。
5年ぐらい前までは、サロンで開業するのは労働集約的だから稼げない、オンラインで、デジタルだからこそ、なんちゃらかんちゃらとウンチクを垂れていたのに。
そんな自分がサロンを!
面白いものですね。
そこからリサーチを重ね、お店運営の経験も無く、施術経験もない自分が施術の勉強をして、しっかり喜んでもらえる、結果が出る施術を提供できるメニューはなんだろうと探し続けた結果、たどり着いたのがドライヘッドスパでした。
2026年にはドライヘッドスパの協会の講習も受け、練習会にも参加し、着々と準備を進めました。
物件探し is so difficult..
問題は、どこで出店をするか。
物件探し。これが難しかった(泣)
最初はお部屋サロンのようなスタイルを考えていましたが、そもそも女性のお客様も多いドライヘッドスパというジャンルで、40代の男性が部屋サロン?
ヘッドスパの資格を持っているとアピールしても、警戒されるに決まっている。自分が女性なら警戒するし!
それにお部屋サロンだと見つけてもらいづらいので、HOT PEPPER Beautyの掲載など広告に頼ることになるからお金もかかる。
ん〜。どうしたものか。
少し、引っ掛かりを感じながらも、どこに出店すべきか、いろんな街を歩いてみることに。
下北沢の雰囲気や空気感が好きで、世田谷代田に住んでいたこともあるので、ああいう散策するのが好きな人が集まる街が良いな。
でも、自分が住んでいる場所からだと少し遠い。
やっぱり中央沿線沿いが良いかもな。
吉祥寺は人は多いけど激戦。
中野はちょっとイメージが違う。
高円寺も・・うーんなんか違う。
荻窪。んー、ここも人気の街と言われるけどしっくりこない。
阿佐ヶ谷は悪くないぞ!好きなオードリーのラジオでもよく耳にした地名だし、家賃も吉祥寺よりは安い。
阿佐ヶ谷で探そうかな。これからさらにオシャレに発展しそうだし♪
そう考え始めていた頃に、車で中央沿線沿いをぐるぐるしていたときに、ちょっと待って、ここ何??
あっ、ここが西荻窪か!
荻窪駅の周りと全然雰囲気が違う!好きな感じかも!!
と一気にテンションがあがり、次の週末に散策することに。
一瞬で心が決まりました。
西荻窪が良い!これはもうフィーリングです。
でも、場所は決めたものの
良い物件はなかなか出ず。内覧は何件かしたけど、決め手にかけるという感じでした。
西荻窪の南側、松庵で運命の物件に!
そんな時、ネットで見つけた松庵の物件。
散策した時はギリギリ通らなかった範囲でしたが、すぐに場所はわかりました。
実施に内覧をして、ほぼ即決!少し狭い?と思いつつも、帰り道では既に家具の配置などのことを妄想していました。
それぐらい盛り上がっていたのですが、残念ながらこの物件には先約が1名。
決まらないでくれ〜〜〜!!!なんとかなれ〜〜〜〜!!と
祈っていましたが、先約の方が審査も通ったのでこのまま決まりそうです。
と不動産会社からの連絡が。
大好きな人に振られたような喪失感。。
すぐに切り替えて、次を探す気にもなれない。
僕は、完全に萎えました。
本当に、物件探しをストップし、しばらく傷心の日々を過ごしていた僕のテンションが爆上がりする連絡がくるのはこの1週間後のことです。
続く・・
