見出し画像

塀の中のメガネ屋さん

刑務所内でメガネが壊れた場合はどうなるか。

平日に願い事というのがあります。
短冊や流れ星と違って、ドラえもんのように本当にオヤジ(担当刑務官)が叶えてくれます。

月曜日は医務願箋とか曜日ごとに願い事の種類が違います。

曜日を守ってオヤジの元に行き、貰った願箋に記入して終わりです。

メガネの曜日はないので、どの願箋になるか覚えてませんが、とにかく願箋を出せばOKです。

ちなみに東京拘置所の未決収容棟では、毎朝『願いごとー』とオヤジ叫びながら各部屋を巡回します。

『あ、願いごとおじさんが来た』

と囚人に陰で言われています。

初めて見た時に『あの人何やってるんですか?』と先輩囚人に聞いたところ、

『3回まで願い事叶えてくれるらしいよ』

そう冗談で返された思い出があります。

『ナメック星のシェンロンみたいすね』とでも返せば良かったんですが、へッとスカしてしまいました。

刑務所のメガネ屋さんに話を戻します。

あとすみません、刑務所でメガネを新調した経験がないので、ここからは親しい囚人に聞いた話になります。

ここから先は

1,585字
この記事のみ ¥ 100
Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

体験してみないと分からない塀の中の実情や事件やハプニングを記事にしました。 アーカイブです。

読めば刑務所通になれる塀の中のあれこれを書いた10編をまとめたマガジンです。

Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

応援していただける方がいるなら作家活動に励みます。