なぜ風水師なのに、離婚になってしまったの?|響月ケシーの一問一答
こんにちは、響月ケシーです。こちらの一問一答コーナーは、風水師として日々人を観察してきた視点から、読者様の相談に丁寧に答えてみるコーナーです。お金、子育て、恋愛、その他なんでも、どうぞお気軽に、ご質問お寄せください。
さて、今日はご質問に答えて参りたいと思いますよ。
回答「私にとってこの離婚という結末が、最高の円満でした。」
まずはご質問本当にありがとうございます。
不躾だなんて、とんでもないです!
とても丁寧に、深いところまで想像してくださって、ありがとうございます。
その優しさにとても癒されました。
せっかくなので、当時の私の中にあったものを、できるだけそのまま書いてみますね。何かの参考になれば幸いです。
① まず、風水は呪いである事実。
私が提供している卍易風水には、不思議な強制力があります。たとえ絡み合っているものであっても、その物事自体や、そこに関わる人たちの心を調和させ、より良い結果へと現実世界を動かす力があります。
つまりそれは
「そのプロセスよりも、結果の方に重きをおく」
ことでもあります。
仮にあの時、夫婦円満の風水を置いていたら・・と考えることもゼロではありません。
でも、それでお互いが向き合うべき点をスキップして、強制的に物事を調和させたところで、それが当時の自分と夫にとって最適な手段だとは、どうしても思えませんでした。
私はあの時、離婚を回避したいという思いを超越し、お互いの本当のところを知りたい。この間柄の本当の結末を引き受けたい。
そういう思いだったのです。
つまり、流れを変える必要自体を感じていなかったのです。
仮に、強制的に物事を整えて離婚を回避できたとしても、それでお互いの事をより深く理解し向き合うことが解決されていなければ、私にとっては意味がなかったのです。
一方で、今回離婚に至ってしまいましたが、結果的に本当に深いレベルで自分自身も相手のことも理解することができ、より一層元夫と厚い人間関係を築けたことを誇りに思えています。
② 必要だったのは「もう誤魔化せない」という本音に向き合うこと
あの時(離婚という選択が私と元夫との間に立ち上がってきてから、実際に離婚に至るまでの間)私が感じていた事は
もうお互いを「円満な家庭」という命題のもとに、ごまかし続けることはできないな、という気持ちでした。ごまかすつもりは互いになったと思いますが、そうなってしまっていたように思います。
私は「これからも家族を続けるため」にどうにかしたい、という思いで必死でした。しかしとあるタイミングで、これ以上どうにかしようとすることをやめる、という決断をしました。
それは、すべての結末を受け入れる気持ちで、私の本当の気持ち、私の望む未来、私の大切にしたいこと。そして同時に彼の気持ち、彼の望む未来、彼の大切にしたいこと。
それらを全部出して、お互いにとっての最善の結末を出す、という決意です。
確かに、そのプロセスは簡単ではありませんでした。
私たちが長い時間本当に濃密なパートナー関係を過ごした事による、感情的な痛みもたくさんありました。
それは私にも、彼にもです。
今思い返せばたくさんの「ごめんね」でいっぱいです。(きっとお互いに)
けど、その当時お互いが抱えていた問題を解決することは、風水がすることではなく、自分たちの手で、人生で、コミュニケーションで、するべきことだと思いました。
そのためにまず一番最初に必要だったのは
「サレンダー」でした。
それはすべての「どうにかしようとすること」を手放すこと。その上で自分たちがどこに流れ着くのかを見守ること。
「相手への執着を手放す」という、私にとって一番苦しい選択をすることでした。
元夫のことは、とても大切に思っていましたし、子供たちに必要な人だともわかっていましたから、辛かったです。
それはきっとお互いに。
③ 風水も、「どうにかする推進力」のひとつ
風水とは、1つのとても有益な、望む結末を強制的に引き寄せる方法のひとつです。使えばきっと、なんだかわからないけどうまくいった、という結果を引き出すこともできたと思います。
けれど、それでは私たちの間に本当にあった問題を、解決することにはならないだろうとも思っていました。
私はちゃんと、全部を理解したかった。
ちゃんと全てを見つめた上で、結末を引き受けたかった。けどそれには重大な痛みを伴うこともわかってた。
もちろん、何度もコインを手に立ち止まったこともあります。けど、その度に「今はそれを使う時じゃない」と、自分で判断しました。
④ 本当に知りたかったのは、お互いが何を求めているか
繰り返しになりますが、当時の私が本当に知りたかったことはお互いが何を求めているのか?ということでした。
そこにはお互いがお互いを本当に必要としているか?という、とても痛みを伴う問いも含まれていました。
そのためには、離婚を引き受けるという決断が必要でした。
そして結論、それで本当に良かった
結論から言うと、あの決断は本当に必要だったし、それで良かったと心から思っています。
最近は離婚を終わりや失敗や喪失だと、全く思わなくなりました。離婚しないように頑張ることで見えていなかった事が、離婚を受け入れることでたくさん見えるようになったからです。
1つ言えることは「夫婦」という間柄が自動的にお互いの頭の中を狭めてしまうような現象が確かにあったことです。
「夫婦だから」という理由で、本当は互いにもっと繊細に吟味しなくてはいけない事がたくさんあったのに、「夫婦だから」というレールの上で滑るように流れていってしまっていた。
そして更には、私たちの間には子供が3人もいて、海外移住という重大な展開があって、彼の不調という彼だけの責任ではない問題もあって、お互いの存在以上の多くの「要素」がたくさんの事を見えなくし、吟味するスペースを持たせなくしていたと思います。
そしてそれにストップをかけるのは「一旦夫婦じゃなくなる」という選択しかなかった。
そして絡み合うたくさんの事を全て解き放った時に、お互いの間に何が残るかを見つめる必要があった。
そして、そこに残っていたのは
やっぱりお互いに対する「尊敬」でした。
だから今は離婚して本当に良かったと思っています。これは離婚しないと長きにわたって、見出せなかったかもしれません。
そしてもしかすると、離婚しない未来に固執することで、この尊敬さえも消え去ってしまっていた未来もあったかもしれません。
これが私たちの導き出した「円満」です。
ずっと仲良くいる、どんな時も喧嘩しない、ずっと夫婦でい続ける、そういう関係だけが唯一の理想形だとは、もう思っていません。
そうやって、パートナーシップに優劣をつける考え方自体が、多くのカップルを無意識のうちに苦しめます。
円満にもいろんな円満がある。
けど、みんな「円満」という幻を見ている。けど、実際にはそのすべてのラベルや役割の向こう側には「一人の人間」がいます。
その円満という幻の影に、一人の人間の人生の輪郭がぼやけてしまう事があります。
男女の営みの上でこの世に宿り、痛みを伴って母親の肉体から生まれ落ち、たくさんの人生を経験してきた、大切なかけがえのない「個別の肉体と魂」が、この世界の前提で、それだけが真実です。
人と人とがともにあるということは、それ以上でもそれ以下でもありません。
あらゆる役割をこなしながらも、それぞれの独立した人生が確かにある。そして、その1つ1つの人生は常に完全に自由でなくてはなりません。そして当然にその1つ1つの人生はどれも優劣なくかけがえがなく大切な人生です。
ただそれだけのことなのに、時に円満という理想や、離婚という書類上の出来事が、自分や相手の価値や、ともに過ごした時間の意味の否定に直結し、時に無用に歪み合い、時に無用に指を突きつけ合ってしまう。
だとしたら、そういうことの何もかもから解き放たれて、相手だけを見つめたかった。
そして本当にそれで良かったと思います。
相談者さんは「円満ということではない」と仰っていますが、それも何の問題もないと思います。
円満を崇拝しすぎず、離別を恐れすぎないこと。それがこれからの時代、とても大切なんじゃないかと思っています。
虹色みたいに、いろんなパートナーシップや愛の形があっていい。もちろん離別にもいろんな形があっていい。
円満だからいい別れ、円満じゃなかったから悪い別れもないです。それも人が勝手に決めること。
あなたが今、円満とは言えない形でその人と離れているとしても、それが劣っているとか、失敗だとか、そういうことでは決してないと思います。
離婚したとしても、一人の人間として、相手を見つめること。しかもその究極は相手自体を必要としないのです。
自分の中だけで、その関係に意味を見出し、それで良かったと納得できれば、それが一番素晴らしい価値をあなたの人生にもたらします。
そして、それを相手にも共有できれば、それはあなたたちが送ってきた全てに大切な意味を、死ぬまで消えることのない本当の価値を、与えてくれるのだと思います。
けどその前にまずは「個人的な人生の意味」としてあなた自身が納得することです。
私はこの究極の安心を味わえたことに、誇りを持っています。
そして、この経験を共に過ごしてくれた元夫には、心から感謝しています。
と、長々と自分の思っている事をひたすらに書き切ってしまいましたが、少しは参考になりましたでしょうか?
自分の人生をより良いものにしたいと願うのならば、すべての人の人生が100点満点です。
だから相談者さんも、自分の選択や人生に誇りを持ってくださいね!
今後もずっと、応援していますよ!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。もしこの記事に響き合うものがございましたら、♡やフォローをいただけると励みになります。
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響月ケシー
風水師|運の正体を研究中。
もう現役10年になります。自己紹介はこちら
風水鑑定や講座で数千人と向き合う中で、
「運はどこから生まれるのか」を観察・研究しています。
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