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ガラスの靴を、もう一度

ショーウィンドウに飾られた綺麗なドレス。

自分には似合わないと瞳を伏せるみたいに、幸せの甘い香りがしても、そっとドアを閉めてしまうのはもうおしまい。

誰かのために場所を空けておく、その優しさは宝石のよう。

でもね、その輝きを自分の胸に飾ることを、もうためらわない。

わたしはもっと幸せになっていいから。

物語の主役がガラスの靴を履くように、ごく当たり前のこと。

人生というコース料理の、一番美味しいデザートを、ちゃんと自分のために残しておく勇気を持って。

遠慮という名のカーテンを開ける。

まぶしい光を浴びる準備は、もうとっくにできているはずだから。


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