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hiiro_archive153
愛が波紋のように 世界へと
この胸に抱えた
ちいさなコップの中
誰にも見せないように
愛を、ためこんでた
壊れそうで
こぼさないように
そっと、抱きしめてた
でも、満月の夜
窓辺に置いたコップから
銀色の光が溢れ出す
それは、
わたしの部屋から
街の光へと溶け込んでいく
隣の部屋で眠る
見知らぬ誰かの
夢を照らす
もしも、この愛が
わたしだけのものじゃないなら
もう、隠す必要なんてない
笑い声も 涙も
全部、誰かと分かち合うために
ここにあったんだ
だから、もう怖くない
この愛が、波紋のように
世界へと広がっていくのを
わたしは、ただ見つめていよう
この記事を読んでくださった方に
愛が溢れますように
