風はすべてを許して吹く

朝風がカーテンをそっと揺らした。

それはまるで、心の隅に積もっていた「許せない」という埃を、優しく持ち去っていく息吹のよう。

追いかける必要も、縛る必要もない。

必要なものは、風が運ぶ種のように、完璧なタイミングでこの手のひらに舞い降りる。

自分を、他人を、世界を、「そうあるまま」に許したとき、人生は突然、軽やかな帆を広げる。

ただ風を感じる。

もう、自由なのだと気づく朝だから。


この記事を読んでくださった方が、幸せになりますよう祈っています!

いいなと思ったら応援しよう!