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抗えぬことに祈るということ

腹痛が収拾つかぬまま早2ヶ月が過ぎようとしていた。悪くもならないが良くもならない。毎日同じレベルで痛みが寄せては返す。
自律神経の不調ってざっくり言われたけどほんとにほんと?こんなに治らないもん?
いよいよ怪しく思うようになり、大きな病院へ行った。消化器外科、婦人科を渡り歩く。全部の検査結果が出るまでは2週間。
相変わらず腹痛は続く。
悪い病気だったらまーちゃんのお世話はどうしようか、悪い病気でもすぐすぐどうにかなるわけじゃないだろうから、なんとかなるか、など日夜考えたりして。
先日、結果を聞きにまた受診。
今さら神様仏様御先祖様に祈ってももう結果は出ているのだから、覆すことなんてできやしない。
いや、あるいはできるのかもしれぬ。祈りはとてつもないパワーがあるはずだから。古代から人々は祈ってきた。雨が降るように、嵐が過ぎるように、狩りや漁に出た人が無事に戻るように。
結局、抗えぬことには祈りしかないのだ。

「あのね、どこも悪くなかったよ!」とドクターが言った。その言霊が骨の髄まで染み込んだ。
誰に対して、何に対してお礼を言えばいいのだろう、と思った。
とにかく、ありがとうありがとうこの世のすべて。

あろうことか、その日を境に腹痛が徐々に和らいできた。今となっては、日に数回「ん?」と感じる程度くらいまで軽快している。病は気から、それは本当の事かもしれない。

the smashingpumpkinsの「tonight,tonight」を聴いた夜。

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