気づいたら、季節が変わっていた。京都洛柿庵の細タペ・豆タペが、暮らしに節気を刻むこと
「のれんは気になるけれど、うちには大きすぎて——」
そんな声から生まれた商品が、京都洛柿庵(らくしあん)の「細(ほそ)タペ」と「豆(まめ)タペ」です。
のれんほどの存在感はいらないけれど、暮らしのどこかに季節の気配を置いておきたい。
そんな気持ちに、細くて縦長のシルエットがそっと応えてくれます。
京都洛柿庵の細タペとは

細タペは、幅10cm・長さ170cmという、スリムで縦長のタペストリーです。
本麻の布地に、季節の草花や風物詩を手染めで描いた一枚一枚が、二十四節気に合わせて生まれ続けています。
幅10cmという細さは、一見すると小さく感じるかもしれません。しかし、実際に空間に掛けてみると、縦に伸びるラインが壁に自然な奥行きをつくり、想像以上の存在感を放ちます。
華やかに主張するわけではなく、でもその場所にあることが、空間の温度をやさしく変えてくれる。
それが細タペの魅力です。
どこにでも馴染む

玄関の壁、リビングの一角、マンションの小さなスペース——細タペは、場所をほとんど選びません。幅10cmという細さが、どんな空間にもすっと溶け込む理由のひとつです。
色合いも、はっきりとしたものから淡いものまで揃っており、白壁のシンプルなお部屋にも違和感なく合わせられます。
「和」を強く打ち出すのではなく、暮らしの中にそっと季節を感じさせてくれる存在として、今の住まいに自然に迎え入れられます。
一点一点、デザインが起こされている

細タペには、ひとつ特筆すべきことがあります。
同じ花をモチーフにしていても、大判のタペストリーやのれんとは、構図がまったく異なります。幅10cmという細い空間の中に草花を表現するために、それぞれの柄に合わせてデザインをゼロから起こしているからです。
花の位置、枝の流れ方、余白のつくり方——すべてが、細い縦長の空間のために設計されています。
だから細タペには、細タペ独自の表情があります。
収納が省スペース

くるくると巻けばコンパクトになるため、季節が変わっても収納場所に困りません。
いくつか手元に持っておいて、二十四節気に合わせて取り替えていく——そんな楽しみ方が自然と生まれます。
掛け替えるたびに、季節の節目を意識するひとときになります。
京都洛柿庵の豆タペとは

豆タペは、幅10cm・長さ60cmという、細タペをさらにコンパクトにしたタペストリーです。
短さを活かして、台の上や棚の側面、マンションの小さな玄関など、細タペよりも自由な場所に飾れます。
サイズが手ごろなため、プレゼントとしても喜ばれています。
「特別すぎず、でも心のこもった贈り物を」と探している方に、母の日や誕生日のギフトとして選ばれることも多い商品です。
京都洛柿庵の掛けハンガーで、空間に立体感を

細タペ・豆タペには、別売りの専用の掛けハンガー(細カケhangar)があります。
一般的なタペストリーは壁に沿って平らに飾るものが多いですが、このハンガーを使うと、布と壁の間に空間が生まれます。すると影が落ちて、作品が立体的な表情を見せるようになります。季節の草花が、まるで空間の中にそっと浮かんでいるような、やわらかい存在感が生まれます。
「細タペのこの細カケhangarをもっと伝えていきたい。立体的に見えて、麻の自然な素材感も引き立ち、すごくいいんですよ」

掛ける場所や光の加減によって、色が深まり、影が揺らぎ、季節の息づかいをより豊かに感じられます。
同じ作品でも、飾り方ひとつで表情が変わる。そこに手仕事ならではの奥行きがあります。
季節を迎え入れるということ

細タペや豆タペを掛け替えるという行為は、小さなことのようで、暮らしの中に確かなリズムをつくります。
立春の頃に白梅の細タペを出す。
桜の季節になれば桜柄の豆タペに変える。
初夏にはカワセミを、秋には紅葉を——
そのひとつひとつが、「ああ、もうこの季節か」と気づく瞬間になります。
忙しい毎日では、ふとカレンダーを見て季節の移ろいに気づくことさえ難しくなりがちです。でも、暮らしの中に季節の作品があることで、気づかないうちに感性がひらいていく。
京都洛柿庵が細タペ・豆タペを通じて届けたいのは、その静かな時間です。
飾るということではなくて、季節を迎え入れるという感じ——
その言葉の通りに、細タペと豆タペは日常の中にそっと寄り添い続けます。
京都洛柿庵 三条店
住所:京都府京都市中京区三条町339
▼オンラインショップ
https://shop-kyoto-rakushian.com/
▼公式サイト
https://www.leciel-japan.com/
https://www.instagram.com/kyotorakushian3joten/
