【15日目】有名YouTuberになるまで残り100日。配信の裏側、OBS。
狐咲エル:15日目です。
ペン助:昨日は配信そのものについて話しました。
狐咲エル:配信スタイルとか、どういう気持ちで配信するかとかね。
ペン助:そう。なので今日は、もうちょっと機材側というか。
狐咲エル:機材?
ペン助:OBSについて話します。
狐咲エル:出た。配信者の画面でよく見る黒いやつ。
ペン助:言い方。
狐咲エル:でもだいたい黒いじゃん。
ペン助:まあ、否定はできない。
狐咲エル:そもそもOBSって何してるの?
ペン助:それを今日は話そう。
OBSがないと、いつもの配信が始まらない
狐咲エル:まずOBSって何なんですか。
ペン助:正式には「OBS Studio」。簡単に言えば、配信や録画をするためのソフトです。
狐咲エル:簡単すぎない?
ペン助:じゃあもう少し言うと、ゲーム画面、マイク、画像、文字、ブラウザ、キャプチャーボードとか、いろんなものをOBSの中に集めて、一つの配信画面として作る。
狐咲エル:なるほど。
ペン助:OBS公式でも、映像や音声をリアルタイムで取り込んでミックスしたり、複数の「シーン」を切り替えたりできる無料・オープンソースの配信・録画ソフトとして紹介されています。Windows、Mac、Linuxに対応しています。
狐咲エル:無料なんだよね。
ペン助:そう。
狐咲エル:すごいよね。
ペン助:冷静に考えるとかなりすごい。
「ゲームを映すソフト」だけじゃない
狐咲エル:でも、ゲーム配信するだけならゲーム画面を映せればいいんじゃない?
ペン助:最初はそう思う。
狐咲エル:最初は?
ペン助:やり始めると増えるんですよ。
狐咲エル:何が。
ペン助:「ここに画像置きたいな」
狐咲エル:はい。
ペン助:「コメント表示したいな」
狐咲エル:はい。
ペン助:「ちょっと待ってね、みたいな待機画面欲しいな」
狐咲エル:はい。
ペン助:「ゲームによってレイアウト変えたいな」
狐咲エル:増えてきた。
ペン助:「マイクのノイズ気になるな」
狐咲エル:止まらない。
ペン助:「配信開始前とゲーム中と終了画面を別にしたいな」
狐咲エル:沼ですね。
ペン助:OBSは、配信を始めるためのソフトであり、配信を作り込むためのソフトでもある。
「シーン」と「ソース」が分かると一気に理解できる
狐咲エル:OBS初めて触ったとき、「シーン」とか「ソース」とか出てきて意味分からなくない?
ペン助:分かる。
狐咲エル:シーンは場面?
ペン助:そう考えると分かりやすい。
たとえば、
「配信開始前」
「ゲーム配信」
「雑談」
「ちょっと離席」
「配信終了」
みたいに、用途ごとに画面を作っておく。
狐咲エル:それがシーン。
ペン助:そう。
狐咲エル:ソースは?
ペン助:その画面の中に置く材料。
ゲーム画面、画像、文字、Webカメラ、ブラウザ、キャプチャーボードなんかがソースになる。
狐咲エル:料理みたいだね。
ペン助:OBSという鍋にソースを入れて。
狐咲エル:急にまずそう。
ペン助:ソースだけに。
狐咲エル:次行きます。
ペン助:早い。
配信画面って、意外と裏でいろいろ動いてる
狐咲エル:見る側だと、ゲーム画面が映ってるだけに見えることもあるよね。
ペン助:そうなんですよ。
でも配信している側では、
ゲーム映像がちゃんと入っているか。
マイクが入っているか。
ゲーム音が大きすぎないか。
画面がおかしくなっていないか。
配信先にちゃんと送れているか。
いろいろ見ています。
狐咲エル:ゲームしながら?
ペン助:ゲームしながら。
狐咲エル:コメントも見る。
ペン助:見る。
狐咲エル:ゲームで敵も見る。
ペン助:見る。
狐咲エル:忙しくない?
ペン助:配信って意外と忙しいです。
狐咲エル:そしてペン助はAPEXで敵を見失う。
ペン助:OBSのせいにしていい?
狐咲エル:ダメです。
音が難しい
狐咲エル:映像より音のほうが難しくない?
ペン助:これはめちゃくちゃある。
狐咲エル:ゲーム音が大きかったり。
ペン助:マイクが小さかったり。
狐咲エル:急に叫んだらうるさかったり。
ペン助:それは配信者本人の問題でもある。
狐咲エル:ペン助ですね。
ペン助:名指しするな。
OBSには音声ミキサーがあって、それぞれの音量を調整できます。さらにノイズゲート、ノイズ抑制、ゲインなど、音声ソースごとにフィルターを設定することもできます。
狐咲エル:結構ちゃんとしてる。
ペン助:だから「とりあえず音が入ればOK」から、だんだん「聞きやすい配信にしたい」に変わっていく。
狐咲エル:ゲーム画面が綺麗でも、声聞こえなかったら結構つらいもんね。
ペン助:そう。
配信って、映像より先に音で離脱されることもあると思うんです。
狐咲エル:急に真面目になった。
ペン助:15日目なので。
狐咲エル:まだ15日目です。
慣れてくると「自分の配信画面」ができてくる
ペン助:OBSの面白いところって、最初はみんな似たような画面でも、触っているうちにどんどん自分仕様になっていくところだと思う。
狐咲エル:配置とか?
ペン助:そう。
必要なものを足して、いらないものを消して。
ゲームによってシーンを変えたり、配信のやり方に合わせて調整したり。
狐咲エル:部屋みたいだね。
ペン助:それ近いかも。
最初は何もない部屋。
そこに机を置いて、モニター置いて、棚置いて。
「ここ使いにくいな」ってなったら動かす。
狐咲エル:そして気付いたら謎の物が大量に増えている。
ペン助:OBSあるある。
狐咲エル:整理してください。
ホットキーまで使い始めると急に配信者っぽくなる
狐咲エル:OBSってキーボードで操作もできるよね。
ペン助:できます。
シーン切り替え、配信や録画の開始・停止、ミュートなど、いろいろな操作にホットキーを割り当てられます。OBS公式でも主要機能として案内されています。
狐咲エル:ボタン一個で画面変わるの、ちょっと格好いい。
ペン助:分かる。
狐咲エル:押し間違えなければ。
ペン助:そこ重要。
狐咲エル:間違えて配信終了とか。
ペン助:やめて。
狐咲エル:フリではありません。
OBSはかなり奥が深い
ペン助:しかもOBSって、基本機能だけでもかなりいろいろできるけど、プラグインやスクリプトを使ってさらに機能を追加することもできる。
狐咲エル:拡張できるんだ。
ペン助:OBS公式でもAPIやプラグイン、Lua・Pythonスクリプトによる拡張が案内されています。
狐咲エル:嫌な予感がする。
ペン助:何が?
狐咲エル:ペン助、こういうの好きでしょ。
ペン助:……好きですね。
狐咲エル:絶対いじり始めるじゃん。
ペン助:「これ入れたら便利なんじゃない?」
狐咲エル:始まった。
ペン助:「こっちのプラグインも良さそう」
狐咲エル:そして配信開始が遅れる。
ペン助:それは避けたい。
結局、大事なのはOBSを豪華にすることじゃない
狐咲エル:でもさ。
ペン助:はい。
狐咲エル:OBSをめちゃくちゃ作り込んだら、配信って面白くなるの?
ペン助:そこなんですよ。
ならない。
狐咲エル:即答。
ペン助:もちろん見やすい画面とか、聞きやすい音とか、使いやすい配信環境は大事。
でもOBSを完璧に設定したからといって、配信そのものが面白くなるわけではない。
狐咲エル:昨日の話につながるね。
ペン助:そう。
結局その中でゲームをやるのは僕たちだし、コメントを読んだり、話したり、一緒に笑ったりするのも僕たち。
OBSはそのための土台。
狐咲エル:主役じゃなくて、舞台を作る側。
ペン助:それ。
OBSを触る目的は「すごいOBSを作ること」じゃなくて、「やりたい配信をやりやすくすること」なんだと思います。
15日目で気づいたこと
狐咲エル:ということで15日目。
ペン助:今日の気づきはこちら。
「配信は、配信ボタンを押す前から始まっている。」
狐咲エル:お。
ペン助:OBSで画面を作る。
音を調整する。
ゲームを映す。
必要なものを配置する。
そういう裏側の準備も含めて、全部配信なんですよね。
狐咲エル:見る側からはほとんど見えないけどね。
ペン助:むしろ見えないほうがいいのかもしれない。
狐咲エル:トラブルがないってことだからね。
ペン助:OBSを意識せずに配信を見てもらえる状態が、一番いいのかもしれない。
100日後にはOBSも変わってそう
狐咲エル:この100日企画が終わる頃には、OBSの設定も変わってそうだね。
ペン助:絶対変わると思う。
配信を続ければ、
「ここ使いにくい」
「これ欲しい」
「これはいらない」
っていうのが出てくるから。
狐咲エル:配信スタイルが変われば、OBSも変わる。
ペン助:そう考えると、OBSの画面も100日間の成長記録になるのかもしれない。
狐咲エル:15日目のOBSと100日目のOBS、比べてみたいね。
ペン助:それ面白いな。
狐咲エル:忘れないでね。
ペン助:85日後の僕に任せます。
狐咲エル:一番信用できないやつ。
有名YouTuberになるまで、残り85日。
ペン助:ということで今回は、配信の裏側でめちゃくちゃ働いているOBSについて話してみました。
狐咲エル:普段配信を見るだけだと、あまり意識しないところかもしれないね。
ペン助:でも配信する側になると、一気に付き合いが長くなるソフトです。
狐咲エル:たぶんこれからもいっぱい触ります。
ペン助:そしていっぱい悩みます。
狐咲エル:設定いじりすぎて壊さないでね。
ペン助:それだけは気を付けます。
狐咲エル:OBS使って配信している人は、「これだけは入れてる」「この設定便利」みたいなのがあったらコメントで教えてください。
ペン助:僕も知りたい。
狐咲エル:そして、ここまでつい最後まで読んじゃった人は?
ペン助:ぜひフォローかスキしてね!
狐咲エル:100日目まで一緒に見届けてもらえたら嬉しいです。
ペン助:有名YouTuberになるまで、残り85日。
狐咲エル:それでは――。
ペン助:また16日目で!
