落ち着かない日は、背骨も固まっているかもしれない
不安でもないのに、
なんとなく落ち着かない。
胸の奥がずっとザワつく。
理由はわからないけれど、
呼吸が浅い──。
そんな日は、
「心」だけに理由を探さなくてもいいのかもしれません。
僕が身体を見るときに、
ひとつ確認する場所があります。
それが、
背骨と肋骨の動きです。
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背骨が動かなくなると、呼吸も小さくなる
ストレスが続いたり、
寒さを感じたり、
長時間同じ姿勢でいたりすると、
身体は知らないうちに固まります。
背中が固くなる。
肩が上がる。
胸郭の動きが小さくなる。
すると、
呼吸に使われる肋骨や背骨の動きも
小さくなりやすい。
呼吸と姿勢、
そして自律神経の働きは、
それぞれ独立しているわけではありません。
だから、
「なんとなく落ち着かない」
という感覚があるとき、
気持ちだけではなく、
身体が緊張した状態から
抜けきれていない可能性もあります。
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長時間の座り姿勢も、身体を固める
長い時間、
同じ姿勢で座り続けていると、
身体の動きはどうしても小さくなります。
背中が丸くなる。
首が前に出る。
肩が内側へ入る。
呼吸も小さくなる。
もちろん、
こうした姿勢だけが
不安や落ち着かなさの原因になるわけではありません。
でも、
身体を動かしてみたら、
なぜか呼吸が楽になった。
少し気分まで変わった。
そんな経験がある人は、
少なくないと思います。
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背骨と肋骨を、少し動かしてみる
難しいことをする必要はありません。
まず、
肩の力を少し抜く。
そして、
大きく吸おうとせず、
脇腹や背中まで
呼吸が広がるような感覚で息をしてみる。
下部の肋骨が、
横や後ろへ静かに広がっていく。
そんな小さな動きを、
感じてみます。
呼吸を「深くしよう」とするより、
呼吸できる場所を
少し増やしてあげる。
それくらいで十分です。
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今日のひとこと
落ち着かないとき、
いつも「心を整えなければ」と
考える必要はありません。
背骨を動かす。
肋骨を動かす。
少し歩く。
ゆっくり息を吐く。
身体から働きかけることで、
結果として気持ちが落ち着くこともあります。
心が姿勢に影響するように、
姿勢や呼吸もまた、
心の状態と関わっている。
理由のわからない感覚だからこそ、
心だけではなく、
身体にも目を向けてみる。
そこに、
自分の状態を知るための
小さな手がかりがあるのかもしれません。
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