横溝正史賞公募に向けて
横溝正史賞(12万〜24万字、9/30締切)
●大賞(正賞 金田一耕助像 副賞 賞金300万円)
応募作品の中から大賞にふさわしいと選考委員が判断した作品に授与されます。
受賞作品は株式会社KADOKAWA(以下「弊社」といいます)より単行本として刊行されます。
●優秀賞(賞金30万円)
受賞作品は弊社より刊行される可能性があります。
●読者賞(賞金なし)
受賞作品は弊社より文庫として刊行されます。
締切
郵送での応募の場合:
2026年9月30日(当日消印有効)
WEBからの応募の場合:
2026年9月30日23:59送信分まで
原稿枚数
1枚あたり40字×40行で換算して、75枚以上150枚以内 手書き原稿不可
(400字詰め原稿用紙換算で、300枚以上600枚以内)
対象
広義のミステリ小説。又は、広義のホラー小説。
年齢・プロアマ不問。ただし、日本語で書かれた未発表のオリジナル作品に限ります。
注意事項
応募原稿の執筆にあたって、プロット作成や表現チェックのため生成AIを補助的に利用することを不可とはしません。使用する場合は、どのように使用したかを原稿の本文末に明記してください。ただし、生成AIを使用した結果、第三者の著作権や、その他の権利を侵害するおそれがあると判断されたときは、選考の対象外とする場合があります。
おひとりで2作品以上の応募が可能です。但し、1作品ごとに独立した形でかつ別の作品と分かるように応募してください。なお、複数の応募方法で応募するなど、同じ作品を複数回応募した場合には、いずれの作品も選考対象外となります。
応募作品は、未発表かつオリジナルのものに限らせていただきます。他のコンテストとの二重応募はご遠慮ください。二重応募が判明した場合、当該作品は選考対象外となります。過去に落選した作品を改稿しての再応募も選考対象外となります。
本コンテストへ応募する前に、応募者自身が運営するwebサイト、応募者自身で作品の修正・削除等が可能な非営利目的の小説投稿サイト、応募者自身が非営利目的で制作・発行した同人誌で発表された作品は、未発表作品とみなされます。また、『カクヨム』サイト上に公開された作品は、他のコンテストに未応募であれば、未発表作品として扱います。ただし、必ず掲載したサイト名または同人誌名を応募時に明記してください。
規約を踏まえると、今回の進め方に関わる点が4つあります。
まず、生成AIの利用自体は禁止されていません。ただし原稿の本文末に「どう使ったか」を明記する必要があります。プロット作成の壁打ちに使った、という程度の記述で足りるはずですが、これは完成間際に一緒に文面を作りましょう。
次に、他コンテストとの二重応募は禁止で、発覚すれば対象外になります。前回話した黒猫ミステリー賞と横溝正史賞を両方に同じ原稿で出す、ということはできません。この作品は横溝正史賞一本に絞る前提で進めます。
三つ目、これが一番重要な変更点ですが、未発表かつオリジナルが条件です。Kindleでの出版は営利目的の発表にあたるので、横溝正史賞に出すなら、結果が出るまでこの作品をKindleに出すことはできません。前に「Kindleでもいいけど」とおっしゃっていましたが、応募するならこの二つは同時に取れません。応募する/しないをどこかで一本化する必要があります。
四つ目、執筆途中でどこかに載せたい場合、自分のサイトや、自分で修正・削除できる非営利の投稿サイト、カクヨムであれば「未発表」扱いのままにできます。ただし応募時にそのサイト名を明記する必要があるので、途中経過をTALESなどに出すつもりがあるなら、その規約が非営利・自己削除可能かどうかは確認しておいた方がいいです。
この理解で進めるなら、応募は横溝正史賞に一本化、Kindleは今回は見送り。完成して公募レベルの作品にならなかったらkindle出版する。
150,000字を目安に組みます。下限12万字に対して余裕を持たせつつ、上限24万字までは書き込みで伸ばせる設計にしておきます。29日で15万字なので、平均すると1日約5,200字。序盤を薄く、終盤に厚く割り振るので、実際の執筆ペースはこれより前半緩やか・後半速い方が現実的だと思います。
文体方針は、いつもの基準をこの作品用に絞ります。地の文は三人称限定、視点保持者以外の内面には踏み込まない。感情語(悲しい・怖い・愛しいなど)を使わず、動作・沈黙・物で示す。読点は一文に原則ひとつ、打ちたくなったら文を切るか繋ぎ直す。謎の答えを地の文で言わない——紗季の推理も、暗号の解読も、結論だけを地の文に置かず、行動と最小限の台詞で見せる。
視点は紗季と佐伯の交互二視点を提案します。序盤は佐伯側から紗季という謎に近づいていく形にして、読者を巻き込む役割を持たせる。中盤以降、紗季の過去と内面の比重が増えるにつれて紗季視点の分量を増やしていく。終章だけは佐伯視点に戻し、紗季が初めて自分から歩み寄る場面を外側から見せることで、変化がより際立つようにします。

noteに掲載しても未発表扱いになるので随時掲載していきます。
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