見出し画像

「忙しい」は成長を止める呪文。現状維持メカニズムを破壊して「レベル上げ」を始める方法

第一部:一番バッター


「忙しいから、できない」 この言葉は、現状を維持しようとする脳が作り出す最強の防衛本能だ。

私はかつて営業の世界でトップの数字を走り続けてきた。そこで痛感したのは、成果を出せない人間ほど「忙しい」というポーズで自分を武装し、新しい挑戦や変化を拒絶するということだ。だが、本当に仕事ができる人間は常に「暇」そうに見える。彼らは舞い込んできた仕事を断らず、それをいかに効率よく、最短で終わらせるかという「システムの構築」に心血を注いでいるからだ。

今の私にとって、小説執筆はその「効率化の実験場」となっている。

2026年の幕開け、私は最大の危機に直面した。1月2日から14日までの約2週間、ネット回線が完全に遮断されたのだ。PCでの執筆が困難な状況下で、12万字のオレンジ文庫公募原稿を抱えていた。

これまで私は、PCの大きな画面に向かわなければ小説は書けないと思い込んでいた。しかし、この「マイナス」の状況を、私は**「場所を選ばず執筆できるスキルを習得する訓練」**へと転換した。結果、スマホ一台で12万字を書き上げる術を身につけ、締め切りに間に合わせた。

環境のせいにして足を止めるのではなく、環境に合わせて自分のOSをアップデートする。その経験値こそが、今、私を江戸川乱歩賞というさらなる高みへと突き動かしている。

もちろん、私は小説だけを書いて生きているわけではない。 一人暮らしの家事――掃除、洗濯、投資の管理。そして糖尿病という持病を抱える私にとって、食事の用意は命に関わる最優先事項だ。

「忙しい」と食生活を疎かにすれば、体はすぐに悲鳴を上げる。だからこそ、ここでも「効率化」を徹底する。AIを活用して献立メニューと買い物リストを自動生成し、栄養バランスを保ちながら手間を最小限に抑える。システム化によって生み出した「余白」の時間で、趣味の『タオンガ』を楽しみ、週に2回は相棒と『フォートナイト』で全力で遊ぶ。

多くのタスクをこなすことは、苦行ではない。ゲームのレベル上げと同じだ。 大量の仕事を「どう効率化するか」と考えるプロセスそのものが、最強の武器(スキル)を鍛え、より高い経験値をもたらしてくれる。

ダイエットが食生活という「現状」を打破しなければ成功しないように、仕事も創作も、これまでの習慣という「現状維持メカニズム」を破壊しなければ、次のステージへは進めない。

今年から私は、すべての作品を有料化し、メンバーシップの仲間と共に歩む道を選んだ。それは、馴れ合いの「スキ」を卒業し、対価をいただくプロとしての責任を負うことで、自らにさらなる進化を強いるためだ。

「忙しい」という言葉で、自分の可能性を封じ込めてはいけない。 制約があるからこそ、効率は生まれる。逆境があるからこそ、新しいスキルは手に入る。 私はこれからも、涼しい顔で「いいですよ」と新しい挑戦を受け入れ、人の何倍もの速さで、自らの人生という物語を更新し続けていく。

この「経験値を稼ぐ」という生き方の究極の形を、私は現代のヒーローである大谷翔平選手に見ている。

彼は投手という重責を担いながら、一番バッターとして打席に立っている。チームの方針か彼の希望かは定かではないが、一番バッターとはチームで最も「打席数」が回ってくるポジションだ。つまり、彼は誰よりも多くの経験値を積める場所を、自ら選び取っているのだ。

投手もやる、打者もやる。その膨大なタスクをこなすために、彼はどれほどの効率化と自己管理を突き詰めているだろうか。

「忙しい」と言って打席を譲る人間には、大谷選手が見ている景色は一生理解できない。 私も、彼のようにありたい。 家事も、健康管理も、投資も、遊びも、そして小説も。 すべての打席を「経験値」に変え、一番バッターの心意気で、人生という試合を攻め続けていきたい。


第2部:現状維持メカニズムを打破せよ


多くの仕事をこなすことは、苦行ではない。ゲームで言うところの「経験値」を稼ぐ行為だ。 打席に立つ回数が増えれば増えるほど、レベルは上がり、より強力な武器を扱えるようになる。

仕事における「最強の武器」とは何か。 それは、「いかに短い時間で、圧倒的な成果を出すか」という効率化のスキルだ。

成果を出せない人間は、一つの敵(タスク)を倒すのに何時間もかけて「忙しい」と嘆く。 しかし、大量の仕事を「いいですよ」と引き受け、経験値を積んできた人間は違う。 彼らは魔法のように、一瞬で敵をなぎ倒す効率的な「最適解」を編み出す。

同じ24時間を生きているのに、人の何倍もの仕事をこなせるのは、彼らが特殊な能力を持っているからではない。 「現状維持ニズム」を捨て、ひたすら経験値を積み、武器を磨き続けてきた結果なのだ。

  • 現状維持メカニズムの正体

    • 人間は本能的に「今のまま」を維持しようとする。ダイエットと同じで、食生活(今の状態)を壊さなければ、体重(結果)は1グラムも変わらない。

  • 「忙しい」という名の防衛本能

    • 新しい挑戦や仕事は、今の安定を脅かす「敵」に見えてしまう。だから脳は「忙しい」という言い訳を捏造して、変化から逃げようとする。

  • 仕事は「経験値」の獲得イベント

    • 断ることは、レベルアップのチャンスを捨てること。

    • 大量の仕事を「どう効率化するか」と考えること自体が、最強の武器(スキル)を鍛えるプロセスになる。

  • 結論:余白がある人間が勝つ

    • 現状を打破し、効率化の武器を手に入れた人間だけが、人の何倍も稼ぎながら「暇そうに」次なるチャンスを掴める。



いいなと思ったら応援しよう!

LaLaLa はぁ、はぁ……っ! お願い、です……! 『怪獣の腹の中で』を……どうしても、私の手で「紙の本」にしたいんです……っ! あなたの、そのサポートが……本の、一ページに、なります……っ。 はぁ……応援、してくれませんか……っ?