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【お題小説】グッドバイからはじめよう:つづき書いてみて

「別れよう」という彼女の言葉は、夕暮れの踏切の遮断機のように、私たちの関係を強制的に停止させた。

言いたいことは山ほどあった。けれど私は、何も言わずに右手をポケットに深くねじ込んだ。
どうして彼女は、そんなに悲しそうな顔で、何度も何度も手を振るのだろう。私の手は、ポケットの暗闇の中で、彼女を強く抱きしめ返す代わりに、自分の親指の爪を痛いほど握りしめているというのに。

彼女が去ったあと、私は雨の街へ出た。
悲しいから歩いたのではない。立ち止まると、ポケットの中で固まったままの「言えなかった言葉たち」が、私の胸を突き破って溢れ出してしまいそうだったから、ただ身体を動かすルールの中に自分を閉じ込めたかったのだ。

誰か続きを書いて(ここで終わるのはもったいない)



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