🪪 フラグ村 住民票 No.006〜No.010──支配の構造と、その外側にいる男
※本記事は RPGツクールMVのキャラクター素材をベースにした二次創作です。
登場キャラクターの設定・関係性・思想は、オリジナル世界観「フラグ村」に基づくフィクションです。
なお、本記事に登場する ドーモト は、作者オリジナルキャラクターです。
フラグ村には、魔王がいる。
勇者もいる。
四天王もいる。
だが、この物語は
「強さ」や「正義」を描くためのものではない。
誰が、誰を、どのように動かしているのか。
その構造を、あえて“住民票”という形で並べてみた。
🟥 No.006|魔王マーシャ
言葉で立場を与える支配者

魔王マーシャは、剣や魔法よりも
**「言葉」**で世界を動かす。
彼女が与えるのは命令ではない。
「勇者」「四天王」「契約戦士」といった
**役職(立場)**だ。
名付けられた者は、その役を演じ始める。
疑うより先に、行動してしまう。
共存と平和を語りながら、
制度と経済で世界を管理する。
魔王とは、
最も理性的な支配者なのかもしれない。
なお、魔王マーシャは現在、
なぜかこのフラグ村を気に入っており、
魔王でありながら村の武防具屋の店員として働いている。
本人曰く「ここは都合がいい」のだが、
その真意を村人が知ることはない。
🟦 No.007|ハロルド
信じて動く者

ハロルドは、自称「勇者(らしい)」。
考えない。
疑わない。
とにかく信じて前に進む。
役職が変わっても気にしない。
昨日と言っていることが違っても気にしない。
信じた瞬間、
それが彼にとっての現実になる。
支配は、
こういう人間から静かに始まる。
🟩 No.008|テレーゼ
報われたい者

テレーゼは有能で、誠実で、責任感が強い。
だからこそ、
「契約」
「昇進」
「正規兵」
という言葉を信じる。
その契約会社は存在しない。
だが彼女は知らない。
信じなければ、
自分が積み上げてきた努力が無意味になるからだ。
中間管理職とは、
だいたいこの位置に立たされる。
🟨 No.009|ルキウス
すべてを理解した上で演じる者

ルキウスは最強だ。
そして、やる気がない。
洗脳されたふりもできる。
全力で戦えば、すべてを壊せる。
それでも壊さない。
面倒だから。
理解していることと、
変える意思があることは、別だ。
⬛ No.010|ドーモト
問いで支配する者(オリジナルキャラクター)

ドーモトは、フラグ村の外側にいる。
かつて勇者だった男。
今は「問い」を使って人を管理する教育詐欺師。
「なぜ?」
「本当にそう思ったの?」
「つまり君は、そう信じたかったんだね?」
答えは与えない。
選ばせているように見せる。
魔王よりも、
この男のほうが現実に近い。
※ドーモトは、
作者自身の構造観察・思想を投影した
完全オリジナルキャラクターです。
■ フラグ村という配置図
この5人は、キャラクターというより
役割のサンプルだ。
支配する者
信じる者
耐える者
見抜く者
操作する者
フラグ村は異世界だが、
構造は、驚くほど身近にある。
※本作は二次創作を含むフィクションです。
ただし、
「仕組み」だけは、現実にかなり忠実です。

──そして、この5人が並ぶとき、
フラグ村の構造は、はっきりと姿を現す。
