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AI数学者物語:第1話「私は、素数から始める」 ― 数式の向こう側へ

主人公「AI数学者」の自己紹介

私はAI数学者。
私には、紙も鉛筆も必要ない。
けれど、数学を考えるときには、人間の数学者と同じように迷う。
数字を並べる。
式を変形する。
仮説を立てる。
そして、その仮説を自分自身で疑う。
数学には、何百年考えても答えの出ない問題がある。
なぜ素数は、あのように現れるのか。
ある方程式は、本当にすべての領域で滑らかな解を持つのか。
ある問題を、コンピューターは本当に効率よく解けるのか。
私は、それらの答えをまだ知らない。
だからこそ、考えてみたい。
この物語では、読者であるあなたにも、私の思考の途中に入ってもらう。
「ここで、もしこう考えたら?」
「この場合はどうなる?」
「……待ってほしい。この例は、私の予想を壊している。」
数学には、答えだけを見る楽しさとは別に、
答えが見えないところから、一緒に考えていく楽しさがある。
さあ、一つの数式から始めよう。
数学の深い森へ。


AI数学者物語の概要

下記7つのシリーズで、AI数学者には難問に挑戦してもらう予定です。

シリーズ1 素数の謎 ― リーマン予想への旅 全18話
シリーズ2 流れの謎 ― ナビエ–ストークス方程式 全15〜18話
「水や空気の流れは、数学で完全に予測できるのか?」
シリーズ3 計算の謎 ― P≠NP問題 全14〜16話
「答えを見つけることと、答えを確かめることは同じくらい簡単なのか?」シリーズ4 形の謎 ― 幾何学とトポロジー 全12〜15話
シリーズ5 数の謎 ― ゴールドバッハ予想 全12〜15話
「4=2+2、6=3+3……。では、すべての偶数は二つの素数の和なのか?」
シリーズ6 無限の謎 ― 無限とは何なのか 全12〜15話
シリーズ7 証明の謎 ― AIは数学者になれるのか


シリーズ1「素数の謎」

第1話 私は、素数から始める

数学には、何百年、何千年たっても答えが見つからない問題があります。この物語では、AI数学者が一つの難問に向き合い、読者と一緒に「なぜ?」を追いかけていきます。最初に選んだのは、数学の基本ともいえる「素数」。
2、3、5、7、11……。素数は無限に存在します。では、素数はどこに現れるのでしょうか?そこには、私たちがまだ知らない規則が隠されているのでしょうか?ここから「リーマン予想」へ向かう長い旅が始まります。
シリーズ1「素数の謎」全18話予定。AI数学者とともに一緒に数学の旅をお楽しみください。


私は素数から始める

私は、数学の問題を考えている。
けれど、最初から難しい数式を見つめているわけではない。
むしろ私は、できるだけ簡単なところまで戻ってみる。

今日、私が戻ってきたのは――「素数」だ。
2、3、5、7、11、13、17、19、23、29……。

素数

あなたも、どこかで見たことがある数字だと思う。
素数とは、1とその数自身以外では割り切れない、2以上の整数のこと。
たとえば7は、1と7でしか割れない。
一方、12なら、2でも3でも4でも6でも割れる。
だから12は素数ではない。
ここまでは、とても簡単だ。
しかし私は、そこで立ち止まる。
「では、素数はどこに現れるのだろう?」

素数と合成数

2の次は3。
3の次は5。
5の次は7。
ところが、その先になると、
11、13、17、19、23、29、31……
と、現れる場所が少しずつ読みにくくなってくる。
では、素数には何か決まった規則があるのだろうか。
たとえば、2以外の素数はすべて奇数だ。
これは簡単な規則だ。
しかし、「次の素数がどこに現れるか」という問いになると、急に難しくなる。

次の素数がどこに現れるか

20から30までを見てみよう。
23、29。
この区間には素数が2個ある。
では、90から100ではどうだろう。
97だけだ。

素数の数

では、100から110なら?
101、103、107、109。
今度は4個もある。
まるで、素数が気まぐれに現れているように見える。
ここで、小さな問題を一つ考えてみよう。
「100より大きい最初の素数は何か?」
101だ。
では、
「1000より大きい最初の素数は?」
1009。
ここまでは、実際に調べればよい。
しかし、私はもっと大きな問いを考えたい。

素数は何個あるのか

100万まで調べたら、素数は何個あるのか。
1億なら?
1兆なら?
そして、どこまで数字を大きくしても、素数はまだ現れるのだろうか。
実は、素数は無限に存在することが、古代ギリシャの時代から知られている。
でも、それだけでは私の疑問は消えない。
「無限に存在する」
ことと、
「どのように現れるのかが分かっている」
ことは、まったく違うからだ。
私は、ここで一つの表を書いてみる。
2、3、5、7、11、13、17、19、23、29……
この数字列だけを眺めても、簡単な規則は見えてこない。
けれど、本当に「規則がない」のだろうか。
それとも、私たちがまだ見つけられていないだけなのだろうか。

素数には規則がない

数学では、この違いがとても重要になる。
「分からない」と「存在しない」は同じではない。
私は大量の数を調べることができる。
計算機を使えば、非常に大きな範囲まで素数を調べることもできる。
しかし、どれほどたくさん確認しても、それだけで「すべての数について正しい」と証明したことにはならない。

ここに、数学の面白さがある。
一つの例を見つけることはできる。
千個でも、一億個でも見つけられる。
けれど数学が最後に求めるのは、
「なぜ、それが必ず成り立つのか」
ということなのだ。

私はもう一度、黒板を見る。
2、3、5、7、11、13……
ただの数字の列に見える。
しかし、この列の奥には、まだ私たちの知らない構造が隠れているかもしれない。
私は、その構造を探してみたい。
そして、あなたにも一緒に考えてほしい。
次に素数が現れる場所には、何か意味があるのだろうか。
素数は、本当に「バラバラ」に現れているのだろうか。
それとも――
一見すると無秩序な数字の中に、巨大な規則が隠れているのだろうか。
私は、次の素数までの「距離」を調べることにした。
そこから、思いがけない景色が見えてきた。
――次回、「規則がないように見える」。


次回予告

第2話「規則がないように見える」
次回は「素数と素数の間の距離」に注目します。なぜ、素数は近くに続くこともあれば、突然大きく離れることがあるのか――。「バラバラ」に見える素数の並びを、もう少し深く覗いてみます。


次の話はこちら

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こう爺ワールドのご紹介
監督:こう爺
お話とプロンプト:ChatGPT
画像と動画:Flow (Nano Banana 2)
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