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マイクロソフト物語:第1話 一枚の雑誌から始まった――ビル・ゲイツとポール・アレン、Microsoft誕生の瞬間

1975年。まだ「パソコン」が一般家庭に存在しなかった時代。
一冊の雑誌に掲載された小さなコンピュータ「Altair 8800」を見た二人の若者、ビル・ゲイツとポール・アレンは、あることを思いつきます。
「このコンピュータを動かすソフトウェアを作ろう。」
手元にAltair 8800がないにもかかわらず、二人はBASICの開発に挑戦。
やがてその挑戦が、Microsoftという巨大企業の誕生につながっていきます。この第1話では、Microsoftの原点と、コンピュータが「専門家だけの巨大な機械」から「個人が使う道具」へ変わり始めた瞬間を描きます。
次回は、いよいよ「ソフトウェア」という、それまでほとんど存在しなかった新しい商品に、二人がどのような価値を見いだしたのかを追います。


1974年の終わり。アメリカ・ニューメキシコ州アルバカーキ。
この町で、後に世界最大級のソフトウェア企業へ成長する会社の物語が始まろうとしていました。
主人公は、二人の若者です。
一人は、ハーバード大学に通う19歳の青年、ビル・ゲイツ。
そしてもう一人は、22歳のポール・アレン。
二人は、コンピュータが大好きでした。
当時、コンピュータといえば、企業や大学、政府などが使う巨大な機械。
部屋いっぱいのコンピュータを、専門家たちが操作する。
そんな時代でした。

1970年代のコンピュータ室

ところがある日、二人の目に、一冊の雑誌が飛び込んできます。
『Popular Electronics』。
その表紙には、これまでとはまったく違うコンピュータが載っていました。
名前は――Altair 8800。
小さな箱のようなコンピュータです。それは、一般の人が手に入れられる「個人向けコンピュータ」の先駆けでした。

Altair 8800との出会い

二人は、その写真を見て驚きます。
「これだ!」
そして、すぐに考えました。
Altair 8800そのものを作るのではありません。
このコンピュータを動かすソフトウェアを作ろう。

雑誌の表紙を見る二人

当時、Altairには、今のパソコンのような便利な画面もキーボードもありません。スイッチを操作し、機械語を使って命令を与えるような世界です。
そこで二人が目をつけたのが、
BASIC
というプログラミング言語でした。
人間にとって分かりやすい命令を使って、コンピュータを動かす。
もし、それができれば――コンピュータは、専門家だけのものではなくなる。普通の人でもプログラムを作れるようになるかもしれない。
しかし、大きな問題がありました。
二人は、Altair 8800を持っていなかったのです。そこで、手元にないコンピュータのために、二人はソフトウェアを作り始めました。

そしてポール・アレンが実際にAltair上で動作を確認するため、開発したBASICを試すことになります。
やがて、二人はAltairのメーカー、MITSに連絡します。
「Altair用のBASICを開発しました」
そう伝えたのです。
実は、その時点では、まだ完成した製品を実際に見せたわけではありませんでした。それでも、二人は勝負に出ました。
そして1975年。ついにBASICはAltair 8800の上で動きました。

コンピュータに、人間の言葉に近い命令を入力すると、機械が応答する。
それは小さな出来事に見えました。
しかし――この瞬間から、コンピュータの歴史が変わり始めます。
機械そのものではなく、
その中で動く「ソフトウェア」に価値がある。
二人は、その可能性に気づいていました。
やがて彼らは会社をつくります。
名前は、
Microsoft。
「Microcomputer」と「Software」を組み合わせた名前でした。
まだ社員もほとんどいない。
巨大なビルもない。
世界的なブランドでもない。
ただ、コンピュータの未来を信じる二人の若者がいるだけでした。

しかし、その小さな会社が、やがて世界中のコンピュータを動かすことになります。
これは、Microsoftの物語。
そして同時に、
コンピュータが「専門家の機械」から「誰もが使う道具」へ変わっていく物語の始まりでもあったのです。


次回予告 
第2話「ソフトウェアという商品――見えないものに価値をつける」

Altair BASICは完成しました。しかし、ここでビル・ゲイツを悩ませる大きな問題が起こります。それは――「ソフトウェアは、簡単にコピーできてしまう」ということでした。まだ「ソフトウェア産業」という言葉すら確立していなかった時代。ゲイツは、コンピュータの未来だけではなく、ソフトウェアという新しい産業そのものの未来を考え始めます。
次回、Microsoftは「プログラムを売る会社」へと、一歩踏み出します。


次の話はこちら

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こう爺ワールドのご紹介
監督:こう爺
お話とプロンプト:ChatGPT
画像と動画:Flow (Nano Banana 2)
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