都内ひとり旅【その1】東京駅、とらやカフェ
2025年3月末、東京にやってきた。
思えばこの旅の直後、入院する事態になったから、私にとってはそれ以前の最後の旅となった。
今回は東京都内の桜の時期をじっくり楽しむ一人旅としたかった。
長い間、働いた自分へのご褒美として海外旅行でもなく、近いと言えば近い東京に連泊して過ごしてみたかった。
勉強や仕事で度々来ていた都会だが、連泊で遊びにきたことは未だない。
今回は4泊5日で同じ宿をとり都内散歩するつもりでいる。
桜のシーズンは宿泊代も普段の2〜3倍以上となるが、そんなことを言っていると永遠に桜を観に来られないだろう。
昼過ぎ、宿に荷物を預けてから昼食を取りに。
例の名店だが、羊羹を買うつもりではない。
喧騒の丸の内南口を出てすぐの東京ステーションホテル2階にある店だ。

ステーションホテルからもステーションギャラリーからも入れるが、入口が目立たないので
あまり知られてないかもしれない。

ホテルラウンジから入るとそこは別世界。
し〜んとした静寂の空間。
ここが東京駅の中とは、信じられない。
真向かいにkitte・ビルを見ながらゆったり腰掛けて
軽いお昼ご飯や抹茶、和菓子などをいただける。
一人だからカウンターで過ぎゆく人々を眼下に見るのも楽しい。
お腹ペコペコなので
本日の吹き寄せごはんのセットを食す。

寿司飯を下敷きに、
タケノコ、カブの酢漬け、大根、千切り牛蒡の素揚げを載せて木の芽を飾ったご飯。
春を先取りした感覚が素晴らしい。小鉢に入った黄味酢ソースを回しかけて頂くご飯である。
黒いお椀はグリーンピースのポタージュ。
バターや生クリームを使わない和風仕立て。
グリーンピースの旨みが濃縮されている。
これに複雑な味の刻み漬け物がついている。
タケノコの食感を楽しみつつ、生乾大根の素揚げ、カブのコリコリ、ゴボウのシャリシャリ、
音の変化までも美味。
味は非常に薄仕立て。
だから素材の旨みが際立つ。
ご馳走様でした。

次の約束までまだ時間があった。
虎屋に来たのにお菓子を食べないなんて、、、悔いを残してはならない(自分の勝手な思い)
次にもお菓子を食べる都合があるから、抹茶と手折り桜のセットを頼んでみた。
抹茶の銘柄を聞き忘れたが、たっぷりのお茶と、ふくらむ香りと甘味ほろ苦さ、旨味に大満足。
お菓子も、甘過ぎず、すっきりした仕上がり、さすが天下のとらやさん、👍!!
朝ごはん抜きで来たから、これで元気が出た。
さて、これから待ち合わせのホテルへ行こう。
