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イヤイヤ期の3歳児へ、今日は時間があるので好きなだけ泣いてください

今日も3歳児の理不尽に付き合う。

時間の許す限り。


体調を崩して保育園をお休みしている次男に
お昼ご飯のオムライスを出した瞬間だった

「なんではんぶんなのー!!」


…半分とは?

「ママのおっきいじゃん、
 次男くんのはんぶんじゃん!」

小さいよと言いたいのか…
確かに、少し小さめに作りましたけど…

「じゃあさ、ママのと交換しよ!
そしたら大きいよ!」

急いで自分のオムライスを差し出す

次男用の小さいスプーンをお皿に乗せる


ついに泣きそうな顔になる

「ママだけおっきいいの、ずるい!」

えぇぇ…

オムライスは分かる。
スプーンはいいじゃん。
おっきい方が食べにくいでしょ?

「スプーンもあげるね」

スプーンで機嫌良くなるなら
とスプーンも差し出す

「ちゃむーい!!」

この「寒い」は
気持ちがグルグルしてますの「寒い」かな

毛布を引っ張ってくる次男

「それはやめよう。
ケチャップついちゃったらお洗濯だよ。
一緒にお昼寝できなくなっちゃうよ」

慌てて止める
お昼寝のときはお気に入りの
「ねんねまくら」と「ふわふわもうふ」
と決めている次男のためを思って…

「ママがわるーい!」

はい、始まりましたー

大声で泣く次男の横で
私はご飯を諦めて
夜ご飯用のスナップエンドウの筋を取り始めた

今日は時間ある。

もう、いくらでも泣いてください。

の気持ちで。

「ママがだめってする
 さむいのにー!!!」

手元のスナップエンドウの筋に集中する

お、うまく取れた

「ママがあやまって!!」

いい機会だから
日頃思っていることを伝える

「ママ、何にでも謝る人間じゃありません!」

一層大きくなる泣き声


でも今日の私は一味違うのだ


しばらくして
だんだん泣き声が小さくなっていく

「なかなおりの
はくしゅしてぇ」

次男の言う「はくしゅ」は握手のこと
どうやら和解ルートが生まれたみたいだ

「いいよ。次男くんが来てね」

そう言うと
泣き止んで立ち上がり
足元まで自分で歩いてきた

「…はくしゅ」

「はい、握手
 もう仲直りできたね」

と、ぎゅーっと抱きしめる
やっと笑顔になってくれた


遅めの昼食を
二人並んで食べる

結局次男は大きな私のオムライスを
ほとんど一人で食べきった

さっきまで泣いていたのは嘘みたいな顔で

明日もきっと
理不尽だと思う


それでも私は
付き合わなきゃいけない

この理不尽に、
あと何年付き合うんだろう?

...何年付き合わせてくれるんだろう?

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