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tripleS ニエン「韓国に来てたくさん泣いたりも…母の応援で頑張れた」[海を渡ってきたアイドル]

tripleS S13ニエンちゃんの単独インタビュー(News1)の日本語訳です。


編集者注…近ごろK-POPアイドルグループで外国人メンバーを探すことは、それほど難しいことではありません。いや、K-POPグループが今や韓国を越えて世界全体をターゲットにするようになり、いわゆる「海を渡ってきた」メンバーは、チーム構成の“必須条件”と言えるほどになりました。成功の夢を抱いて見知らぬ韓国の地を訪れた外国人メンバーたちは、いったいどんな楽しさと悩みの中で“いま”を過ごしているのでしょうか。[海を渡ってきたアイドル]コーナーを通して、彼女たちの多様な物語をお届けします。


2021年、18歳の年に台北から韓国へ渡ってきた少女がいた。K-POPアイドルになるという抱負を胸に、異郷での生活を始めた少女は、2021年に放送されたMnet『Girls Planet 999:少女大戦』に参加して顔を知られ、その2年後の2023年、グループ tripleSのユニット「Lovelution」としてデビューし、本格的に歌謡界へ足を踏み入れた。さらに1年後の2024年、なんと24人で構成されるtripleSの一員として“完全体”デビューを果たした人物——それがニエン(22)だ。

幼い頃は俳優の夢を見ていたというニエンは、韓国のオーディションに合格したことをきっかけにアイドルの夢を育て始めた。その後、練習生生活を始めて韓国語を学び、韓国文化についても学びながら、韓国での生活に素早く適応していった。

もちろん苦しい時間もあった。慣れない土地での生活は大変で、たくさん涙も流したし、韓国文化に馴染むためには骨身を削る努力が必要だった。だが、当初はアイドルになることに反対していた母の応援が力になった。「必ずやり遂げる」という気持ちで練習生生活に耐え抜いたニエンは、tripleSとしてデビューし、ファンからの愛を両腕いっぱいに受ける夢を叶えた。完全体活動に加えて、「Lovelution」をはじめ、「Aria」「Visionary Vision」「Alphie」「neptune」など、5つのユニット活動でも並外れたダンスの実力を披露し、自分だけの確かな立ち位置も築き上げた。

最近まで完全体活動とユニット活動で忙しく過ごしていたニエンに、News1が会った。自分の“なりたいイメージ(理想像)”は「차도녀(チャドニョ=冷たくクールな都会の女性)」だと笑うニエンの姿には、明るいエネルギーと前向きな心構えがにじんでいた。これからも多様なコンセプトを見せながら、ニエンとtripleSをリスナーの心に刻み込みたい——そんなニエンの堂々とした話に耳を傾けてみた。


―自己紹介をお願いします。

▶こんにちは、私はニエンです。tripleSでは、活発でビタミンみたいな魅力を担当しています。けっこう活発なので、チームの中ではエネルギー担当みたいな感じだと思います。

―韓国に来たのはいつ頃ですか?

▶2021年です。ちょうど18歳のときだったと思います。

―最初にK-POPアイドルの夢を抱くようになったきっかけは何でしたか?

▶最初は、実は“アイドルになりたい”という夢じゃなかったんです。芸術高校に通っていたとき、学校の先生が「一度オーディション受けてみたら?」って言ってくれて。それで「一回だけやってみようかな」と思って受けたら、受かったんです。もともと私は俳優が夢でした。ただ、学校で演技レッスンだけじゃなくてダンスのレッスンも受けていたんです。ダンスも楽しくて、「両方やってみたらいいかも」と思いました。

―学生の頃にダンスを学んだことは、今の活動にも大いに役立っていると思いますか?

▶すごく役立っています。学校にいるときもK-POP公演チームだったので、すごく楽しかったです。

―K-POPダンスチームなら、K-POP自体にも関心が高かったでしょうね。

▶はい、すごく関心がありました。その頃はRed Velvet先輩が好きでした。「Psycho」と「Bad Boy」がすごく好きだったんです。先輩たちはすごく明るいエネルギーがあるし、セクシーなコンセプトもできるのを見て、「アイドルってこんなにいろんな姿を見せられるんだ」と思って好きになりました。それに、すごく綺麗じゃないですか(笑)。

―最初に「韓国に行く」と言ったとき、ご両親の反応はどうでしたか?

▶中学生のときに一度オーディションに受かったことがあるんです。そのときは母がすごく反対しました。父は「一回やってみたら?」って言ったんですけど、母は絶対ダメだと反対して。だけど高校3年のときにオーディションに受かったときは、母が「もう大人なんだから、一度やってみなさい」って言ってくれて。そうして行けるようになりました。

―それから『Girls Planet 』に参加しましたが、この番組に挑戦するときはどんな覚悟でしたか?

▶実はそのときは会社を通して出演することになったんです。それに当時は韓国語が全然できない状態で番組に参加しました。何も分からなかったです。練習生期間も3か月しかなかったので、「ここで絶対デビューしなきゃ」というよりは、一度経験してみようと思っていました。

―『Girls Planet』に出て、どんな経験を得たと思いますか?

▶まず、ステージに立つたびにカメラがセットされているのがすごく不思議でした。先輩方にもたくさん会えたので、すごくいい経験になったと思います。

―韓国に来て、言葉がうまく通じずに大変だったことはありませんでしたか?

▶たくさんありました。練習生のとき、外国人は私ひとりだけでした。それに当時はコロナの時期だったので、すごく大変で、たくさん泣きました。

―韓国語の勉強はどうやってしましたか?

▶大変でした。週に3回レッスンを受けて、毎回2時間ずつ受けました。会社も韓国語が早く伸びるように、ラップのレッスンをしてくれたりもしました。

―韓国語を勉強するとき、一番大変だったことは何でしたか?

▶敬語だと思います。「네(はい)」って返事することでも、練習生のときすごく怒られました。中国語で返事するとき、中国人は普通うなずくだけだったりするんですけど、それを見て韓国の先生にすごく叱られたんです。それに「응(うん)」って返事しても、たくさん怒られました。

―それでも、韓国語を勉強する中で役に立ったことはありましたか?

▶私はドラマが大好きなので、ドラマをたくさん見て韓国語を覚えた気がします。『愛の不時着』と『ペントハウス』を面白く見ました。

―ご両親と離れて暮らすので、寂しさは大きくなかったですか?

▶そのときは、ほとんど毎日泣いていました。毎日母と電話してたんですけど、そのとき母が「じゃあ、やめていいよ!もう諦めて家に帰っておいで。ママがまた育ててあげる」って言ったんです。でもその言葉を聞いて、逆に「ダメだ、私がもっと成功しなきゃ」って思いました。もっと頑張らなきゃって思ったんです。

―韓国で、言語以外に文化の違いを感じたことはありますか?

▶不思議だったのは、みんな食堂に行っても携帯やカバンをテーブルに置いたまま席を立つじゃないですか。私はそれを見てびっくりしました。どうしてそんなことができるんだろうって。今は私もそうするんですけど、地元に帰って母と何か食べに行ったときに同じように荷物を置いて席を立ったら、すぐ叱られます(笑)。

―韓国料理で一番好きな料理はありますか?

▶チムダクです(鶏肉の煮込み料理)。鶏ってすごく健康的な食べ物じゃないですか。でもロゼ(ソース)が入ると、もっとおいしい料理になるんです。とにかくすごくおいしい。韓国料理じゃなくても、ブロッコリーが好きです。私の夢は、いつかチムダクの中にブロッコリーを追加できるメニューを作ることです。

―ブロッコリーはどうして好きなんですか?

▶食感がおいしいし、ブロッコリーを茹でるときの香りも好きです。その香りでブロッコリーの香水も作ってみたいです(笑)。

―メンバーといるときは、普段どんなものを食べることが多いですか?

▶メンバーが頼む料理はみんな違うんですけど、私はいつも一口ずつ奪って食べるメンバーなんです。メンバーも今は「お姉さん、全部食べてください」って言います(笑)。メンバーたちは私のことを、ただ“よく食べる人”だと思ってる気がします。


―これまでtripleSで5つのユニットに参加しましたが、特に印象深かったユニット活動はありますか?

▶やっぱりユニットの「Lovelution」だと思います。私にとっては初デビューで、メンバーはすでに経験があったので、正直すごく緊張していました。でもたくさん助けてくれて、すごく楽しいユニットだったと思います。

―Lovelution 活動当時、特に支えになったメンバーはいましたか?

▶私はシンウィーです。なぜなら、シンウィーは私と一緒に『Girls Planet』に出ていたんです。そこで既にすごく仲良くなっていたし、ユニット活動も一緒にできたのが良かったです。それに中国語でやり取りできるので、シンウィーにすごく頼っていたと思います。

―『Girls Planet』の後、シンウィーがtripleSとして一緒にデビューすると聞いたときはどうでしたか?

▶tripleSの世界観では、メンバー公開前は誰も分からないので、私もシンウィーが来るなんて知りませんでした。なのに急に「シンウィーが入る」という話を聞いて、すごく不思議だしびっくりしました。

―大変だった練習生期間を経て、tripleSでデビューすると聞いたときの気持ちは?

▶正直、信じられなかったです。そのときはユニット活動だけだったので、短いユニット活動をサッとやって終わる感じで、「これが終わった後も活動を続けられるのかな?」って思っていました。でも幸い、tripleSとしてずっと活動できてうれしかったです。

―tripleSが24人でデビューすると聞いたときはどうでしたか?

▶最初は、ここ(周り)が全部AIだと思ってました。後から出てくるメンバーはAIなんだと思ってたんです。私は13番目に公開されたから、「え、何これ?」って感じで。そうしたらメンバーがどんどん入ってくるんですよ。「あ、本当に24人になるんだ」って思ったら、本当に24人になりました。あと、音楽番組は絶対無理だと思ってたのに、できたのも不思議でした。

―24人だからこそ見せられる魅力があるとしたら、何でしょう?

▶まず24人でステージをやると、すごく壮大な感じがしてカッコいいです。あと、私たちの曲は多くの人が共感できると思います。暗いけど意味のある曲も多いです。

―tripleSはファン投票で組み合わせが変わるシステムですが、その点はどう思いましたか?

▶すごく不思議です。結局ファンのみなさんが投票してくれるので、私たちが見るより、ファンが見るほうがもっと客観的な感じがあるんです。「この組み合わせがいい」と言ったら、その通りに組み合わさって、良いケミ(相性)が出たりして。ファンの選択がすごく良かったと思います。

―自分では、誰と一番ケミが合うと思いますか?

▶私は23人みんなと合うと思います(笑)。でも最近、tripleSで授賞式をやって、ソヨンと“カップル賞”をもらいました。ファンはケミが良いと思ってるみたいです。それにソヨンとは同い年だから、すごく仲が良いし、ファンも好きな組み合わせなんじゃないかなと思います。

―ファンとコミュニケーションするとき、重視していることはありますか?

▶私はファンとやり取りするとき、いつも口説き文句みたいなことを言っちゃいます。
「星座は何?」って聞いて、「君の隣の席」って返す感じです。
それが日常すぎて、ファンももう慣れて、何も言わなくなりました(笑)。

―ファンとのやり取りで、特に記憶に残っている言葉はありますか?

▶何人かのファンが、軍隊に行っても毎回手紙を書いてくれるんです。それを見るとすごく感動します。軍隊の中でも、支えになる存在が私なんだって思えて、すごく感動しました。

―故郷(台北)のファンの反応で、印象に残っていることはありますか?

▶私が台北に行くたびに、みんな感動する言葉をたくさん言ってくれます。前にユニットツアーでコンサートを一回やったんですが、その時もすごく泣きました。ファンが映像を編集して流してくれて、そこで「ニエン、デビューしてくれて本当にありがとう」という言葉を見た瞬間、感動しすぎてめちゃくちゃ泣きました。だから横でヘアメイクをしてくださる方たちがすごく大変そうでした(笑)。

―これまでファンに見せられていない姿で、見せてみたいのはどんな姿ですか?

▶私は“可愛いイメージ”はまだ見せられていない気がします。最近の私の理想像は“冷美人”、チャドニョなんです。でもファンが「それはダメ」って言うんですよ。「ニエンは、まさに“可愛いニエン”だ」って。私はまだステージで可愛く見せたことないのに、「なんで可愛いって言うんだろう?」って思いました(笑)。

―では今後、tripleS活動でやってみたいコンセプトはありますか?

▶私は最近やったneptuneのユニットが一番好きです。でも活動期間がすごく短かったので、いつか同じコンセプトをもう一回やってみたいです。neptuneは、私を一番うまく表現できるユニットだと思います。

―今年でデビュー4年目ですが、どんな気持ちですか?

▶不思議な感じです。まず、まだ信じられないです。誰かが来て「先輩」って呼ぶとすごく不思議だし、もっと頑張らなきゃって思いました。

―もし10年目になった自分を想像するとしたら、どんな姿でいてほしいですか?

▶10年目になっても、24人みんなで今みたいに“少女の感じ”を届けられる曲をやっていたらいいなと思います。10年後にも、少女たちが共感できる曲ができたらいいです。それと、その時も私の理想像であるチャドニョを、ちゃんと表現できていたらいいなと思います(笑)。


出典:
https://www.news1.kr/entertain/interview/6056466
https://www.news1.kr/entertain/interview/6056469



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