走れない人間が、48歳で走ることになった
久しぶりにこのアカウントを復活させたのに、何も書かないのもなんだかな…ということで、この歳でいきなり走ることになった話、つまり今から3週間後に10kmのマラソンに挑戦する過程を書いてみようと思う。
走るのはずっと嫌いだった
運動は得意ではない。避けてきた側の人間だと思う。
特に走るのは嫌い。小2で初めて参加したマラソン後に失神して運ばれたのがトラウマになっていたのかもしれない。
幼い頃は小児喘息もあり、息が上がる感覚がとにかくつらかったこともあるだろう。
高校では登山マラソンがあり、憂うつだった。
大人になってからは、なおさら。学生の頃に比べたら、身体を鍛えるとか、踊るとか、運動をすることは意識していたが、走るという発想は、ずっと自分とは別の世界の話だった。
縁があって、メキシコのウルトラマラソンの世界的なランナーと関わらせていただく機会もあったが、走るのだけは無理!と、どんなに誘っていただいても断っていた。
ジムのトレッドミルで走るのはたまにしていたけれど、ほんの数分の話。
40代、とにかく身体が辛い
さて、特にここ数年は、体も生活も崩れきっていた。
加齢もあれど、コロナ禍への突入が大きかった。そして仕事での失敗、失望、絶望。人間関係の躓きもあった。
2020年の半年間以上は、毎日微熱が続き、夜にうまく眠れなくなり、朝のリズムが遅れ、気持ちは焦るのに、行動が伴わない日が続いた。
何かを始めたいのに始められず、やらなければと思うほど、動けなくなる。
年齢のせいなのか、体調のせいなのか、それとも、ただの怠けなのか。
自分でもうまく説明がつかないまま、いろんなことにチャレンジしてみては、限界を超えて失神を繰り返して、早5,6年。
「以前の自分に戻れない」という感覚はひしひしと感じる。
在宅ワークばかりになったせいもあるので、とにかく歩く、ジムに行く、パーソナルトレーニングを受ける、ダンスをする、ヨガをする、などなんでも試したが、どうもうまくいかない。
そして、手術を繰り返し、回復過程がまたきつかった。頭痛が頻発し、体調が不安定に。
娘にマラソン大会に誘われる
で、何とか回復してきた気がした2025年の9月のこと。二学期の始まりに、娘が学校から地域のマラソン大会のチラシを持ち帰り、参加を迫ってきた。
「ママ、出てみれば?一緒に走ろうよ」と。日付は6か月後。
鼻で笑った。1mも走れる気がしなかったから。人生の最高体重を更新し、歩くだけで息が上がり、運動はろくにできてなかった。
そんな私が、走る?生きているだけでやっとなのに?今、一番やりたくないことをやるの?
しかし、だからこそか、半信半疑ながらやる気になった。走り始めた。
で、そこからすでに5か月が経ち。2026年2月、3週間後には10kmを走る予定。
さて、制限時間内に完走できるのか……?
これはトレーニングの記録というより、私の生活と気持ちを立て直していく過程の記録として書いていこうと思う。
もし良かったら、しばしお付き合いください。
