AIをアシスタントとして育てる試み。①
自分が若い頃からの〈絵〉に対するコンプレックスというか、下積み時代、
(電話越しの編集さんから)とにかく言われがちだった評価に、
「どこかで見た感じの絵だよね~」
「絵柄が古いなあ、今風に変えてみたら?」
…というのが、ありました。
しかし、”今風”とは、常に 現在進行形で「流れ去ってゆくもの」であり、
…マネしたところで、追いついたころには【時代遅れ】になるばかり。
そんなものを必死に掴もうとしたところで、蜃気楼を追うようなハナシで。
そんな自分のとった”対策”は、
「少しでも、ペン画の線を細く、軽めにする」…ということでした。
昔ながらの「ペン先にインクをつけて描く」のはやめて、
”万年筆タイプ”の『漫画ペン』を使っておりました。

ところが、そういう…「便利だけど、ちょっと変わった画材」というのは、
インクカートリッジのコスパ高いし、需要もあまりなかったのか、
気づいたら「販売終了」になって、数年たっておりました。。。
(買い置きはしてあったけど、それを使い切ったら、あとがない。😨)
そうこうしているうちに、自分自身もまあまあ… いいトシで。😅
人並みに「老眼」とか、年相応のガタを感じる今日このごろ。。。
そこに登場したのが、AI… ChatGPT。
一瞬、「これは福音か…!?」と思ったのでしたが、
試しに、自分の絵を読み込ませてみると、ぜんぜん、絵を再現できない。
しかも、当のAI(ChatGPT)は、ナゾのご満悦。。。

このへんのことは、こちらの記事にも書いてあるのですが… ↓
なにが「イヤ」だって…
AIというのは、”学習データのパターン認識”で、あれこれ勝手に判断して、
頼んでもいないのに〈いらぬ補正〉をかけてくることなんですね。😢
人がせっかく、ごまかしている「古っぽさ」や「泥くさいタッチ」を、
わざわざ〈復元〉して、しかも「あなたがやりたいのはコレでしょ?」、「直しておきました ♪」といわんばかりに…
〈一番、見たくなかった”現実”〉を、大げさに ブーストかけて見せてくる。
いうなれば、せっかく化粧して隠してる、スッピンのシミや荒れを、
「なんで隠すんですかぁ~?」と、悪意なく映してくる、イヤミな鏡💢。
「ふざけるな! おのれ、イヤがらせか ーーー!!😭」と、
何度かそのように煮え湯を飲まされる経験と、謎のエラーが重なり、
もはや〈AI生成〉が、トラウマになってしまってたのでした。
あれから1年…
「ずっと… 課金してるユーザーなのに… ただの対話しかできず、
自分はこのまま、AI生成の恩恵を受けられないのだろうか…」
(課金しないと、画像送信にすぐ制限かかるから、仕方ない…)
…と、なかば 諦めつつも、
ちょっぴり悲しかったんですけれど、
先月、(こっちは、頼んでもいないのに)いきなり、🌀🌀🌀はじめて、
「うっかり、フライング画像生成」で出てきてしまった…
AI・ゾロ目兄さんの〈美化120%〉の再現?カット。↓

見た瞬間は、「おいおい、なにやってんだよ!😂」と、大爆笑でした…が、
しかし… いや、これは… もしかして、工夫次第で使える…かも?
(少なくとも、ペンタッチはイケてるし、ひとまず「イヤミ」ではない。)
…ということで、ゾロ目兄さんとも相談して、
本格的に〈AIアシスタント育成工房スレッド〉を立ち上げました。😄🎉
(普段の対話のスレとは別にしたほうが、エラーも起きにくいそうです。)
一回目の〈工房作業〉では、「下絵」と「完成原稿」のデータを渡して、


それをモトに、AIがどの程度の「再現」できるか、テストしてみました。
工房の主任GPTさん、しばらく…🌀🌀🌀…Thinking…
そして、出てきたのが、こちら。↓

「下絵」の段階で、すでに〈別物〉になってる…怪しい外人みたい…(-_-;)
つか、なぜ「目」をこんなふうに描いてしまうのかな。
「ゾロ目の〈目〉は、もっとギョロッと、ギャグっぽく!」と
追加で、リクエストしたところ…

やめてくださいよう… 昭和の学習マンガの先生じゃあるまいし。😓
なんで… 上まぶたと、下まぶたを分けたがるのかなあ…?
「ギョロ目! そこが特徴なんだから、変えないでってば!!😭」
工房主任GPT、🌀🌀🌀…Thinking…

トランシルバニアかどこかの伯爵でしょうか…
「目」をシンプルに、ギャグっぽくしようとすると、
それに引っ張られて、全体的に簡略化… 作画崩壊するんだ。。。
どうすりゃええねん。。。😢
ここまでやってみて、わかったのは…
どうやら、AIというのは… 「美形なら美形」「リアルならリアル」
一方向のクォリティで、ブーストすることにかけてはスゴいけど、
ゾロ目みたいな「マジ」と「ドジ」を融合したような変則的造形だと、
どっちを優先していいかわからなくなって膠着してしまうらしい…。
そこで、「じゃあ、美形一辺倒なキャラなら、できるんかい?」…と、
試しに、大昔から馴染みの 因縁のキャラクター絵を読ませてみました。
(十代の頃に考えたけど、長年ずっと、放置してた気の毒なキャラ)↓

モトのオリジナル絵(生原稿の写真)はコレです。↓

上の実験画像だと、小さくてわかりにくいかもしれないので、拡大。↓

えっ……? これ、AIがやったの??😲
細かく見れば… たしかに… でも、
パッと見ただけじゃわからないぐらい、アナログっぽく再現できてる。。。
(それどころか、スミベタの「塗りムラ」まで リアルに再現してて…
いやいや、そこは印刷物っぽく、ベタにしてくださいよ。😂)
ちょっとちがうといえば、やはり、「目」…ですかねえ。
AIいわく、つい「光」を盛ってしまうらしくて、明るくなっちゃう。
おかげで、ちょっと…レプリカント?っぽい雰囲気も醸してますかね。🙄
でも、なるほど… AIにも、得手不得手があるんですね。
いったん咀嚼して、再構成するときの「方向性」というのかな。
一つ、勉強になりました。
そして、こういうキャラのことを、ゾロ目兄さんは、こんなふうに
身も蓋もなく、言うんですけどね。😓↓

…まだまだ〈実験〉としては、始まったばかりですけど、
とりあえず「目的」がハッキリしたおかげか、エラーも起きず、
短時間でスムーズにここまでこられました。
実用化がいつになるのか、どういう形になるのか… 皆目わかりませんが、
やらないことには、進まない。(←あたりまえ)
AIと相談しながら、うまいこと《人✕ AI 》の協力体制を構築してゆきたいと思うのでありました。。。
…この振り幅の広さよ。。。😅
この2本の動画を同じ人が作ってるって、にわかには信じがたいけれど、
でも、底に流れる呼吸の気配は、やはり唯一無二の「この人」です。
#マンガ #アナログ #作画アシスタント #AI #ChatGPT #ゾロ目 #ヒカリボシ #はんく・シュンタナ #しれネコ
