もし私が起業するとしたら、経理はAIと会計ソフトだけでできる?
もし私が起業するとしたら。
経理はどうするんだろう?
そんなことを考えました。
今は便利な会計ソフトがあります。
AIに聞くこともできます。
私も昔、会社で経理をしていました。
だったら、自分でできるんじゃない?
最初はそんなふうに思いました。
でも、実際にfreeeのお試しを使ってみたとき、ちょっと引っかかったんです。
「その前に、会社の経理のルールが必要なんじゃない?」
私は会社員時代、一般管理費の仕事から経理を始めました。
もちろん最初から何でも分かったわけではありません。
分からないものが出てくると、隣の先輩に、
「これ、何費ですか?」
と聞いていました。
教えてもらって、覚える。
また似たようなものが出てきたら、今度は自分で処理する。
そうやって仕事を覚えていきました。
長く会社で働いていると、それが当たり前になります。
でも、よく考えたら私はずっと、すでにルールが決まっている会社の中で仕事をしていたんですよね。
ところが、自分で起業するとなると話が違います。
何かを買った。
さて、これは何費?
freeeを使えば候補は出てきます。
チャッピーに聞けば、「こういう処理が考えられます」と教えてくれます。
私にも昔の経理経験があるので、
「たぶん、これやろな」
くらいは分かります。
でも、そこでまた思うんです。
「本当にそれでいいの?」
起業したばかりなら、過去の仕訳もありません。
「前はどうしていた?」と確認することもできません。
開業するまでに使ったお金だってあります。
どこまでが開業費になるの?
これは普通の経費?
それとも別の処理?
考え始めると、最初から決めることが結構ありそうです。
優秀な会計ソフトがあっても、入力するための基準がバラバラだったら、正確な経理にはならないんじゃない?
そう思いました。
じゃあ、私が本当に起業するとしたらどうするか。
たぶん、早めに税理士さんに相談します。
私は二度手間、三度手間が大嫌いです。
何か月も自分で入力したあとに、
「最初の処理から違いますよ」
と言われて、全部やり直す。
これは避けたい。
だったら最初に、
「こういう仕事を始めます。会計ソフトはこう使いたいです。最初に何を決めておけばいいですか?」
と聞いておきたい。
そして、もし顧問契約をするなら、一番聞きたいのは節税です。
もちろん、無理やり税金を安くしたいという意味ではありません。
知らないばかりに、使える制度を使わず余計に払うのは避けたい。
でも、知らないことって、自分からは質問できないんですよね。
AIにも何でも聞ける時代になりました。
会計ソフトもどんどん便利になっています。
それでも専門家はいらなくならないのかもしれません。
むしろ、
「何を聞けばいいのか分からないことを教えてくれる」
そこに専門家の価値があるのかな?
会計ソフトを触っていただけなのに、また別の「なんで?」が出てきました。
AIが何でも教えてくれる時代、専門家の仕事ってどうなるんだろう?
……次は、そこが気になっています。

