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定期便のない慶良間空港の滑走路を展望台から眺めてみた

沖縄の離島である阿嘉島。その島から慶留間島、そして次にある外地島(ふかじじま)へ。

やっと行くことができた外地島へはママチャリで少し苦労しながら到着した。


慶良間空港のターミナル



国立公園という表示板



展望台への入口


慶留間島から橋を渡って外地島に入ったらすぐに始まった上り坂。自転車を押しながら歩いて目的地へと向かった。

平らな空港施設内の道路まで来ると息を整え、再び自転車にまたがり展望台の入口前へ。ひっそりとして人気のないターミナル、そして駐車場には1台の車が停まっているだけであった。

展望台への入口はすぐにわかった。ちゃん案内板があり扉には注意書きも。鍵のかかっていない扉を開けて自由に入れるようになっていた。


山の中の道を進む



所々に階段も


展望台への入口にあるフェンスの扉は開放禁止になっており、出入りする人がその都度開けては閉めるという方式であった。

もしかしたらケラマジカの侵入を防止するためなのかもしれない。

ここでもケラマジカと遭遇することがあるのかもと心の準備をしていたが、遭遇することはなかった。

「これはなんだろう」

木々の中によく分からないものがあったので気になって近くで確認すると短く切り分けられた木であった。おそらくキノコを育てるためのものだと思われた。


小さな屋根の展望台



滑走路が一望できる


森の中の小道をゆっくり歩くと5分ほどで展望台に到着。塩害の影響なのか鉄筋が剥き出しになっているのを見て「大丈夫かな」と若干の不安を抱く。

でもそこからの風景を見ていると錆びのことはどうでもよくなってしまった。

ほかには誰もおらず独り占めの状態。ここで持ってきた軽食を食べることにした。

島の食堂が利用できるかどうか分からなかったので、念のために那覇の泊港にある売店でおにぎりを1個だけ購入して持ってきていた。阿嘉島の商店では菓子パンしかなくて、おにぎり持参は正解であった。

島に行くときには何もないかもしれないということを頭に入れておいた方が無難だということはこれまでの離島行きの中で学んだこと。


滑走路の真ん中あたりの表示



向こうの島は渡嘉敷島



反対側には無人島がいくつか



満喫したので戻ることにする



下りの途中で見つけた隙間から



時間に追われるように去っていった


一息ついたところで四方を見渡しながら写真を撮った。霞があって天気はイマイチだったがそれでも素晴らしい風景が広がっていた。

この展望台に来たかった理由は慶良間空港の滑走路を見たかったから。滑走路の長さは800メートル。とても小さな空港なので小型のプロペラ機とヘリくらいしか降りられない。

残念ながらこのときはチャーター便もヘリも見ることはできなかった。ただ、あとで阿嘉島に戻ったときに米軍か自衛隊か分からないが軍用ヘリが降りていくのが見えた。

この展望台にいた15分ほどは一人でのんびりしていたが、下り始めたところの山道でカップルに会い、そのあとすぐに一人の男性がやってきた。彼は港から徒歩で来たとのことだった。少し話したあとに「熱中症に気をつけましょう」と言って別れた。直後に先ほどのカップルが降りてきた。

「もう降りてきたの?」というと「分単位の行動なんです」とのこと。とりあえず見ておくということを否定はしないが、もったいないなとも思う。ここで何かを感じて何かインプットすることは出てきたのだろうかと気になってしまった。

ケラマジカの近くで会った女性も上がってきた。「男の人が先に行きましたよ」と伝えた。

慶留間島で再会したときに「あの人、何と同郷だったんですよ」と話してくれた。「ビックリしたー」とも。座間味村まで一人で来て、外地島の展望台で静岡の同じ街から来たという人と会う確立はどれくらいのものなんだろうと思う。

そりゃビックリだよな。


ひっそりとしたターミナル



外務省のポスター



ヘリタクシーのポスター



小さな待合室



滑走路に入ってみたいのだが



ヘリが空港に向かって行った


せっかくなので空港のロビーものぞいてみようと思ったらちょうど一人だけのスタッフの方がタバコを吸いに出てきたところであった。

喫煙スペースの前でスタッフの方といろいろ話を聞くことができた。(ボクはタバコは吸わない)

定期便はないがチャーター便やヘリ、自家用機なども飛んでくるとのこと。悪天候で船が何日も出ないときなどにも空港が使われることもあるようだ。

ここを活用してパイロット養成もできるのではと考えたこともあったが、この滑走路の長さでは訓練は難しそうとも思った。

ここに空港が設置されている意味や価値はあるはずだけれども、利用頻度を考えると有効活用はないのだろうかと思ったりもする。軍事利用はしてもらいたくないけど。

ターミナルの中に入ってみると空港の規模がそのまま分かるような空間であった。搭乗待合室の座席の数に思わず笑ってしまう。笑うところではないとは思うが。

異様に目立つゴルゴ13のポスターと海上タクシーのポスターをじっくり読んでから外に出た。


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