小1次男と、何度も「バイバイ」した朝に思ったこと
私は小3、小1、年少の3人息子を育てる母で、時短勤務で働く会社員。
たった30m、たった5分
朝、次男とふたりで歩いた。
家から少し大きな通りに出るまでの、ほんの30mほど。
たったそれだけの時間だったけど、次男の成長と、嬉しそうな表情を見ることができた。
小3長男が発熱。
その日、次男はひとりで登校することになった。
いつもは、だいたい一緒に行く。
遅れることがいやな次男と、ちょっとマイペースな長男。
「いくよ」と声をかけるのは、次男のほうが多いかもしれない。
朝の支度が早く終わったときなど、次男がひとりで行くことはたま~にある。でも、いきなり兄ちゃん不在の登校となると、
「おれも行きたくない…」
ってなりそう…兄弟ってそんな感じだから。
でも、そんな私の心配をよそに、次男はひとりで家を出た。
私も、長男の発熱で看護休をいただくことになったから、いつもより時間がある。
せっかくだから、ゴミ捨てがてら、久しぶりに次男に付き添うことにした。大きい通りに出るまで。といっても、ものの30mくらいなんだけど。
隣を歩いて、それから見送った。
どんよりした天気。
雨予報だから傘も持って、今日も荷物でいっぱいの両手。
でも、隣を歩いていると、次男のなんとなく弾んだ表情が見える。2学期がスタートしたばかりで、ちょっと心配していた私は、少しほっとした。
短い時間だったけど、会話もした。
次男「今日プールだ。歩いていくんだよ」
「おれ泳げない…!」
泳げないと言いつつも、足取りは重くない。
そして、あっという間にバイバイ。
私「じゃあ、行ってらっしゃい!」
次男「うん、バイバイ!」
私「はい、バイバイ!楽しくね!」
次男「うん!バイバーイ!」
「バイバーーイ!!」
「バイバーーーイ!!!」
「バイバーーーーイ!!!!」
お互いの姿が見えなくなるまで、何回も振り返りながら、「バイバイ」を言ってくれた。
寂しくて不安で振り返っているようには見えなかった。
ただ純粋に、今日はここまで一緒に出てきてくれて「バイバイ」を言えたことが嬉しい。そんな表情な気がした。
なんか、かわいいなぁ。
語彙力が乏しすぎて、こんな言葉しか出てこないのが悔しい。けど、たまらなく愛おしいなぁと思った。
こんなに小さなことだけど、次男は喜んでくれていた。
たぶん、5分くらいのこと。
でも、こういう何気ない、ささいな時間が、次男にとっても大事なんだなと思った。
たった30mで、たった5分。
それでも、子どもの成長や、その日の気持ちを感じ取ることができるし、つながりが深まる瞬間なのかもしれない。
朝は忙しい。
いつも、「早く!」「もう行く時間だよ!」と、大きいな声で彼らのお尻をたたきながら送り出してしまう。
でも、たまには朝少しだけ時間に余裕を持って、ちゃんと見送りたいと思った。家族とは違う世界に向かっていく、その日その日の背中を見届けたい。
いいなと思ったら応援しよう!
読んでいただけただけで本当に嬉しいです。もしほんの気持ちでチップをいただけたら、今後のnote更新の励みになります。ありがとうございます!