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【恥ずかしい】もっと見て 至高の線-「点」 ~漢字の点の位置~

「点」は「線」です。


は❓️
あ、はい。

「点」は
線を短くし究極的に美しく表現した「線の一種」です。
だから
「点ほどゆっくり」「点ほど大切に書こう」
とよく言われますよね。
(うん、誰に❓️)

私は教室で言っています。
「点ほど時間をかけて書いて」と。

その「点」という名前にだまされない
点は
「点」という名の「線」です。

もっと言えば
あらゆる「線」の頂点に君臨する線が「点」です。
まさに「線の最高峰」です。


字は線の組み合わせ
その一本をおろそかにしたとき
見事に下手な字が出来上がる

点も横画や縦画と同じ
線としての扱いをしてみてください。



今回は
点の「書き方」ではなく
点の正しい「位置」についてのみ
4パターン見ていきます。(+アルファ)

また漢字それぞれの
原理原則はありますが、
今回は
点の「位置」についてだけ触れていきます。



《1》「寸」

漢字の「寸」、
部首の「寸」、
また同じような部分を持つ漢字の
この「点」の位置
どうしていますか❓️

「分からないから
だいたいこの辺でいっかぁ」と書いていませんか❓️
私も知らなかった時は
変に見えない位置で
だいたいで書いていました。「寸」の点。

「寸」の点の位置は決まっています。
「はねた直線上の上の方」です。
真ん中辺りでもありません。
点の方向も
そのハネの方向と同じで
そのハネの直線上に書きます。

こう見ると「点」の位置ひとつで
見え方が違うことが分かりますよね。



《2》「灬」

部首の「灬」、
要素としての「灬」
どの場所にどう書いていますか❓️

点の「位置」だけで
こんなにも違う…
「点」の大切さが分かりますね。

囲まれた中にある「灬」

「点」が4つもあれば
その位置でこれだけ違います。
点が「線の一種」であると思い知らされますね。

(「灬」自体の書き方についてはまたいつかやります。)


《3》「心」

「心」は単体でも
いろんな漢字の一部でも
よく使われますが

ただの4本の線、
内3つは「点」でできている、
縦画も横画も含まない漢字です。
ひらがなと同じで
一本の線にかかる責任が非常に重い字です。

「心」の書き方については
別でがっつりやりたいと思います。

今回は「心」の最後の点2つの位置についてです。

この2つの点は
思っている以上に上の方に書きます。
2画目の書き始めより上に書くつもりで
書いていいくらいです。

「心」は
漢字の真ん中にあったり下にあったりしますが
どこにあっても
この2つの点の位置は上の方です。

だから
「がんばって」
(気持ちの問題か…)

書いていて
ふと不思議に思ったんですが、
楷書で「心」のこの点の位置が違っている人は
行書で「心」をどう書いているんだろう、と。
行書では上の方に書けているのでしょうか。



《4》「八」

部首の「八」
また、漢字の最後にくる
この「ちょんちょん」

 

この「ちょんちょん」は
外側の縦画の下くらいに始筆(書き始め)が来ます。

下2本で上を
倒れないようにちゃんと支える感じです。

この「八」は
漢字の最後に来ることが多いです。
右側の「点」を長く、
そして終筆が
左払いに対して0.数ミリでも下に来るように書くことで
重心をとります。


《おまけ》「冬」

「雨」や「あめかんむり」の点も同じです。
点が縦に並ぶとき 
少し、ほんとに少し、
開いていくように下の点を書きます。

ほんとに0.1ミリ単位の話ですね。




「点」という名の「至高の線」を持つ漢字は
他にもたくさんあります。
第二段もやりたいと思います。 

「点」は
それを「点」だと思うから
「ちょん」と
「チョロチョロ」っと
書いてしまいがちです。



ひらがなでも
その0.1ミリの差に敏感に反応する私が
「点」に鈍感なわけがなく…


字は
「線の組み合わせ」「線の集合体」であるならば
その「点」の行方と居場所は知っておきたい
ところです。




「楷法の極則」と称される
欧陽詢の『九成宮醴泉銘』の楷書文字です。

「見てみる」だけで大丈夫です。


これで
穴を深く掘りすぎると
難しくなって
書くことが嫌いになってはいけないので。

「参考までに」の手前の
『チラ見』で抑えておいてください。

きれいな字は
簡潔に
分かりやすく
シンプルに

はい、私がそぅお伝えできるよう、がんばります。

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