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いよいよ処暑 —静かに忍び寄る秋の気配を探して

お盆を過ぎて、
ようやく暑さの峠も超えてきたように感じられますね。

カレンダーをめくれば、もうすぐ二十四節気の「処暑」。
(今年は8月23日~)
「処」という漢字には「止まる・落ち着く」という
意味があるのだそうです。
そう知ると、
文字通り「暑さが止まり、すーっと落ち着いていく時季」なのだなと、
季節の言葉の深さに思わず納得してしまいます。

これから少しずつ過ごしやすくなる季節。
ふとした瞬間に忍び寄る秋の気配を、そっと探してみました。


実りの黄金色と、精霊トンボ

朝晩の風にほんの少し冷たさが混ざり始め、
ふと田んぼに目をやると、
稲穂がだんだんと黄色く色づき、実りを蓄えて頭を垂れ始めています。

ふと空を見上げれば、群れて飛ぶトンボたちの姿。
お盆過ぎによく見かけるこのトンボは
「ウスバキトンボ」という種類なのだそうです。

お盆の頃に突然たくさん現れることから、
地域によっては「盆トンボ」や
「精霊(しょうりょう)トンボ」と呼ばれ、
ご先祖様の霊と一緒に帰ってくる
言い伝えのモデルにもなっているのだとか。

昔の人々がトンボの舞う姿に
想いを重ねていた風景を想像すると、
空を眺める時間もどこか愛おしく感じられますね。

セミたちのバトンタッチと、夜のとばり

猛暑中で必死に鳴いていた蝉たち。
夏の終わりを告げるように、
ツクツクボウシやヒグラシが鳴き始めます。

夕暮れが過ぎ、静かに「夜のとばり」が下りる頃。
耳をすませば、セミの声に混ざって
草むらや木々から秋の虫たちの声も聞こえ始めます。
静かな夜の暗闇に虫の声が響くようになると、
本格的な秋の訪れも、もうすぐそこです。

季節の境目を穏やかに

真夏のピークを無事に乗り越えたものの、
この時期は夏の間に溜まった疲れが
ドッと出やすいタイミングでもあります。

温かいお茶で内臓をじんわり温めたり、
お風呂でゆったり身体をほぐしたりしながら、
少しずつからだを「秋モード」へシフトさせていきたいですね。

皆さんは、どんなときに秋の訪れを感じていますか?

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