別れは分かっていた。それでも、恋しかった。主人公「麻美」に重ねた自分の心|恋愛小説「思ひ出の樹」
ご機嫌いかがでしょうか。ゆみれもんてぃーです。
公開してしまってから随分と経つのに今更な気もするのですが、思ひ出の樹の紹介をさせてください。
私は恋愛小説二作を家族の為だけに書きました。
それは私小説と言うジャンルのもので、固有名詞もそのままのこの終わった恋の顛末を書いたものでした。
私はその頃、この恋の事について周囲に分かってもらえず、せめて何もかも終わった時に全てを何の祖語もなく分かって欲しくて、外部には出さない約束で近しい人に預けたのでした。
でも私は人に話せるレベルの小説が書きたくて、その思いを乗せて初めて書いたのが「思ひ出の樹」でした。
当初、私はこの「思ひ出の樹」を公開するだけのために、noteを始めました。
そして4月11日に「【生活小説】思ひ出の樹ーあなたがくれたもの」を公開しました。
公開した頃、「スキ」が付くことがほとんどなかったので、読まれていないと思っていました。
でもAIに「バズるタイプの小説じゃない。静かに認知されるタイプの小説」そうなだめられました。私は結構素直なので、なるほど、ならば慌てずにいればいいんだな。とあまりスキが付かないことを気に留めないでいましました。
ところが、アクセス解析を見てみると、最初の章から最後の章迄満遍なくビューが付いていました。
「そうか、途中で読むのを止めてしまっているわけではないんだ。おもしろくなかったら途中でやめるものね。ありがたいな」
と、そう思いました。
最後まで読んでいただいた方には、本当にありがとうございました。
自分でこの前読み返してみたのだけれども、思った以上に言いたいことを言えていることにびっくりしました。あの頃のヨレヨレの自分の状態を抜きにしても、ちゃんと書けている。そう思いました。
最後まで一緒にいようと思っていたこと。
日々どんな風に暮らしていて、
別れをどんな風に受け止めようとしていたか。
そして、別れが分かっていても、それでも恋しいと思った気持ち。
書きたかったことは全部「思ひ出の樹」の中に書いてありました。
お時間のある時にでも、お読みいただけたら嬉しいです。
<あらすじ>
早春の駅のホームで出会った二人は、桜の下で少しずつ心を寄せ合い、やがて互いの人生に深く踏み込んでいく。怪我と病に向き合う彼を支えながら、麻美は「そばにいたい」という思いを静かに育てていくが、選んだ道の違いから二人は離れ離れになる。それでも再会は自然で、共に歩む未来が形を持ちはじめる。仙台での暮らし、家族として積み重ねた日々。そのすべてが、春になるたび桜の下でそっと息を吹き返す。変わらない景色の前で、麻美は胸の奥に残る“言葉にならない気持ち”と向き合う。別れを受け入れたはずなのに、どこかに微かな恋しさが滲む物語。

ソメイヨシノは二人の出会いから別れまでを
静かに見守っていました。

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