⑥エレガントですね|旅行記「それを旅とは呼ばない」
「深沢紅子(”ふかざわこうこ”と読むそうです)野の花美術館」の坂を下りて、タリアセン3つ目の美術館「ペイネ美術館」では「レイモン・ペイネのみにょん展」を開催していました。
可愛らしい恋人たちの絵に交じって一枚だけカタツムリの絵があります。
私はびっくりしていました。
殻を背負った可愛いカタツムリが貝の殻を背負ってすましている。
タイトルを見ると「エレガントですね」そう書かれていました。
カタツムリ仲間のセンセイにもなんとなく見せてあげると面白かろうと思います。
それで、撮影禁止だったので、図録はないだろうかと探しますが、ありませんでした。
私は、お会計場で決死の思いで尋ねました。
「カタツムリの絵があったのですが、図録はないですか?」
話の種にと思っただけなのですが、気づくと必死でした。
ないですと言われて尚もくいさがりました。
「写真撮ってはダメですか?」
著作権の関係でダメだと言います。
せめて絵葉書が欲しかったと、シオシオになりながら、会計場を後にしました。
私は詩が好きです。
ペイネの絵は、私が書く詩に似ていました。
「描く詩人だなぁ」
私は本当は本を買おうと思っていました。しかし、重くなるし注文すれば本屋で買えるしと思いました。
でも展示があるところでしか買えないお気に入りの絵葉書を何枚か購入するのは自分に許しました。
ペイネの本は、いずれ買うかもしれないな。
そう思いました。
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