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【医学部の再試験】「再試怖い」あなたへ。再試になる仕組み・本試との違い・一発合格する勉強法を、留年回避の視点で解説【リーフェ医学情報】

この記事の概要

  • 医学部の再試験は、一般的な他学部とは「重み」がまったく異なります。1科目の不合格が留年、場合によっては放校処分にまで直結する制度であり、実際に医学部医学科の最低修業年限での卒業率は全国平均84.9%です。裏を返せば、約15%の学生が6年で卒業できていません。

  • 再試になる学生には共通する失敗パターンがあります。本記事では、情報収集の遅れ、勉強開始の遅れ、理解と暗記のバランス崩壊、出席・レポート不備、メンタルの崩れという5つの典型パターンを整理し、実際の改善方法まで落とし込みます。

  • 再試発表直後の「48時間プラン」、「直前1週間モデルスケジュール」、そしてメンタルマネジメントまで、"今この瞬間から使える" 実践的レベルで提示します。

この記事の結論

「再試怖い」は、制度理解と戦略設計によって必ず制御できる。

医学部の再試験が怖いのは、その仕組みを正しく理解していないからです。再試は「本試より易しい救済措置」ではなく、むしろ論述比率が高まり難化するケースも多い、進級・退学リスクと不可分の制度です。

しかし逆に言えば、①情報戦(過去問・レジュメ・教官情報)を制し、②過去問3周+難関科目5STEPで「説明できるレベル」まで仕上げ、③48時間/1週間/3週間という時間軸で逆算スケジュールを組み、④出席・レポートという受験資格を死守し、⑤不安を具体的行動に変換するメンタル設計を実装すれば、再試は「制御可能なイベント」に変わります。

本試一発合格こそ最大の再試対策であり、万一再試になっても本記事の戦略を実行すれば、一発合格は十分に射程内です。再試を恐れる時間を、再試を制御する行動に変えていきましょう。

著者紹介|リーフェ医学情報 竹田美穂(医学部5年生)

某私立医学部に在籍。3浪・1留を経験し、挫折や失敗を重ねながら医学を学んできた現役医学生。リーフェ医学情報では、医学生・医療系学生・医学生の親に向けて、「同じ目線で寄り添う医学情報」を軸に、国家試験や医学知識をわかりやすく整理して発信することを目標に執筆中。

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はじめに|なぜ「再試怖い」と感じてしまうのか

医学部では、1科目でも不合格の状態だと進級ができません。
したがって、再試験にかかるということは、留年の道へ一歩踏み込んだ状態であるということになります。

これは、1年生の試験からいきなり適応されます。医学部に入学した瞬間から、私たちは「試験に落ちる恐怖」と6年間付き合い続けることになるのです。

医学部の再試験は他学部の再試験とは「重み」がまったく違います。文部科学省の令和5年度データに基づくと、医学部医学科のストレート卒業率は全国平均でおよそ84.9%(内訳は国立87.1%、公立87.9%、私立81.4%)。裏を返せば、入学者の約15%が6年間で卒業できていない計算になります。

つまり、医学部における「再試験」は、単なる追試ではなく、留年・退学・人生設計の遅延に直結する決定的なイベントなのです。

私自身、1年生のときにこの重みを理解していませんでした。
再試にひっかかったときも、「なんだかんだ受かるだろう」と思っていました。さらに、コロナ禍の前後で「上の代は救済措置で全員進級できたらしい」「出席や課題をちゃんとしていれば、成績が悪くても何とかなるらしい」という噂を、どこかで信じていました。いま振り返ると、それは制度理解ではなく、ただの希望的観測でした。
しかも再試勉強中の私は、過去問を解きながらYouTubeを流していました。机には向かっているのに、内容はまったく頭に入っていない。勉強している“つもり”だけが積み上がっていたのです。結果として私は、その再試に落ちて留年しました。

再試において怖いのは、努力不足そのものよりも、「制度を知らないまま、間違った安心感に寄りかかってしまうこと」のほうが危険だということです。


第1章|医学部の試験制度の全体像|なぜ「再試」が制度として存在するのか

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