第一回配本 林 芙美子「奈落・蛇の皮」
こんにちは、西立書籍館です。
西立書籍館では現在、埋もれてしまった近代文学作品の発掘、電子書籍化を行っています。そしてその成果物として、今回、林芙美子「奈落・蛇の皮」を Amazon Kindle にて配本開始しました。
林芙美子は没後75年以上たった今なお「放浪記」や「風琴と魚の町」など多くの作品が愛され続けています。ただ、作品数が非常に多いためか、全集や単行本に収録されずに埋もれてしまったものも多々あり、その作品をすべて踏破しようとすると少々困難が伴います。
今回配本した林芙美子「奈落・蛇の皮」には初期短編の「かにの宿」「蛇の皮」「山裾」 、単行本未収録の「帆柱」「奈落」、女流文学賞受賞作「晩菊」、絶筆となった「菊尾花」など林芙美子作品全二十一篇と「蛇の皮」の関連作として水守亀之助「林芙美子・蛇は寸にして呑む」を収録しています。そして、その中の「奈落」「蛇の皮」「山裾」「かにの宿」「帆柱」の五作品は、2026年2月現在、青空文庫でも国立国会図書館デジタルコレクションでも読むことが出来ません。
林芙美子は好きだけど、「奈落」や「蛇の皮」、「山裾」はまだ読んだことがないという方、全作品読破に向けて、電子書籍で読んでみるのはいかがでしょうか。
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