AIアプリの使い分けがわからない人へ。8本を用途別に整理した
スマホにAIアプリが増えた...
ChatGPT、Claude、Gemini……気づいたら5本も6本も入っている。でも結局、どれを開けばいいかわからなくて、なんとなく使い慣れたやつだけ使っている。
そういう人に向けて書く。
難しい話はしません。「この用途ならこのアプリ」をシンプルに整理するだけです。
まず結論から:用途別の早見表

これだけで解決する人は、もう読まなくていい。
もう少し詳しく知りたい人は続きを読んでほしい。
▣用途別・詳しい解説
🌐「今すぐ何かを調べたい」→ Perplexity

検索に一番近いAIアプリだ。
質問すると、ウェブ上の最新情報をリアルタイムで拾いながら答えてくれる。しかも出典(情報源)が必ず表示される。どのサイトから持ってきた情報かが一目でわかるので、信頼性を自分で確認できる。
ニュース、価格調査、商品比較、近くのお店探し。「とにかく今知りたい」という場面で開くアプリとして手元に置いておきたい。
🌐「ウェブ操作ごとAIに任せたい」→ Comet
PerplexityがつくったAIブラウザアプリだ。
Perplexityの検索機能がブラウザに統合されていて、「このページを要約して」「このサイトで◯◯を探して」といった指示をAIに出しながらウェブを使える。AIがブラウジングを代わりに動いてくれるエージェント機能も搭載されている。
Perplexityと何が違うのか、という話をすると——Perplexityが「質問に答えるAI」なら、Cometは「ウェブ上での作業を一緒にやってくれるAI」に近い。調べて終わりではなく、調べた先の操作まで任せたいときに使う。
🌐「文章を書く・整える」→ Claude
ライティングに使うなら、現時点でClaudeが頭ひとつ抜けている。
長い文章でも文脈を見失わない。指示の意図を汲み取る精度が高い。「もっとカジュアルに」「箇条書きをやめて文章にして」といった細かいリクエストにも素直に対応する。
ブログ記事、メール、SNS投稿、報告書。文章に関わる作業全般で使える。
🌐「画像も使いたい・Googleと連携したい」→ Gemini
GoogleのAIアプリで、GoogleフォトやGoogleドライブとの連携が強みだ。
写真を見せながら「この料理のレシピを教えて」「このグラフを説明して」といった使い方ができる。GmailやGoogleカレンダーとの連携も進んでいるので、Google系サービスをふだんから使っている人には馴染みやすい。
画像をからめた質問や、Google環境でのタスク管理に向いている。
🌐「とりあえず何でも聞きたい」→ ChatGPT
迷ったらこれを開けばいい、というアプリだ。
テキスト、画像、音声、ファイル読み込みと対応範囲が広く、追加機能(GPTs)も豊富。AIアプリの中でもっとも使っている人口が多いので、「こういう使い方できる?」と試してみたとき、たいていのことには答えてくれる。
特定の用途には他のアプリが勝つ場面もあるが、「何をしたいか決まっていない」ときの最初の一手としては今もっとも安定している。
🌐 「深く調べてまとめたい」→ Genspark
複数の情報源を横断して調べ、レポートや資料にまとめる作業が得意なアプリだ。
「ディープリサーチ」機能を使うと、テーマを投げるだけでAIが自律的に情報収集・整理・まとめまでやってくれる。旅行計画、市場調査、競合比較など、ざっと調べるだけでは足りない場面で力を発揮する。
「もっと深く知りたい」という場面で使う、一段上の調査ツールと思っておくといい。
🌐「SNS・最新トレンドを拾いたい」→ Grok
X(旧Twitter)を運営するxAIが開発したAIで、X上のリアルタイムデータにアクセスできる唯一のAIアプリだ。
今SNSで何が話題になっているか、どんな言葉が盛り上がっているか。そういった「今この瞬間のネット空気感」を拾うのに向いている。他のAIは持っていないアクセス権限を持っているので、トレンドリサーチ用途では代替がない。
🌐「仕事でOfficeを使っている」→ Copilot
MicrosoftのAIで、Word・Excel・Teams・Outlookと直接つながっている。
Excelの数式を作ってもらう、Wordの文章を要約する、会議の議事録を自動で作成する。OfficeソフトをふだんBから使っている人にとっては、他のどのAIアプリよりも実務に直結する。
「AIを使いたいけど仕事の文脈から離れたくない」という人に向いている。
▣結局、何本入れればいいのか
全部入れる必要はない。
自分の生活や仕事のパターンを振り返って、「調べ物が多い人」「文章を書く人」「仕事でOfficeを使う人」など、自分に合う2〜3本に絞って使い込んだほうが、間違いなく使いこなせるようになる。
アプリを増やすより、1本を深く使う。
それが、AIを道具として使いこなす最初の一歩だと思っている。
