レジ打ち中に蚊を誘惑したらお客様にドン引きされた話
バイトでレジ打ちをしていると、お客様対応をしている時に、視界の隅に黒い小さい虫が飛んでいることがある。
夏のこの時期にそいつを見つけた場合、99%蚊である。
お客様が支払いをしている隙に、視界に見える蚊を凝視し、わざと腕を見せびらかせて誘惑し、腕に止まったところを「フンッッッッッ」と力を入れると、蚊は針が抜けなくなる。
そこをスパァァァッァァン!!!!!!!!とトドメを刺せば終了。
こんな感じでスムーズに行けばいいのだが、現実はそう甘くない。
まず、レジ袋に物を詰めているときに刺されたら何もできない。
お客様のレジ袋に商品を詰めながら、腕に全集中して「フンッッッッッ」と力んでいたところ、なぜか同時に息まで止めてしまい、激しくむせ返ってお客様から哀れみとドン引きの視線を浴びたことがある。
そして、意外に腕に吸い付くことなくうろちょろしまくっている蚊だと、逆に始末しづらい。
スパァァァッァァン!!!!!!!!
スパァァァッァァン!!!!!!!!
スパァァァッァァン!!!!!!!!
と私の手拍子が店内に鳴り響くだけで、結局退治できない時もある。
くっそ〜あの蚊どこに行ったんだ〜?と思いながらバックヤードに戻ると、すでに蚊に刺されていたりする。
あいつらはどのタイミングでどんな速さで吸ってんの?
私が働いているバイト先はかなり虫が多い。
例えばゴキブリ。
開店作業をしている時に、レジの下からぬっとゴキブリが出てきた。
黒い光っていて逃げ足が速い。
そんなやつゴキブリしかいない。
「〇〇くん!!!ゴキブリ出たわ!!!!!」
「ヒェェェェ?!?!?!?!?!?!」
一緒にシフトに入っていた男子大学生に声をかけると、めちゃくちゃビビっていた。すでに腰が引けている。
そんなやつと私でゴキブリはどうすることもできず、結局レジ下に隠れたまま、消息不明となった。
そして2匹目。
これも開店準備をしていたら、バックルームからムカデが出てきた。
大きさはそうでもないんだけど、細くて長いタイプのムカデ。
私は例のゴキブリ事件でシフトが同じ男子大学生は頼りにならないと思ったので、自力で対処することにした。
でもゴキブリに比べたらムカデなんてお茶のこさいさい。
どんだけのそのそ歩いてんだよって話。
虫に効くっていうスプレーをこれでもかと振りかける。
3秒くらいして、くたばったかなと思い、ティッシュで包み込もうとしたら、
ニョキ
まだ生きてんじゃねーか!!!!!!!!
「生きてるなら生きてるって意思表示してくれよな……」と心で毒づきつつ追いスプレーをかけ、大量のティッシュで厳重に密閉。
「自分の手から離れれば、私は安全!!」の精神でそのままバックヤードから店内を爆走し、ゴミ箱へ叩き込んだ。
皆さんは、数ある虫の中で「この虫だけは無理!!!」っていう虫、いますか?
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大相撲好きなで肩女子大生に、執筆時のコーヒー代を奢ってくだされぇぇぇ!!!泣いて喜びます!!!