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創作大賞2026/応募作品「歩み」第6章:本来のピュアさを取り戻す

レイキを学び、
人にヒーリングをするようになった頃、
忘れられない出会いがあった。

あるクライアントさんだった。
その方は、驚くほど純粋な人だった。

「世の中に、これほどまでにピュアな人って
本当にいるんだ」
私は、その純粋さに心を震わせた。

けれど同時に、自分と比べてしまった。

「私はピュアじゃない!」

彼女が来店する度に、比較してしまう自分がいた。

「どうしたら彼女のようにピュアになれるのだろう?」

それは、
私の中の幾つかある、大きなテーマの1つになった。
その答えも探すように、
様々なヒーリングを学び続けていった。

ライタリアンレイキを受講してから
半年ほど経った頃
チャネリングスクールに通い始めた。

最終日、生徒同士の練習の中で、
練習相手から
「白い光のワークを探す旅に出なさい」
と言われた。

その言葉をきっかけに
白い光のワークというエネルギーを探し始めた。

自分でチャネリングをして、
初めてヒーリングエネルギーを降ろす
という体験をした。

受講生の第1号は、私だった。

約3か月後の2006年3月、
白い光のワークというエネルギー伝授を
公開するところまで進んだ。
その時、
「ひとつのものが完成した」
という感覚があった。

その頃、偶然なのか必然なのか、
ピュアなクライアントさんが
久しぶりにヒーリングを受けに来た。

クライアントさんが帰った後、
ふと気づいた事があった。

以前まで彼女に感じていた、
彼女のピュアさへの憧れや、
自分と比べて落ち込んでしまう気持ち。

その感覚が、なくなっていた。

感じていたのは、
「やっと本来のピュアさに戻った」
という感覚だった。

「凄く嬉しかった。」
涙が出てきた。
嬉しくて泣いたのは、どのくらいぶりだろう。

彼女と出会ってから、
自分の純粋さを取り戻すまで、
6年近くの時間が流れていた。

彼女は、
私にとって「道しるべ」のような
存在だったのかもしれない。


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